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面接で差をつける!高校受験で自己アピールの力を最大限に引き出す方法を紹介!

最終更新日:2023/06/23


※この記事は約9分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

高校受験の面接では、ほとんどの場合、受験生に自己アピールが求められます。自己アピールが上手にできれば面接官に好印象を与えられますが、そもそもなぜ自己アピールを要求されるのか疑問に感じる人もいるでしょう。

そこで本記事では、高校受験の面接で自己アピールが求められる理由、成功させるための準備とコツ、よくある失敗例などを紹介します。

高校受験の面接で自己アピールが求められる理由

最初に高校受験の面接で自己アピールが必要な理由を解説します。

自己分析できているかを確認するため

高校受験の面接で自己アピールが求められる理由の一つは、自己分析ができているかを確認するためです。自己分析ができる生徒は、自分自身の特技や長所・短所を把握し、勉強や部活、学校行事などにおいて成長が期待できます。

将来の夢や目標に対する熱意を知りたいから

学校側は、具体的な目標や熱意を持つ生徒を入学させたいと考えています。
夢や目標に熱中すると、その中で多くの学びを得て成長する可能性が高まります。

逆に、夢や目標を持たない生徒は、高校生活をなんとなく過ごしてしまいがちです。成長があまりできないまま、学生生活を終えてしまう場合もあるでしょう。

夢や目標に熱意を持つ生徒か判断するうえで、自己アピールは参考材料となります。

学校の教育方針や理念に合った生徒か判断したいから

各高校は独自の教育方針や理念を掲げており、それに基づいた生徒像を求めています。

面接官は、受験生がその高校の教育方針や理念に合致するかを確認するため、自己アピールを求めます。

自己アピールの際は、志望校の教育方針や理念を理解し、それらに沿った生徒であることをアピールしましょう。

高校受験の面接で自己アピールを成功させるための準備

高校受験の自己アピールを成功させるために、以下の3つのポイントを押さえましょう。

志望校の求める人物像を事前に調べる

高校受験の自己アピールを成功させるためには、志望校の求める人物像の事前調査が重要です。志望校の学校案内やウェブサイトをチェックし、教育方針や特徴を把握しましょう。

また、オープンスクールや学校説明会に参加すると、高校の雰囲気がわかります。さらに、在籍する先生や学生から直接話を聞くことで、より多くの情報が得られるでしょう。

得た情報をもとに、自分のこれまでの経験や将来の夢と結びつけて、「なぜこの高校でなければならないのか」を深く考えてみてください。
考えがまとまったら、志望校の求める人物像に合致した自己アピールを準備していきましょう。

事前練習を行う

練習不足では、緊張した状況で自信を持って話すことができません。
そのため、自己アピールの内容をしっかりと考えて、練習を重ねましょう。

面接の練習を行う際は、自己紹介や志望動機、長所・短所などに対する質問を家族や友人、先生にお願いすると効果的です。

面接では、姿勢や話し方、表情なども重要なポイントです。動画を撮って見直しをしてみるのもよいでしょう。

自己分析を行う

自己分析は、自己アピールを成功させるうえで重要です。
まずは自分の長所や短所を客観的に洗い出しましょう。

次に、自分の興味や特技、過去の経験を整理し、具体的なエピソードを追加します。
その際、エピソードはできるだけ具体的にするのがポイントです。部活動や勉強の努力の過程とその成果、トラブルに直面した経験やその解決策などを細かく洗い出しましょう。

自己分析を通じて自己アピールの中身を充実させることで、面接官に対して自信と説得力を持ったアピールができるでしょう。

高校受験の面接当日に自己アピールを成功させるコツ

ここでは、面接当日に自己アピールを成功させるためのコツを3つ紹介します。

原稿は丸暗記しない

まとめた自己アピール文を覚えることは重要ですが、完全な丸暗記は避けましょう。
自己アピールは対話の一環であり、淡々と原稿を暗唱するだけでは熱意が伝わりません。
エピソードを覚えておき、当時の思い出を思い起こしながら話すと、感情がこもって面接官に伝わりやすくなります。

30秒~1分程度で話す

回答時間を意識し、まとまりのある話を心がけましょう。だらだらと長く話すのではなく、主要なポイントに絞り、端的に自分の強みや意欲を伝えるようにします。

また、緊張すると早口になる傾向がある人は、本番前にもう一度ゆっくり話すことを意識しましょう。

具体的なエピソードを交える

自己アピールをするときは、具体的な経験やエピソードを取り入れましょう。
実際に行ってきたことや活動の一場面を説明し、自分のスキルや成果を示せば、より説得力のあるアピールになります。

例えば、「バスケ部では下手ながらもコツコツ努力し、3年生でレギュラーになれた」といったエピソードを伝えると、努力の過程や実績が具体的に伝わるでしょう。

自己アピールでよくある失敗

面接当日に失敗しないためにも、あらかじめ失敗例も把握しておきましょう。

他の人とエピソードが被り焦ってしまう

グループ面接では、ほかの受験生と自己アピールの内容が被る場合があります。そんな状況で焦ってしまうと自信を失い、うまく話せなくなってしまいます。

同じエピソードでも自分の視点や体験を交えて話せば、独自のアピールが可能です。
自分自身の経験や特徴に焦点を当てて、個性を際立たせましょう。そのためには、「自分だけの自己アピール」を事前にじっくりと考えることが大切です。

ありきたりな自己アピールをしてしまう

受験勉強に集中していると、面接準備の時間が十分に取れず、ありきたりなエピソードで自己アピールをしてしまう場合があります。

しかし、そうしたエピソードでは面接官に十分な印象を与えられず、面接準備が不足している印象を与えてしまうかもしれません。

ありきたりの自己アピールにしないためにも、受験勉強の時間だけでなく、自己アピールを考える時間をとりましょう。

志望校が求める人物像に一致しないポイントをアピールしてしまう

自己アピールをする際は、熱意を持って自分のアピールポイントを伝えたいと思うでしょう。
しかし、その際は、志望校が求める人物像や学校の特色とかけ離れた点をアピールしないように注意が必要です。

アピールは重要ですが、志望校が求める人物像の考慮も大切です。
例えば、進学校の面接で部活の実績ばかりをアピールすると、面接官としては「他の学校を受験するべきでは?」と疑問に思うかもしれません。

志望校の教育方針や理念と合致しない話題はなるべく避け、志望校の特徴や取り組みに沿った経験や意欲をアピールしましょう。

高校受験の面接における自己アピールの例文とポイント

ここでは、自己アピールの例文とポイントを解説します。部活、勉強、学級委員、ボランティアと4つ紹介していますので、これらを参考に自分ならではのエピソードを盛り込んでみてください。

部活動の自己アピール例文・ポイント

<部活動の自己アピール例文>

私は3年間、バスケットボール部に所属していました。
バスケットボール部では、チームメンバーと協力して練習や試合に取り組み、日々の成長を実感できました。私の役割はポイントガードであり、チームのまとめ役として戦術を組み立て、メンバーをサポートしました。全国大会にも出場し、困難な状況や挫折も経験しましたが、それを乗り越えて自己成長を感じられました。

これらの経験を通じて、私は努力と忍耐力の大切さを学べたと思います。志望校では、培った能力や価値観を活かし、さらなる成長を遂げたいと思っています。

部活動での活動内容や役割を具体的に説明し、結果だけではなく自己の成長や価値観についてもアピールしましょう。

勉強の自己アピール例文・ポイント

<勉強の自己アピール例文>

私は英語が得意で、英検2級にも合格しました。この成果は、私が日々の学習にコツコツ取り組んだ結果と考えています。英語の学習は学校の授業や独学に加えて、英会話教室にも通っています。これらの努力が実を結び、今では自信を持って英語を使うことができるようになりました。

将来的には海外留学を考えています。留学先での学びを通じて国際的な視野を持つことで、ゆくゆくはグローバルな社会で活躍できる人材を目指しています。

具体的な学習方法や取り組みを説明し、その結果として得た成果を示します。
目標設定や計画立案、時間管理などの自己管理能力もアピールしましょう。
さらに、困難を乗り越えた経験や工夫したエピソードを交えると、自己の意欲や努力を一層アピールできます。

学級委員の自己アピール例文・ポイント

<学級委員の自己アピール例文>

私は中学2年生のときに学級委員長に選ばれ、クラスメイトの代表としてさまざまな活動に取り組みました。その経験から、話し合いや協力の重要性を学びました。 例えば、クラスメイトとの課題解決のために意見を出し合い、円滑なコミュニケーションを図ることが重要であると実感しました。

これらの経験を高校生活でも活かし、クラブ活動や学校行事などさまざまな場面で積極的に話し合いを行い、協力を大切にしていきたいと考えています。また、自分の意見を適切に伝えながらも、他者の意見を尊重することで、よりよい結果を生み出せると信じています。

学級委員としての経験は、話し合いや意思決定が求められるため、自己アピールに適したエピソードです。具体的な学級委員の役割や活動内容を説明し、自分がどのように貢献しリーダーシップを発揮したかを強調しましょう。

ボランティア活動の自己アピール例文・ポイント

<ボランティア活動の自己アピール例文>

私は中学1年生の頃からボランティア活動に積極的に参加してきました。 例えば、地域の清掃活動ではゴミ拾いに励みました。活動を通じて、社会貢献の重要性や協力の大切さを学べたと思います。また、自発的に行動することで自己の意欲や責任感も高められました。

高校生活でもボランティア活動を続け、地域や学校に貢献したいと考えています。

ボランティア活動の活動内容や目的を説明し、ボランティア活動を通じて身につけた価値観や能力を具体的に伝えましょう。

感動的なエピソードや、人との交流から得た学びを交えると、自己の成長や意欲をよりアピールできます。

まとめ:高校受験の面接対策なら四谷学院で!

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