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中学受験した人としなかった人では学力に差が生まれる?受験するか決める前に考えるべきこと

  公開日:2024/05/29


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

中学進学を控え、子どもによりよい教育を受けさせたいと、中学受験を考えている人もいるでしょう。中学受験をした人としなかった人の将来的な学力差も気がかりです。

この記事では、中学受験のメリット・デメリットに触れながら、中学受験をするか決める前に考えるべきことについて解説します。

中学受験した人としなかった人では差が生まれる?

中学受験をすると、そのあとに成績が落ちると言われることがあります。
しかし、受験で進学することが子ども本人の学びや成長におよぼす影響については、まだ十分に解明されていません。

中学受験をすると、授業の楽しさや学校への好感度は上がる一方で、成績が落ちたと感じられることもあります。小学校までと違い、同じような学力層のなかでの評価になることが背景にあるでしょう。

しかし、2~3年などの長期的なスパンで見れば、大きな違いはないと言われています。

中学受験のメリット・デメリット

中学受験にはメリットもデメリットもあるため、受験を決める前に、子どもにとってどちらがいいのかをよく検討する必要があります。

中学受験のメリット・デメリットを、詳しく見ていきましょう。

メリット1.レベルの高い教育環境で学習できる

受験で中学校に進学する生徒は、一定以上の学習レベルに達しています。

公立中学校と異なり、レベルの高い教育環境で、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら学習意欲を高められることが大きなメリットです。

また、中学受験では中高一貫校に入学するため、大学受験を早い段階から見据えた高度な学習が可能です。

入学後の5年で中高の内容を終え、6年目は大学入試対策に充てるカリキュラムを採用している学校が多く、進学実績の高さにつながっています。

メリット2.高校受験する必要がない

中高一貫校の場合は、中学から高校への進学が保証されます。
高校受験のプレッシャーから解放され、中学時代に幅広い学びを体験できることもメリットです。

また、長期的な視野での学習計画が立てやすく、ゆとりを持って大学進学を目指せるでしょう。

メリット3.勉強習慣を身につけることができる

中学受験のための定期的なテストや競争を通じて、自己管理能力と効率的な学習方法を早くから習得できます。

時間管理やノートの取り方、復習方法などの勉強の技術が身につき、大学受験も有利に進めることが可能です。

また、合格のための努力は自律性を育み、将来的に大きな自信へとつながるでしょう。

デメリット1.経済的負担が大きい

私立中学校に入学すると、高額な授業料や施設費、教材費が発生します。さらに、受験準備のためには、塾や通信教育などの費用も必要です。

金額は年間数百万円におよぶ場合もあり、家計に大きな負担がかかります。

デメリット2.ストレスを抱えやすい

受験にあたり、勉強へのプレッシャーに加え、競争の激しさが子どもの精神的な負担となることがあります。

また、親も子どもの成績や進学に対する期待から、ストレスを感じやすくなるでしょう。

受験への不安や焦りから、親子のコミュニケーションが難しくなることもあるため注意が必要です。

デメリット3.子どもが勉強嫌いになる可能性がある

受験の過度なプレッシャーにより、勉強嫌いになる可能性があることもデメリットです。

特に小学生の間は自発的な学習意欲ではなく、親など外部からの期待に応えるための勉強になりがちです。

本来、新しいことを学ぶのは楽しいはずですが、受験が目的の学習となると、子どもにとって苦痛になります。

その結果、受験後に勉強をしなくなるケースがあります。

中学受験をするかしないか迷ったら考えること

中学受験のデメリットを考えると、中学受験をするか迷うこともあるでしょう。受験を迷った場合には、以下のことを考えてみてください。

長期的な教育方針が決まっているか

家庭での教育方針を明確にし、中学受験がその目標に合致しているかを考えましょう。良質な環境で学習させたい場合、中学受験は有効な選択肢といえます。

また、中高一貫教育は、高校受験がないことでのびのびと過ごせる、部活動など学校生活に打ち込めるなどのメリットがありますが、自主性も必要です。
高校受験がないことによる安心感から油断につながり、勉強が中だるみすると、大学進学に影響するリスクもあります。

子どもの学習スタイルや性格も考慮して、中高一貫教育が適しているかを判断しましょう。

将来の夢や目標が決まっているか

子ども自身が、将来に具体的な目標を持っているかも考えることが必要です。

目標達成のために充実した教育環境が必要であれば、中学受験を選択する価値があるでしょう。

例えば、将来医師になるために医学部進学を目指したいなら、早期からハイレベルな教育が必要です。目標を実現できる中学を選ぶために、受験が選択肢になります。

子どもが受験を望んでいるか

中学受験に臨むには、学校の勉強だけでは不十分で、早くから受験対策を進めなければなりません。

受験をしない子どもに比べて、勉強に多くの時間を割かなければならないため、子ども自身に受験する意思があるか確認することが最も重要です。

子どもが受験を望んでいるなら、その意見や感情を尊重しましょう。そして、受験に対するプレッシャーや不安を共有し、サポートすることが大切です。

まとめ

中学受験をした人としなかった人の将来的な学力の差は、現時点では解明されていません。しかし、中高一貫のハイレベルな教育環境で深い学びを実現できることによる、将来的なメリットは大きいでしょう。

中学受験では、子どもにも親にも負担がかかります。子どもが受験を望んでいるか、将来の目標達成に中学受験が有効なのかをよく検討したうえで、受験を決めましょう。

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