高校の面接でよく聞かれることは？よくある質問と回答例を紹介

こんにちは！四谷学院個別指導教室の古川です。

高校受験では、学力試験だけでなく面接も課される場合があります。
そのため、面接を受ける方は、何を聞かれるのか不安に思うこともあるでしょう。

本記事では、面接に悩んでいる方向けに、面接の際によく聞かれることや回答例、気を付けるポイントなどを解説します。

高校受験の面接の際に聞かれること9選

高校受験の面接では、以下のような内容を質問されます。

• 志望動機
• 入学後にやりたいこと
• 中学で頑張ったこと
• 将来の夢
• 短所や長所
• 得意科目や苦手科目
• 趣味
• 尊敬している人
• 時事問題について

ここでは、これらを質問される理由や回答例について解説します。

志望動機

志望動機は、受験生の目標や合格への熱意、積極性を判断するために質問されます。回答に高校の特色や強みを反映すると、その高校の研究をしてきたことをアピールできます。

（回答例）
私は、将来語学に携わる仕事に就きたいため、国際交流に力を入れている貴校を志望しました。

入学後にやりたいこと

高校入学後に何をしたいかを尋ねる理由は、高校生活の目標や頑張りたいことを通じて、将来についてどのように考えているかを把握するためです。
取り組みたいことを具体的に伝えて、面接官にアピールしましょう。

（回答例）
私は、中学時代に打ち込んでいた吹奏楽を高校でも続け、多くの人に音楽の楽しさや面白さを伝えられる演奏ができるよう、練習に取り組みたいと考えています。

中学で頑張ったこと

中学時代に頑張ったことに関する質問は、出来事を通して何を学び、どのように活かしたかを確認するために聞かれています。
結果よりも過程を見ていることが多いため、自分がどのように努力したのかを具体的に伝えましょう。

（回答例）
私は、中学時代サッカー部に所属して日々練習に打ち込み、最後の大会では初めて準優勝をつかむことができました。この経験から、諦めずに練習に取り組むことは、必ず結果につながっていることが学べたので、これからは自分が苦手なことも諦めず挑戦し続けていきたいと思っています。

将来の夢

将来の夢についての質問は、その夢を実現するために具体的に考えていることがあるか、確認するためのものです。
夢の実現に向けてすでに頑張っていることがあれば、アピールしましょう。

（回答例）
私は、将来通訳や翻訳といった国際的な仕事に就きたいと考えています。そのため、英語の読み書きができるように毎日勉強しています。

短所や長所

短所や長所を尋ねる質問では、しっかり自己分析ができる人かどうかを見られています。
短所は改善・克服につなげる努力、長所は他人から褒められた具体的なエピソードなどを含めて回答しましょう。

（回答例）
私は、人見知りしやすいことが短所だったため、ボランティア活動に参加し、積極的に人に話かけるように努力しています。ボランティア活動のなかでは、「いつも笑顔で活動してくれているね」と言っていただいたことがあり、どのようなときも明るく物事に取り組めることが私の長所だと思っています。

得意科目や苦手科目

得意科目や苦手科目に関する質問では、学習への取り組み方や向上心の有無を確認されます。
得意科目については得意な理由や具体的な勉強方法、苦手科目はどのようにして克服しようとしているかなどを回答しましょう。

（回答例）
私は本を読むのが好きなので、人物の心情や表現を解答する国語が得意です。反対に、英語が苦手なので、海外小説の翻訳版と原文を見比べながら、どのような意味や表現になるのかを勉強しています。

趣味

面接で趣味を聞く理由は、どのようなことに関心があるか、どれくらいの熱量で取り組んでいるかを把握するためです。また、趣味の内容をわかりやすく説明できるか、表現や語彙などを見られていることもあります。

（回答例）
私は釣りが趣味です。父に連れて行ってもらったのがきっかけで、今では父と一緒にどうしたら魚が餌に食いつくのか、種類や動かし方などを研究しています。

尊敬している人

尊敬している人について尋ねるときは、受験生の人柄や価値観を見られています。
誰を尊敬しているかを明確に答え、その理由を具体的に説明しましょう。 この質問に対する回答は、身近な人物ではなく、歴史上の人物でも構いません。

（回答例）
私は坂本龍馬を尊敬しています。彼は新しい文化にいち早く触れ、新時代に向かって多くの仲間と行動したからです。私も、新しいことに物怖じせずに、チャレンジしていきたいと考えています。

時事問題について

面接で時事問題を尋ねられるときは、どのような出来事に関心を持っているか、その出来事についてどう考えているかが見られています。
興味があるニュースを伝えるだけでなく、そのニュースから何を思ったか、ニュースを見てから始めた行動なども回答に含めるとよいでしょう。

（回答例）
私が興味を持ったのは、台風で公共交通機関が止まり多くの人に影響を与えたニュースです。交通機関のマヒによって定休日とする会社が多くあったため、リモートワークなど出社の必要がない働き方は天候が悪いときにもメリットがあるのだと感じました。

高校受験の面接では何を見られている？

高校受験の面接では、身だしなみ・言葉遣い・態度・回答の内容など、さまざまな部分を見られています。

面接官は、このほかに受験生の人柄や「高校が求める人物像」に合っているかどうかを見ています。
そのため、面接の回答では自分の言葉でアピールすることが重要です。

高校受験の面接で気を付けるべきポイント

高校受験の面接では、まずマナーに気を付けましょう。

入退室時の行動や服装・髪形・言葉づかいなど、基本的なマナーが守られていないと面接官へ与える印象が悪くなります。

そのため、質問事項を想定した回答を考えるよりも先に、きちんとマナーを身に付けましょう。

また面接では、言葉に詰まって回答できなかったり、用意していた回答が前の人と被ったりすることもあります。
そのような場合でも、慌てずに自分の回答をしっかりと伝えることが大切です。

想定していなかった質問をされて回答が思い浮かばないときは、「少し時間をいただけますか？」と面接官に伝えれば問題ありません。

そして、回答を伝える際には、まず結論を伝えることを意識しましょう。

これは、先に結論を伝えることで、何を伝えたいのかがわかりやすくなるからです。

結論→理由→エピソードの順序で文章を組み立てて、伝わりやすい回答を考えましょう。

四谷学院の個別指導で高校合格を目指そう！

高校の面接では、様々なことを質問されます。まずはその質問に対して、適切に回答をできるように練習をすることが大事です。

また、面接の練習を何度もして場慣れすることも大切です。

四谷学院の個別指導教室では、模擬面接をはじめとする面接対策も行っており、自信を持って面接に臨めるようにサポートしています。

また、講師1名に対して生徒1～2名の完全個別指導形式で授業を行い、生徒の理解度や進度に合わせたカリキュラムを用意しています。
苦手科目も克服しやすく、合格へ向けた学力をしっかりと身に付けられます。

さらに、高校受験に関するサポートとして、個別の進路相談や志望校に関する相談などができる面談を定期的に実施しています。

四谷学院では、生徒の高校受験を総合的にサポートしているので、高校受験にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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