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【中学受験】国語の作文問題の特徴や出やすいテーマ・書き方のコツを紹介

最終更新日:2024/06/18


※この記事は約7分で読めます。

こんにちは、四谷学院個別指導教室の古川です。

公立校の中学受験では、作文が出題されることが多い傾向にあります。

また、近年は私立校でも試験で作文を採用する学校が増えており、作文問題対策が必要な生徒が増加しているのが現状です。

この記事では、中学受験の作文問題でよく出題されるテーマや求められる力、そして作文を上達させるコツを詳しく解説していきます。

作文が苦手な方、これから作文対策を始めるという方は、ぜひ参考にしてください。

中学受験の作文問題の特徴

中学受験では、多くの私立校で教科ごとの「学力検査」が課され、公立の中高一貫校では教科を横断した総合的な力を問う「適性検査」が課されます。

特に適性検査では作文問題が出されることが多く、合計配点の約2~3割を占めています。
そのため、合格を目指すうえではしっかりとした対策が必要です。

作文問題では、提示された文章を読んで要旨をつかみ、自分の考えや体験を交えつつ400字程度でまとめるというスタイルが多く見られます。

ただし、実際の出題内容は地域によって異なるので注意しましょう。

また、近年では適性検査型の入試を実施する私立校も増えており、私立校を目指す場合でも作文対策が必要になるケースがあります。

その他、適性検査型の入試ではなくても、国語の学力検査に作文問題が組み込まれている場合もあります。

いずれにしても、学校によって出題形式が異なることから、受験校に合わせた適切な対策が欠かせません。

中学受験の作文の出題傾向(テーマ)

作文問題で出題されやすいテーマには、以下のようなものがあります。

テーマ内容
自分の考えや体験頻出傾向にあるテーマです。自分の意見や体験したことをただ述べるだけではなく「なぜそう思うのか」という根拠までしっかり答える必要があり、深い内容が求められます。
具体的には、以下のような出題が見られます。  

・今までに最も悲しかったこととその理由
・好きな科目とその理由
・これまでに挑戦した経験について など 
コミュニケーション・社会社会生活で必要なことや、社会をよりよくするために必要なことなどを問うテーマです。普段の生活の中で当たり前にしていること・起こっていることに対して、「どのような意味があるのか」を普段から考えるようにすることが大切です。
具体的には、以下のような出題が見られます。  

・なぜルールが必要なのか
・人間関係をよくするために必要なものはなにか
・「情報化社会」についてどう考えるか
・あいさつは、他人や自分に対してどのような働きをするか など  
言語言語に関するテーマです。日常生活で耳にする言葉についてどう考えているか、自分なりの答えを持っておく必要があります。
具体的には、以下のような出題が見られます。

・「おもしろい」と思う文章についての意見
・「読書が与えてくれるもの」とはなにか
・自分が「美しい」と思う日本語について、外国の人に向けたその理由の説明 など  
ニュース・時事問題こちらも頻出傾向にあるテーマです。普段からニュースを見るだけでなく「何が問題なのか」「どういった解決策が求められているか」「自分にはなにができるか」など、自分自身の意見も考えておく必要があります。
具体的には、以下のような出題が見られます。

・地球温暖化を防ぐため、普段の生活で取り組めること
・この1年で気になったニュースとその理由、自分の意見
・持続可能な社会の実現のためにできること など  

ほかにも、自然科学に関する出題やスポーツ・文化に関する出題などが見られます。

中学受験の作文で必要な要素

続いては、中学受験の作文で必要な要素について解説します。具体的には、「作文のルール」と「論理的思考力」の2つです。

作文のルール

作文の書き方には特定のルールがあります。例えば、段落の書き始めの位置や句読点の打ち方、かぎかっこの正しい使い方などが挙げられるでしょう。

入試では、こういった基本的な作文のルールを理解しているかどうかも採点の対象となります。間違って覚えていることや勘違いしていることはないか、きちんと確認しておくとよいでしょう。

詳しいルールについては、のちほど説明します。

論理的思考力

採点で特に重視されるのは「自分の意見を論理的に述べることができているか」という点です。論理的な思考に基づいて文章を書くためには、以下の3つを意識する必要があります。

  • 明確な主張
  • 根拠の提示
  • 簡潔で明確な結論

一方的な主張ではなく、自身の経験などを盛り込んで根拠とし、相手に内容がきちんと伝わるように書かれていることが採点のポイントとなります。

自分の体験を聞かれるようなテーマでも、自分自身の心の動きだけでなく、一歩引いて客観的な目線で物事をとらえ、文章にできているかが重要です。

上記をふまえると、論理的な文章を書くコツは「自身の主張」「根拠・具体例」「結論」の基本構成で執筆することだといえるでしょう。

論理的な文章は、練習すれば誰でも書けるようになります。努力次第では、大きな得点アップが見込めるでしょう。

作文上達のコツ

ここまで、中学受験の作文で求められる力について解説してきましたが、実際の勉強はどのように進めればよいのでしょうか。ここからは、作文を上達させるための3つのコツを解説していきます。

作文作成の基本ルールを押さえる

まずは、作文作成における基本的なルールをしっかり押さえましょう。具体的には以下のようなルールがあります。

  • 題名は2マス空ける
  • 名前は下が1マス空くように書き、苗字と名前の間は1マス空ける
  • 段落の書き始めは1マス空ける
  • 句読点はマスの右上に書く。ただし、行の最後に句読点がくる場合は、最後のマスに文字と一緒に書く
  • かぎかっこを使うときは改行して、1つ目のマスにかぎかっこ(「)のみを書く。終わりの句点とかぎかっこ(」)は同じマスに書く
  • 書き出しは結論から(主張→理由づけ・説明→結論が基本)
  • 文体を統一する(「です・ます」と「である・だ」を混在させない)

何度も繰り返し練習する

作文を上達させるうえで有効な方法は、とにかくたくさん作文を書いて練習をすることです。可能であれば毎日練習を行い、書くこと自体に慣れましょう。

練習を重ねていくうちに、作文を書くうえで不可欠な構成力や表現力が身についていき、スピード感も磨かれます。

また、異なるテーマやジャンルの作文に積極的に挑戦し、表現力の幅を広げることも大切です。

ニュースや時事問題など、書くことが難しいテーマがある場合は、家族と話し合うのもよいでしょう。話し合いのなかでわからないことや興味があることは、積極的に調べるようにしてください。

また、時間を設定した作文練習は、時間管理の練習にぴったりです。限られた時間で作文に取り組めば、集中力も高められるでしょう。

書いた文章を添削してもらう

作文を書いたらそれで終わりにするのではなく、必ず学校や塾の先生に添削してもらいましょう。

基本のルールを守れているか、わかりやすく書けているか、出題に沿った内容になっているかなどをプロの目線でチェックしてもらい、改善点をはっきりとさせます。

添削してもらったら、同じテーマでもう一度書き直してみてください。
指摘された改善点を意識して書くことで、着実に作文力が磨かれていきます。

知見を広げる

中学受験の作文のテーマは多岐にわたります。出題されたテーマに対して知識や経験がない場合、自分の主張を持つこともできないため、多様な分野の知識を身につけることが大切です。

日頃からいろいろな分野の本を読むほか、ニュースや新聞を通じてさまざまなことに関心を持つようにしましょう。

たとえ自分に経験がなくても、しっかりとした知識があれば論理的な作文が書けるはずです。

また、多様な分野の書籍を読むことは語彙力のアップにもつながるでしょう。
読書を習慣化すれば、文章を読むスピードもアップします。

まとめ

地域や学校にもよりますが、最近は公立校だけではなく私立校でも入学試験に作文問題を採用する学校が増えています。
作文が占める配点割合は決して少なくないため、しっかり対策することが大切です。

今回は、中学受験の作文問題で出題されるテーマや求められる力、練習のコツを解説しました。この記事を参考にして、早いうちから作文問題の対策を始めましょう。

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