中学の受験科目「国語」の勉強法のポイントを解説
最終更新日:2023/12/08
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験の国語では、単なる文章の読解だけでなく、言葉の意味の理解や自分の意見を的確に述べる力も求められることをご存じでしょうか?
本記事では、中学受験の国語の効果的な勉強法や、勉強を始めるタイミングなどを詳しく解説します。
記事の後半では、国語が苦手な子どもを持つ親のサポートについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
中学の受験科目「国語」の特徴
中学受験の国語では、熟語や漢字の意味、ことわざ、読解など幅広い内容が出題されます。
最近では、自分の意見を述べる問題やグラフ・図を読み取る問題も増えており、思考力が問われます。
そのため、国語で高得点を狙うには、問題を理解して解答する能力や速く正確に読む能力、自分の考えを明確に文章にする能力が必要です。
中学受験科目の「国語」のおすすめ勉強法
中学受験の国語対策では、まず漢字や慣用句の学習を毎日行う習慣をつけることが大切です。漢字や慣用句は毎日繰り返すと、記憶に定着しやすくなります。
また読むスピードや読解力をアップさせるために、読書習慣をつけるのもおすすめです。
最近では自分の考えを表現する能力も問われるため、新聞や本の短い文章を書き写すなどして文章を書く練習も行いましょう。
国語はいつから勉強を始めるべきか
中学受験に備えた国語の勉強を本格的に始める時期は新4年生からが一般的です。
とはいえ、新4年生になる前に何もしなくていいというわけではないため、低学年のうちに読みと書きの基礎をしっかりと固めておくことをおすすめします。
保護者が勉強をサポートしたり一緒に本を読んだりして、自然と知識が定着するような環境を作ることが大切です。
国語で鍛えた読解力はほかの科目でも役立ちます。そのため、国語の勉強を早くに始めれば大きなメリットを得られます。
国語が苦手な子どもの中学受験のサポートは何をする?
自分の子どもが国語に苦手意識を持っている場合に、親ができるサポートを3つ紹介します。
1.活字に触れる機会を増やす
国語が苦手な子どもにとって、活字を読むハードルは高いことが考えられます。
活字を克服するためには、図書館や本屋に行って本を読むなど活字に触れる機会を増やし、興味を引き出すことが大切です。
2.子どもとの会話を積極的にする
国語の力を身に付けるためには、単に活字を読むだけではなく、会話も重要です。
子どもは、親との会話のなかで語彙力を育んでいきます。日常での出来事や学んだ内容などについて話すことで子どもの理解が深まり、記憶に定着しやすくなります。
また、子どもからの質問に対しては丁寧に答えましょう。
3.子どもを積極的にほめる
子どもはほめられると自信がつき、モチベーションが高まります。
テストでよい点を取ったときや努力をしたときなどに積極的にほめると、子どもの向上心を育めます。
なかなか問題が解けない場合や間違いが多い場合でも否定的な声かけは避け、自分で取り組んだことや頑張ったことなどを評価してあげましょう。
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