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中学受験で失敗しないために、親ができることは?親が意識したい塾選びや受験サポート

  公開日:2019/04/19


※この記事は約5分で読めます。

お子さんが「中学受験をしてみたい」と宣言したら、親としては後押ししたいと思うことでしょう。しかし、これまで中学受験対策を何もしていなかった場合、いつから塾に通えばいいか迷うことがあるはずです。そこで今回は、中学受験対策をはじめる時期と塾選びのポイント、お子さんの受験のために親ができることについてご紹介します。

 

中学受験は何年生から対策するのが一般的か

一般的なケースでは、3年生、4年生という早い段階で中学受験対策をはじめます。なぜ早い段階で受験対策をするかというと、5年生、6年生の学習内容を先取りすることが私立の中学入試対策に有効だからです。中学受験を早く決めたのであれば、6年生の受験時期までの3~4年で実力をつけて合格を勝ち取ることが期待できるでしょう。

一方、6年生で受験を決意した場合、「もう手遅れでは?」と思う方も多いはずです。しかし、夏休み前から中学受験対策をスタートしたとしても、本人の頑張り次第で志望校に合格できる可能性は十分あります。6年生で受験を考えはじめた場合は、すぐに塾探しに取り掛かりましょう。

 

中学受験の塾選びのポイント

中学受験対策を行っている塾は集団指導と個別指導があり、「どちらを選択すべきか?」と考える親御さんが多いでしょう。しかし、塾を1つに絞って通うのではなく、上手に活用するのが中学受験対策にとって有効です。中学受験対策に効果的な塾の活用方法は、以下の2パターンがあります。

 

集団学習塾にも通い、そのサポートとして個別指導塾に通う

集団指導塾は中学受験を目指すライバルと一緒に勉強する環境であり、それがお子さんにとって大きな励みになります。中学受験は遊びたい気持ちを我慢して勉強する必要があり、集団指導塾で切磋琢磨する環境が良い効果を生むのです。また、大手の集団指導塾では卒業生の実績があることから、中学受験の情報が豊富にあることもメリットの1つといえるでしょう。

しかし、一方的に授業を聞く指導方法であるがゆえに、わからないことがあっても質問できる環境ではありません。場合によっては授業に付いていけないという事態に発展しやすいのが集団指導塾のデメリットといえますが、それをサポートするのに個別指導塾を活用すると効果的です。

たとえば、集団指導塾でわからない部分の予習・復習や、問題を解く手順などのきめ細かい指導は、個別指導塾が得意とする分野です。このような双方の良さを同時に取り入れると、勉強の理解度をさらに深めることができます。

 

個別指導塾+家庭学習で受験対策をする

個別指導塾ではテキストを用いた指導を行っており、基礎から実践的な内容まで幅広くカバーできます。そのため、個別指導塾では実力や勉強の成果を確認する場所とし、予習復習は家庭学習で行う方法も有効です。家庭学習する習慣が身に付くことで、塾で勉強した内容がより定着しやすくなるでしょう。

ただし、中学受験のためのノウハウがあり、入試対策のカリキュラムやテキスト、テストといった指導が整っている個別指導塾に通うのが条件となります。

 

中学受験で失敗しないために親ができること

中学受験を目指すとはいえ、まだ小学生の子供であることから、親御さんはさまざまな心配があるでしょう。しかし、中学受験において、親と子の関わり方は合否に大きく影響します。中学受験を成功に導くためには、以下のような、親ができることを中心にバックアップしましょう。

 

学習目標やスケジュールの設定と管理

高校受験・大学受験では、志望校の選択や勉強の目標や計画など、本人の力で行うことは可能です。しかし、中学受験では9~12歳とまだ幼いため、学習目標や勉強スケジュールなどを自己管理するのは難しいでしょう。そのため、中学受験に関しては、親が勉強のスケジュール管理を担うことが重要です。

また、スケジュールを組む際は、睡眠時間の確保、学校の宿題、習い事などを考慮した無理のないペースで設定しましょう。夏休みで多くの時間を使える期間は、合格に必要なことを逆算するイメージで、克服すべき課題などの具体的な目標を設定すると効果的です。

 

生活面のサポート

お子さんの食事や睡眠などの健康管理は、親がすべき重要な仕事です。小学生は成長期の段階であり、心身の成長には十分な睡眠と栄養は欠かせません。

特に注意が必要なのは睡眠時間です。睡眠が足りていないと成長が阻害される上に、集中力不足、精神不安定、免疫力の低下など、さまざまな悪影響を及ぼします。小学生では10時間程度の睡眠時間が必要といわれていることから、空いた時間をいかに効率よく勉強に使うことが重要です。

 

精神的なサポート

受験を控えたお子さんは精神的に不安定な時期であり、親の言葉一つで感情が揺れ動くことが多くあります。たとえば、本人は勉強を頑張っているのに「もっと頑張れ」と言ったり、「何でこの問題が解けないの?」といったマイナスの言葉をかけたりすると、お子さんのモチベーションを低下させる原因になりかねません。

受験期で親がすべき精神的なサポートは、上手くいかなくても追い詰めたりせず、そばに寄り添って励ますことです。成果が目に見えない状態でも、勉強を頑張っていることを認め、ときに褒めてあげると勉強のモチベーションがアップするでしょう。

 

中学受験対策は親の塾選びやサポートが大切!

中学受験対策をはじめるのは3、4年生がベストなタイミングですが、6年生でも頑張り次第で時間的な不利を克服できるはずです。塾を選ぶ際は1つに絞らず、それぞれの塾の良いところを活用することで、学力がアップする効果が期待できるでしょう。

また、中学受験に失敗しないためには、塾選びや学習目標、スケジュールの管理など、親のサポートが欠かせません。お子さんを生活面、精神面でバックアップすることで、安心して勉強に打ち込むことができるはずです。


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