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高校受験の勉強は何から始めるべき?教科別の受験勉強の進め方も紹介! 

最終更新日:2024/05/29


※この記事は約7分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

そろそろ高校受験のことを考えなければと思っていても、何から始めたらよいかわからない人は多いでしょう。
高校受験にあたっては、やみくもに教科の勉強をすればいいわけではありません。

勉強を始める前にしておくべきことを踏まえ、適切な順序で準備を進めていく必要があります。

この記事では、受験勉強を始める前に取り組むべきことや受験勉強の進め方、教科別の勉強の取り組み方を解説します。

高校受験準備を何から始めればいいかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

高校受験の勉強を始める前にやるべきこと3つ

高校受験にあたっては、本格的な受験勉強を始める前にしておくべきことがあります。以下から詳しく見ていきましょう。

1.高校受験の仕組みを把握する

一口に高校受験といっても、その仕組みは学校や地域ごとに異なります。

まずは、住んでいる地域や志望する学校が、どのような仕組みで入試を行っているかを把握しておきましょう。

高校受験の仕組みを調べる際に確認するべきポイントは、以下のとおりです。

国公立高校か私立高校か:国公立か私立かによって、入試スケジュールや入試科目が異なります。

入試スケジュール:公立高校の入試の多くは2月下旬~3月中旬までに実施されます。また推薦入試は、行われる時期が一般入試よりも早い場合が多くなっています。

選抜方法:大きく、一般入試・推薦入試・特別推薦入試(スポーツや芸術特技など)の3つに分けられます。

入試科目:公立高校は主要5教科、私立高校は3~5教科が中心です。このほかに、面接や小論文、実技試験などが実施される場合もあります。

過去の入試データ:公開されている過去問題や合格最低点などの入試データを参考に、選抜基準を把握しておきましょう。

2.志望校を決める

高校受験の仕組みを理解したら、志望校を絞り込んでいきましょう。

ある程度志望校を決めておくことで学習計画を立てやすくなり、勉強のモチベーションもアップします。

志望校を決める際には、自分の興味・関心や将来なりたい職業を考慮して選びましょう。

英語・国語・数学・理科・社会などの一般教科を中心に学ぶ普通科のほか、商業や工業、農業などの専門分野に特化して学べる高校や学科もあります。

また、大学進学率や就職率などをチェックし「自分が希望する進路を叶えやすいかどうか」を確認することも大切です。

高校卒業後に目指している大学がある場合、その大学への進学者が少ない高校に入学すると、大学受験で苦労するかもしれません。

その他、自宅からの通学時間や交通の便、周辺環境なども重要なポイントです。
通学時間が長すぎたり交通機関の運転本数が少なすぎたりすると、通学がつらくなってしまうでしょう。

以上のように、志望校はさまざまな観点から検討・決定する必要がありますが、資料を読むだけでは得られる情報に限界があります。

学校の雰囲気を知るためにも、オープンキャンパスや学校見学会には積極的に参加しましょう。

3.自分の学力を把握する

高校受験で合格するには、高校が定めた合格基準に達していなくてはなりません。

志望校が決まったら模擬試験や塾のテストなどを受けて、現時点での自分の学力レベルを把握しましょう。

模擬試験やテストの結果を分析すれば、苦手科目や単元を特定でき、苦手を克服するための具体的な学習計画を立てられるようになります。

高校受験対策はこれから始めよう!

先ほど解説した3点をクリアしたら、いよいよ受験勉強のスタートです。ここでは、高校受験の勉強について、何から始めたらいいかを解説します。

学習範囲の総復習

全教科を通じ、これまでに学習した教科書の内容を読み直して、理解度を確認します。
教科・章ごとに重要なポイントをまとめた復習ノートを作成すれば、より理解が深まるでしょう。

全教科を総復習することで、理解が不十分な部分や疑問点が洗い出され、今後の対策を立てやすくなります。

基礎を固める

どのような偏差値帯の高校を受けるにしても、基礎が固まっていないと合格を狙うのは困難です。

どの教科も復習から始めて、基礎でつまずいている部分があれば重点的に学習し、弱点の克服に努めましょう。

英単語や漢字などの暗記もの、英文法、数学の公式などは、何度でも復習して完璧にしておく必要があります。

過去問を解く

復習と基礎固めを終えたら、志望校を含む複数の過去問を入手し、試験問題に慣れていきましょう。

実際の試験と同じ制限時間内で解けるようにするため、取り組む際には時間を計測し、時間配分の練習をします。

解けなかった問題や間違えた問題は必ず復習し、得点できなかった原因を分析しましょう。

【教科別】高校受験に向けた受験勉強の進め方

ここからは、教科ごとの受験勉強の進め方を解説します。

国語:まずは語句や文法、漢字などを覚える

漢字や語句は何度も復習し、完璧に暗記しましょう。

日常的に使用される語彙の意味を確認し、難解な語彙はノートなどに書き出してすぐにチェックできるようにしておきます。

高校入試でよく出る漢字リストを作成し、正しい書き順で繰り返し書き取り練習を行うと効果的です。

また、文法問題に対応するには、各品詞の役割をしっかり理解していなければなりません。名詞や動詞、形容詞、助詞などの基本的な文法規則を何度も見直して、知識を定着させましょう。

そして読解問題では、論説文などの説明的文章のほか、小説などの文学的文章にも対応できる力をつける必要があります。

短いものから長いものまで、さまざまなジャンルの文章を読んで読解力を鍛えましょう。

数学:単元ごとの公式や基本事項を理解する

数学では、出される問題ごとに「どの公式を当てはめれば解けるか」を素早く判断する必要があります。

公式を正確に暗記して、さまざまな問題へ対応できるように練習を重ねましょう。各単元の公式を押さえたら、基本問題から解いていきます。

基本的な問題が解けるようになったら、標準問題や応用問題に挑戦しましょう。数をこなすことで思考力が鍛えられ、解法パターンが身についていきます。

なお、計算力は数学のすべての分野で求められます。公式を正確に理解していても、計算でミスをしてしまえば得点できません。

不安がある人は毎日計算問題に取り組み、計算力を鍛えていきましょう。

英語:単語力と文法力を鍛える

英語で得点するには、単語力と文法力の両方を身につけていなければなりません。

単語は教科書に出てくるものをしっかり覚え、プラスアルファとして単語帳を活用するといいでしょう。

単語を見たり書いたりしながら実際に発音してみることで、リスニング力も同時に鍛えられます。

文法は教科書で基本的なルールを確認したら、実際に問題を解きながら知識を定着させていきます。

上記の方法で単語と文法を押さえたら、読解問題に挑戦しましょう。最初のうちは、読むスピードがゆっくりでも問題ありません。

短文や長文を問わず、たくさんの英文に触れているうちに、内容理解力と速読力が鍛えられていきます。

理科:公式や単語を暗記する

理科は計算力が必要になる物理・化学と、暗記が中心となる生物・地学とで勉強方法が異なります。

まず、物理と化学では重要な公式をしっかり覚え、問題で使えるように練習しましょう。
実験によく出てくる原理や現象を理解し、グラフや表、図からデータを読み取って分析する練習も欠かせません。

そして生物と地学では、用語やその意味を正確に暗記することが重要です。
馴染みのないカタカナ用語が出てくるほか、より細かな知識が求められることも多いため、一問一答の参考書を利用したり、自分で表にまとめたりして、効率的に暗記できるよう工夫しましょう。

社会:隙間時間で暗記を進める

社会は暗記が中心で、覚えた分だけ得点につながる科目です。通学などの隙間時間を勉強に充てて、効率よく暗記しましょう。
暗記カードや勉強アプリなどを利用すれば、短い時間も有効に活用できます。

歴史では年表を使って重要な人物や出来事を時系列で覚え、地理では重要な地点や気候などを正確に覚えることが大切です。

教科書の内容を確認し、地図帳と照らし合わせながら確実に暗記しましょう。

まとめ

高校受験の準備にあたっては、まず高校入試の仕組みを理解することが大切です。志望校が決まり自分の学力を把握したら、高校受験に向けた勉強を本格的に始めましょう。

受験勉強は復習と基礎理解から始めて、次に過去問を解いて実際の入試問題に慣れていくことをおすすめします。効果的な学習方法は教科ごとに異なるため、各教科で重要となる学習ポイントをしっかり押さえて得点アップにつなげましょう。

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