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高校受験で塾にかかる費用はどれくらい?授業形態別の費用相場や節約方法も解説

最終更新日:2023/02/17


※この記事は約5分で読めます。

高校受験対策として、塾通いを検討しているご家庭も多いことでしょう。しかし、塾を選ぶ際に気になるのが、やはり費用です。高校受験のために塾へ通う場合、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか。塾費用を節約する方法も、あるならば知っておきたいものです。

そこでこの記事では、高校受験で塾にかかる費用の平均値や相場を具体的な数値を挙げて紹介します。塾費用の節約に役立つチェックポイントなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

高校受験で塾にかかる費用

最初に、中学生の塾にかかる費用の平均値を見ていきましょう。なお、ここで紹介する数値は、文部科学省が実施した「令和3年度子供の学習費調査」からの引用です。

塾にかかる年間費用の平均

学校外活動費のうち、補助学習費(家庭内学習費・通信教育や家庭教師費・学習塾費など)の3学年全体の年間費用平均は、公立中学校で303,136円、私立中学校で262,322円と公立中学校のほうがわずかに高めです。

補助学習費のうち学習塾費だけを見ると、3学年全体の年間費用平均は公立中学校で250,196円、私立中学校で175,435円とその差がさらに大きくなります。

しかし、塾費用の金額分布を見ると、公立中学校・私立中学校ともに年間40万円以上かけているグループが最も多くなっており、年間1円以上支出者のみに限ってみると平均額にそれほど大きな差はありません。

補助学習費の年間平均費用と学習費の年間平均費用(いずれも3学年全体)

公立中学校私立中学校
補助学習費の年間費用平均303,136円262,322円
補助学習費のうち学習塾費のみの年間費用平均250,196円175,435円

中学生の学習塾費の金額分布

0円~1万円未満~5万円未満~10万円未満~20万円未満~30万円未満~40万円未満40万円以上
公立29.6%1.6%4.0%4.6%11.0%10.7%11.7%26.9%
私立46.1%1.5%4.0%6.1%9.2%10.5%6.9%15.6%

年間1円以上支出者のみの平均額
公立中学校:35万6千円
私立中学校:32万6千円

引用:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査:調査結果の概要」

塾にかかる学年別の年間費用

学習塾費を学年ごとに見てみると、どの学年でも公立中学で年間平均費用が高くなっており、特に中学3年生では私立中学と公立中学の差は約17万円にもなります。

このような大きな差が生じるのは、私立中学では塾へ通っている生徒自体が少ないことや中高一貫校が多いこと、一方で公立中学校の生徒は高校受験対策で季節講習や特別講習を受ける場合が多いことなどが理由でしょう。

学年別補助学習費(学習塾費の年間費用)

公立中学校私立中学校
3学年の平均250,196円175,435円
第1学年156,032円126,795円
第2学年203,859円181,436円
第3学年389,861円219,276円

引用:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査:調査結果の概要」

授業形態別の費用相場

次は、塾の授業形態別の費用相場を見ていきましょう。

集団塾個別指導塾
入会金2~3万円2~3万円
授業料(年額)1・2年:30~50万円
3年:40~60万円
(選択する講義数による)
1・2年:40~60万円
3年:50~80万円
(授業回数による)
季節講習費・特別講習費15~30万円
(季節ごと・選択する講義数による)
10~30万円
(授業回数による)
教材費0~数万円0~10万円
模試費用0~5万円1回数千円、年間5万円
諸経費(教室維持費など)3~5万円3~5万円
年間費用1・2年:40~60万円
3年:70~90万円
1・2年:60~80万円
3年:80~120万円

これらのほか、塾の場所や講義時間によっては交通費や食費なども必要です。

なお、年間費用を見ると文部科学省発表の数値と大きくかけ離れていますが、これは文部科学省のデータには通塾していない人も含まれていることが原因と考えられます。

授業料を節約する方法

このように、高校受験対策の塾費用はけっして安いものではありません。しかし、塾選びの際にちょっとした注意や工夫をするだけで、費用の節約は可能です。ここからは、授業料をはじめとした塾費用を抑えるポイントを紹介します。

子どもに合う塾を選ぶ

塾選びの際には、子どもに合う塾を選ぶようにしましょう。

塾に通うのは、親ではなく子ども自身です。子どもの個性や意見、目的を無視して塾を選ぶと、塾になじめなかったり思うように成績が伸びなかったりして、結果としてほかの塾に再入塾することになりかねません。すると、塾の再選定に時間がかかるうえに入会金などが再度必要となるため、時間も費用も無駄になってしまいます。

このような無駄遣いを防ぐためにも、塾選びの際には親子でしっかり相談し、子ども自身が「通いたい」と思える塾を選ぶようにしましょう。

本当に必要な科目のみを受講する

授業料は科目数に比例するため、本当に指導が必要な科目に絞って塾を利用すれば授業料を抑えられます。科目数や授業数が少ない場合は、集団塾よりも個別指導塾のほうが安価で済むこともあるため、要チェックです。

また、一般的に進学塾よりも授業のフォローをメインとする補習塾のほうが費用は抑えられます。第一志望校が公立高校ならば、難関私立高校や国立高校のような特別な対策は必要ないため、子どもの希望や学力によっては補習塾を選ぶのもアリでしょう。

授業料以外の費用をチェックする

毎月かかる授業料だけではなく、追加で必要となる季節講習費や教材費、模試費用などもしっかりチェックしておきましょう。

月の授業料が相場より安い塾では、季節講習費などが高く設定されていることもあるようです。たとえそうでない場合でも、季節講習費は通常の授業料とは別に必要であることをしっかり理解しておかなければなりません。

あとから慌てないためにも、入塾前に年額でどれくらい費用が必要かを塾に確認しておきましょう。

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高校受験をより有利に進めるためには、やはり塾に通うのがおすすめです。しかしながら、塾費用はけっして安くはありません。塾選びに失敗して後悔するのは、極力避けたいものです。

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