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高校受験の全体の流れ(スケジュール)を解説!受験前に知っておきたい高校入試について

最終更新日:2025/05/22

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

高校受験で後悔をしないためには、年間スケジュールを大まかに把握しておき、早めに準備を始めることが大切です。全体の流れを理解しておけば、「いつまでに何をすべきか」が明確になり、余裕を持って対策できます。

そこで今回は、中学3年生の4月から受験本番までの大まかな流れと、高校受験の仕組みについて解説します。受験勉強を本格的に始める前に知っておきたいポイントをまとめていますので、参考にしてください。

高校受験の大まかな流れ(年間スケジュール)

ここでは、中学3年生の4月から受験本番までの大まかなスケジュールをご紹介します。

4月~5月:志望校を考える

高校受験の準備は、志望校の候補を考えることから始まります。以下のポイントを参考に、気になる高校をリストアップして比較・検討しましょう。

  • 学科(普通科、総合学科、専門学科など)
  • 国公立か私立か
  • 大学進学や就職の実績
  • 部活動やその実績
  • 通学の利便
  • 制度やイベントの有無(留学制度、文化祭など)
  • 教育方針(文武両道、学業重視など)
  • 偏差値

6月~7月:学校説明会への参加・三者面談

6月以降は、学校説明会など、高校を見学できる機会が増える時期です。
学校に足を運ぶことで、パンフレットや公式ホームページだけではわからない、実際の雰囲気や施設の充実度を体感できます。

見学の際は親子で参加することで共通認識が持ちやすくなり、納得のいく学校選びにつながるでしょう。

夏休み前には、中学校の担任・保護者・生徒での三者面談を行い、志望校を絞り込みます。

そのため、学校のリストアップや比較・検討、説明会などで得た情報をもとに、志望校への考えを事前に整理しておくことが大切です。

夏休み期間中:体験入学

夏休み中は、多くの高校で体験入学が実施されます。校舎の見学だけでなく、授業や部活動を体験することで、学校の雰囲気や特色をより深く理解できます。

特に、複数の志望校で迷っている場合は、できるだけ多くの体験入学に参加することが大切です。
中には、10月ごろまで見学会を実施している学校もあります。夏休み中の参加が難しくともあきらめず、志望校のスケジュールを早めに確認してみましょう。

10月~11月:二者面談

10月~11月には、生徒と担任による二者面談が行われます。この面談では、2学期の中間テストの結果をもとに志望校への到達度が判断されるため、9月までの努力が重要になります。

もちろん、その後のがんばり次第で成績を伸ばすことは十分可能です。
しかし、この面談を一つの目標として意識し、早めに勉強を進めておくことで、安心して受験対策に取り組めるでしょう。

また、私立専願にするか、公立と私立を併願するかなど、入試方式についても確認します。
特に、私立高校を第一志望とする方は、推薦入試も視野に入れて準備を進めておきましょう。

12月:内申点の確定・三者面談

11月中旬から12月上旬にかけて、内申点が確定します。評価の対象となるのは、2学期制の学校では後期の中間テストまで、3学期制では2学期の期末テストまでの成績です。

推薦入試を受ける場合は、確定した内申点が志望校の推薦基準を満たすかによって、出願の可否が決まります。

そして、12月に行われる三者面談では、内申点や模試の結果をもとに志望校を最終決定します。

1月~3月:出願・入学試験

いよいよ願書を提出し、入学試験に臨む時期です。

推薦入試は、1月下旬に出願し、2月初旬以降に入学試験本番を迎えます。一般入試は、2月中旬から出願が始まり、そのあとに試験が実施されるのが一般的です。

ただし、具体的な日程は都道府県や学校によって異なるため、必ず募集要項を確認し、中学校の担任にも共有しておきましょう。

高校入試によくある疑問

ここからは、入試までに知っておきたい高校受験の仕組みをご紹介します。

推薦入試と一般入試の違いは?

推薦入試では学力試験が課されないことが多く、主に内申点や面接、小論文の結果によって合否が決まります。

受験には、中学校長からの推薦が必要で、内申点などが高校の定めた基準を満たしていることが条件です。また、スポーツや文化活動などで優秀な実績を残した生徒は、特別推薦を受けられる場合もあります。

一方、一般入試は高校が実施する学力試験の結果によって合否を判定する点が、推薦入試との違いです。ただし、学力試験に加え、面接や内申書の内容も評価対象となるケースがあります。

私立高校と公立高校の違いは?

私立高校は学校法人が運営を行っており、教育方針や校風の自由度が高いのが特徴です。独自のカリキュラムで授業を進める学校が多く、特色ある教育が行われています。

ただし、学費は公立高校と比較して高い傾向があります。さらに、進学実績が優れている学校や教育内容に定評のある学校は、受験倍率も高くなりがちです。

対して、公立高校は都道府県や市町村といった自治体が運営を行います。学費が比較的安価で志願者が集まりやすく、倍率が高くなるケースがあります。授業は文部科学省の学習指導要領に基づいて行われ、どの学校でも一定水準の教育内容が保証されています。

出願はいつまでに行えばいい?

出願の目安は、推薦入試が1月下旬ごろ、一般入試が2月中旬ごろとされています。
ただし、先述のとおり学校によって日程は異なるため、必ず各高校のホームページや募集要項で最新の情報を確認しましょう。

また、中学校で出願手続きをサポートしている場合があります。スケジュール管理に不安がある方は、早めに担任へ相談することをおすすめします。願書の提出が遅れると受験ができなくなる可能性があるため、直前で慌てないように、余裕を持って準備しましょう。

難関高校を目指す場合は早めの対策を

難関高校を目指す場合、中学3年生から対策を始めると間に合わないことがあります。
志望校合格を目指すなら、中学1年生や2年生の段階から準備を始め、学力や内申点を着実に伸ばすための時間を確保しましょう。

面接や小論文の対策、苦手科目の克服を効率的に進めるには、予備校や塾を活用するのがおすすめです。特に、早期から苦手科目の克服に取り組めば、定期テストや一般入試の対策にも余裕を持って対応できるようになるでしょう。

まとめ

中学3年生から高校入試本番までは、勉強だけでなく、志望校のリストアップや学校見学、願書の提出など、さまざまな準備が必要です。また、高校には私立と公立があり、学校ごとに特色が異なります。中学校の担任や家族に相談しながら、志望校を絞り込みましょう。

また、理想とする高校に進むためには、早い時期から受験の準備を始めることが大切です。志望校や入試方式がまだ決まっていない場合でも、塾や予備校を上手に活用し、内申点を意識した学校生活を心がけましょう。

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また、授業報告書の提供や受験コンサルタントによる進路指導、保護者面談など、志望校合格をサポートする体制も充実しており、安心して学習に取り組むことができます。

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