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いつからどうなるのか!2020年から変更になるセンター試験に変わる新制度とは?

  公開日:2018/01/31


※この記事は約2分で読めます。

こんにちは。四谷学院の古川です。

大規模な大学入試改革により、1991年1月から実施されたセンター試験に代わり、2021年(2020年度)1月から新しい試験制度が実施されます。

大学入試センター試験は「大学入学共通テスト」と名を変えて、全問マーク式問題であった形式も変更され、まったく新しいものとなります。

それがどういったものなのか詳しくは知らないという方もいると思います。

そこで今回は、この新しいテストが目指している方向性はどのようなものかについてご紹介したいと思います。

センター試験との違いは?

「大学入学共通テスト」は、センター試験と同様、1月中旬の2日間で実施されます。

この新制度では、2つの点で大きな改革を目指しています。

1つは、国語と数学で記述式問題が導入されること。

もう1つは、英語において民間事業者による資格・検定試験を活用して4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価することです。

 

記述式問題の導入

「大学入学共通テスト」では、国語と数学で記述式問題が導入されます。

より深く「思考力・判断力・表現力」が問われる出題を重視していくようですが、現在のセンター試験と比べて難易度の高い内容となることが考えられます。

これまでのマークシート式でも思考力と判断力は測定可能ですが、表現力を測るには記述式問題が必要になります。

そのため、国語は現行の80分から100分程度に、数学は現行の60分から70分程度に試験時間が延長されます。

 

英語は4技能を評価する

英語では、4技能(「聞く」「話す」「読む」「書く」)の評価が導入されます。

「書く」「話す」に関しては、大規模な集団に、同日に一斉にテストを実施することは、

現段階では困難です。

そこで、民間の資格・検定試験を活用して4技能を評価することになります。

どの民間の資格・検定試験を活用するかについては、まだ確定していません。

会場数や受検料のバラツキといった課題があり、地域によって資格・検定試験の受けやすさに格差があっては公平性を欠いてしまいます。

 

現在、大学入試センターが、「大学入学共通テスト」の導入に向けた試行調査(プレテスト)を行っています。

この結果をもとに、必要な水準・要件を満たしているかを判断し、認定を行う予定です。
今後、高校教育では、高校入学後の早い段階における4技能の習得と、その成果をもとにした育成が、さらに活発になるでしょう。


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