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入試や教科書のよく出る作家に迫る!その意外な経歴とは?〜重松清編〜

  公開日:2018/02/28
最終更新日:2018/02/11

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは。四谷学院の古川です。

入試や教科書によく出る作家の人物像や読み方のポイントなどを紹介するこのシリーズ。

今回は、現代を代表するエンターテインメント作家・重松清さんをご紹介します!

多くのペンネームを持つ作家

中学受験において定番中の定番と言える作家が重松清さんです。

重松さんは早稲田大学を卒業後、出版社に勤務。独立後はライターとして、多数のペンネームを使い分けながら、雑誌記者やゴーストライター、ドラマや映画のノベライズなど、多くの作品を手がけました。

ライター活動の傍ら、執筆活動に入った重松さんは、数々の文学賞を受賞し、小説家としての地位を確率。

現在も小説だけでなく、ゲームソフトのシナリオや作詞など、幅広く活躍しています。

重松清の魅力

どこにでもいる普通の人々を描いているのが重松作品の特徴です。それゆえに感情移入がしやすく、物語の世界を実際に体験しているようなリアルさがあります。

小学生が主人公である作品も多く、使われている言葉も平易なため、小学校の低学年から中高生にも読みやすく、若い世代からも人気の高い作家となっています。

扱われているテーマは、仕事、学校、友情、家族関係、いじめなど、誰もが経験したことがあるものが多く、登場人物と同じ悩みを持つ人は共感しながらどっぷりその物語世界に入り込めるのではないでしょうか。

また、泣ける作品が多いというのも重松作品の特徴で、泣いて心のデトックスをはかりたい人にもオススメできる作家さんです。

読み方のポイント

少年からお年寄りまで、圧倒的な心理描写力でその内面を描き出し、登場人物を生き生きと見せる重松作品。

読み方のポイントは以下の4つです!

 

  1. 遠回しな表現も多いので、作者の真意がどこにあるのかを考えながら読む。
  2. 複雑な人間関係がどのように変化していくかに注目する。
  3. 登場人物のなにげない言葉や行動に深い意味があることが多いので、そこを見逃さないように読み込んでいく。
  4. 様々な立場の庶民的な人々の喜びや悲しみが描かれている重松作品。その人物の立場になって、幸せや不幸を追体験する。

 

代表作

  • 『ビタミンF』 出版社:新潮社 直木三十五賞受賞作
  • 『十字架』 出版社:講談社 吉川英治文学賞受賞作
  • 『ナイフ』 出版社:新潮社 坪田譲治文学賞受賞作
  • 『エイジ』 出版社:新潮社 山本周五郎賞受賞作

小学生から大人まで楽しめる稀代のエンターテインメント作家、それが重松清さんです。

その巧みな心情描写は、「なぜこんなに幅広い世代の人の心がわかるんだ」と驚いてしまうほどのテクニックです。

楽しい気分になった上に感動もしたいし泣きたい。そんな贅沢な欲求も、重松作品ならきっと叶えてくれるでしょう。

 

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