大学受験に漢字対策が必要なワケ!おすすめの勉強方法も紹介
最終更新日:2021/07/09
大学入試において、漢字は出題数が少なく点数配分も決して高いとはいえません。
そのため、漢字対策は特にしていない方も多いかもしれません。
しかし、漢字は確実な得点源となるだけでなく、語彙力の強化や他教科の得点アップにも役立ちます。対策して損はありません。
今回は、大学受験に漢字対策が必要な理由と、すき間時間の活用にも役立つおすすめの勉強方法を紹介します。
目次
大学受験に漢字対策は必要です!
大学受験になぜ漢字対策が必要なのか、その理由をまず理解しておきましょう。
漢字は貴重な得点源
現代文のなかでも、漢字の配点は多いものではありません。
1問くらいできなくても大丈夫と思っている人もいるでしょう。
しかし、漢字問題は知っていれば必ず得点につながります。「たかが1~2点」かもしれませんが、その1~2点で合否が決まることもあるのです。
入試の倍率が高ければ高いほど、1~2点の差は大きなものとなります。漢字は、合否に直結する貴重な得点源といえるでしょう。
漢字を覚えれば語彙が増える
漢字を勉強すると熟語や例文にふれる機会が増えるため、語彙力がアップします。
もちろん、四字熟語や慣用句に関する知識も身に付いてくるでしょう。
正しく熟語の意味を理解し語彙が豊富になれば、現代文を読み解く力も格段に上がるため、成績アップも期待できます。つまり、漢字対策=読解力を上げる手段の一つ、ともいえるのです。
漢字は他教科の得点アップにも役立つ
「漢字がほかの教科の得点アップにも役立つ」といわれても、ピンと来ないかもしれません。
しかし漢字を勉強しておけば、初めて見る単語でも文字から意味を類推できることがあります。
たとえば、日本史や世界史において史料を読み取り解答する問題では、漢字をもとに選択肢を絞ったり解答に至るヒントを得たりすることも可能です。
小論文では、課題文の意味を把握したり、自分の意見を端的に述べたりするときに漢字が役立つこともあります。
このように考えると、漢字対策はもはや「たかが1点」のためにするものとはいえません。
漢字対策は、他教科の得点アップにもつながる外せないポイントといえます。
おすすめの漢字学習法
書くより先に脳に記憶させる
漢字を覚えるためにひたすら書き取りをする人もいますが、時間がかかる割に効率が悪いので、あまりおすすめはできません。
漢字を効率よく覚えるなら、次の方法を試してみましょう。
- 覚えたい漢字を10秒間しっかり見つめる。
- 目を閉じて、その漢字を10秒間思い浮かべる。
- 目を開けて、何も見ないで漢字を書いてみる。
このように、漢字の形を脳に一度記憶させてから書いてみると、比較的短い時間で漢字を覚えられるようになります。イメージとして脳に焼き付いた記憶は長期間残りやすいからです。
間違えた漢字はすき間時間に復習
正解した漢字を練習する必要はありません。
勉強しなければならないのは、間違えた漢字・不安のある漢字だけです。
予備校や塾の現代文の教材や模試をうまく活用し、自信のない漢字だけをピックアップした専用のノートを作りましょう。
すき間時間に繰り返し復習して、自信を持って本番をむかえましょう。
未知の漢字は漢和辞典をしっかり活用
漢字は、読めて・書けて・意味を理解してはじめて使えるようになります。
知らない漢字は、漢和辞典を使って必ずチェックしましょう。時間はかかりますが、確実に力がついてきます。
漢和辞典を使うのが面倒な場合は、インターネットを利用するのもおすすめです。スマートフォンを使えば、通学時や休憩時間でも漢字を調べられます。
四谷学院の個別指導なら漢字対策もばっちり!
漢字は貴重な得点源ですが、入試対策として漢字指導に力を入れている塾・予備校はあまりありません。しかし、漢字を知っているかどうかで合否が決まることもあります。漢字のミスで泣かないためにも、漢字対策は早めに、そしてこまめにやっておくべきでしょう。
「漢字の勉強の仕方がわからない」「効率よく漢字を勉強して、ほかの教科の点数アップにもつなげたい」という場合は、四谷学院の個別指導にご相談ください。きめ細かな対応が可能な四谷学院の個別指導ならば、漢字対策もばっちりです。とれる点数を確実にとって、志望校合格につなげましょう。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 大学受験の塾選び!いつから?どうやって選ぶ?全部教えます!
次の記事 » 八王子教室の先生方の魅力紹介 ~プロフェッショナル講師編~