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高校受験の面接でやってはいけないこと10選と対策を解説

  公開日:2025/07/17

こんにちは!四谷学院個別指導の古川です。

高校受験で初めて面接を受ける方も多いのではないでしょうか。面接本番で落ち着いて話すには入念に対策する必要がありますが、実は面接でやってはいけないことも存在します。

今回は、高校受験の面接でやってはいけないこと10選と、その対策を解説します。高校受験を控えている方、どのように対策すればよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

【シーン別】高校受験の面接でやってはいけないこと

高校受験の面接は、受験生の意欲や人間性などを把握するために行われます。こうした要素は、学科試験ではわからないためです。面接でネガティブなイメージを与えてしまうと、合否に影響が出る可能性もあります。

ここでは、高校受験の面接でやってはいけないこと(気を付けるべきこと)について解説します。

服装・髪形

受験生の第一印象は、服装や髪形をはじめとする身だしなみに大きく左右されます。以下のような状態で面接に挑むと、悪い印象を与えてしまうため気を付けましょう。

  • 制服を着崩している
  • 制服にしわや汚れがある
  • 髪の毛に寝癖がついている
  • 前髪が長すぎる
  • 濃い化粧をしている
  • 上履きや革靴が汚れている

面接では清潔感を第一に考え、校則に沿った正しい着こなしをするのが大切です。
制服は事前にクリーニングに出すかアイロンをかけ、靴は磨いておきます。また、マニキュアや化粧は避けるようにしてください。

面接日当日は、鏡で全身をチェックしてから家を出るようにしましょう。

椅子の座り方

以下のような椅子の座り方は、横柄な印象を与えたり、だらしなく見えたりするため避けましょう。

  • 猫背になっている
  • 椅子の背もたれに寄りかかっている
  • 足を組んでいる
  • 貧乏ゆすりをしている

面接時は、椅子に浅めに腰かけて背筋を伸ばし、少し顎を引いた状態を維持します。
足はしっかり閉じましょう。男子の場合は膝の上で軽くこぶしを握り、女子の場合は手を重ねて膝の上に置くのが基本です。

相槌の打ち方

面接官と目を合わせなかったり相槌を打たなかったりすると、自信がなさそうに見えるだけでなく、コミュニケーション能力が低いと判断される可能性があります。

話すときは面接官の目を見ることを意識し、相手の話を聞くときも目をしっかり見たうえで頷くようにしましょう。

緊張して目を合わせられない方は、面接官の眉間辺りを見るようにするのがおすすめです。相手側からは目が合っているように見えます。

話し方

以下のような話し方は聞き取りづらく、「自信がなさそう」「落ち着きがない」などの印象を与えてしまう可能性があります。

  • 声が小さすぎる
  • 早口で話している
  • 語尾を伸ばした話し方をしている

そのため面接では、聞き取りやすい声の大きさ、速さを意識して話すようにします
声のトーンを上げつつハキハキと、語尾の「です・ます」まで聞こえるような話し方を練習すれば、当日も面接官に好印象を与えられるでしょう。

質問に対する応答

質問の意図を理解していないような的外れな回答は、コミュニケーション能力や理解力に疑問をもたれる可能性があります。
自分の魅力をアピールしようと、質問に対して長々と話すのも避けましょう。

面接では質問を最後まで聞き、何を問われているのかを正しく把握したうえで答えることが重要です。

また、長い沈黙が続いた場合は入学に対する意欲が足りない、もしくは準備不足ととらえられるかもしれません。
すぐに答えられない質問をされた場合は「少しお時間をいただけますか」などと断りを入れ、考えをまとめてから答えましょう。

会話のキャッチボール

面接官は受験者の話の内容だけでなく、言葉のキャッチボールができるかにも注目しています。相手の話を遮ったり一方的に話し続けたりすると「協調性がない」「自己中心的」とみなされる可能性があるため、注意が必要です。

話し始めるのは、必ず面接官の話が終わってからにしましょう。
質問に対する答え(結論)を簡潔にわかりやすく述べてから詳しい説明をするよう心がけると、話がまとまって伝わりやすくなります。

言葉遣い

「超○○」「マジで」のような友達言葉や馴れ馴れしい言葉、「い」抜き言葉・「ら」抜き言葉、流行語や略語は使用しないよう気を付けてください。
社会性に欠けている人と判断される恐れがあります。

です・ます調を基本とし、丁寧な日本語で話すことを意識しましょう。
普段の言葉遣いが出ないよう練習を重ね、尊敬語・謙譲語を正しく把握できていない場合は、面接当日までに習得しておくことをおすすめします。

志望理由

志望理由は必ず聞かれる質問の一つですが、「家から近いから」「制服がかわいいから」といった答えは避けるのが無難です。
その高校で学びたいという熱意や積極性が伝わりにくくなります。

なぜその高校でなければならないのか、具体的なエピソードや自分の将来の目標と結びつけて話すのが理想的です。学校の特色もよく調べておきましょう。

嘘をつく・話を盛る・知ったかぶりをする

嘘をついたり、話を盛ったり、知ったかぶりをしたりすると、面接官に見抜かれた場合に信頼性を大きく失います。
誠実でないと判断され、不合格につながる可能性も大いにあるため、これらの行動はしないようにしてください。

面接で重要なのは、嘘偽りない等身大の自分で答えることです。初めて聞くニュースや出来事について質問されたときは「わかりません」と正直に答えましょう。

その他、面接全体を通して気を付けたいこと

面接時間に遅刻すると時間管理ができない人とみなされ、ネガティブなイメージを与えてしまいます。事前に交通手段や所要時間を確認し、当日は余裕を持って会場に到着できるようにしましょう。

また、スマートフォンの電源の切り忘れにも注意が必要です。面接中に音が鳴ってしまうと悪い印象を与えてしまうため、控え室に入る前にスマートフォンの電源をオフにしておくのが無難です(マナーモードは振動音が響くため、避けるのが望ましいです)。

万が一「やってしまった」場合の対処法

面接中に「やってしまった……」「失敗した……」と感じる言動をしてしまった場合でも、諦める必要はありません。回答を間違えたと思ったときは速やかに「失礼しました」と言い、正しい表現方法に修正すれば大丈夫です。

「明らかなNG行動をしてしまった」とあとで気付いた場合は、残りの時間で誠実な態度を示し、挽回を試みるとよいでしょう。

失敗について考えすぎるとそのあとの言動にも悪影響が出てしまうため、引きずらないことが大切です。

まとめ

高校受験の面接でやってはいけないこととして「身だしなみが整えられていない状態で面接に行く」「的外れな回答をする」「嘘をつく・話を盛る・知ったかぶりをする」などが挙げられます。

合格の可能性を高めるためにも、本記事を参考にして面接対策を行い、万全な状態で挑みましょう。

また、面接中に「失敗した」と感じることがあっても、それが原因で不合格になるとは限りません。誠実に、嘘偽りない等身大の自分で対応し、引きずりすぎないようにしましょう。

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