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中学受験を考える前に知っておきたい!向かない子の特徴と受験に成功する方法

  公開日:2023/07/27


※この記事は約7分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

中学受験を目指している子どもを持つ方のなかには、我が子が本当に受験に向いているのか不安に感じている方もいるでしょう。実際、無理に受験させても思うような結果が得られない可能性があるため、見極めは非常に重要です。

本記事では、中学受験に向かない子と向いている子の特徴や、中学受験に成功する方法などを紹介します。受験を成功させるための親のサポート方法についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験に向いていない子のタイプと特徴

小学校中・高学年の段階で、受験の向き不向きを正確に判断するのは簡単ではありません。しかし、中学受験に向いていない子には、一定の共通点があります。

ここでは、中学受験が向いていない子の3つの特徴を紹介します。

競争心がない

競争心がない子は、自分や他人の成績や順位にあまり関心がなく、ライバルに打ち勝つ気持ちが薄い傾向にあります。

中学受験は、点数の差が合否を決める競争の場です。そのため、周囲のライバルに勝ちたいという競争心がないと、精神的に苦しい状況になることが考えられるでしょう。

受験に対する目的意識が薄い

将来の目標や受験に対する目的意識が曖昧な子は、受験に向けた努力や準備に対しての意欲が低い傾向にあります。
小学生にとって、何の目的もなく机に向かわされている時間は苦痛に感じるものです。

目的意識を高めるには、受験校の魅力を伝え、中学受験に興味を持ってもらうことが大切です。

勉強が好きではない

勉強に対してネガティブなイメージや苦手意識を持っている子は、学習意欲が低いことが考えられます。

勉強そのものに楽しさを感じられていないときに無理に勉強させると、子どもは勉強がますます嫌いになり、学力の低下につながるかもしれません。

中学受験を成功させるうえでは、家庭でのサポートと良好な親子関係が重要です。
ともに頑張れる関係性を築き、子どもが勉強を好きになるように働きかけをしましょう。

中学受験に向いていない親のタイプと特徴

中学受験は子どもの努力だけではなく、親のサポートも重要です。

しかし、親の熱が入りすぎると、子どものやる気や気持ちとの差が大きくなり、モチベーションや学力の低下につながるおそれがあるため注意しましょう。

ここでは、中学受験に向いていない親の特徴を3つ紹介します。

勉強や仕事を苦痛に思っている

子どもは親の姿をよく見ており、親が勉強や仕事を苦痛に感じていると、子どもも同様のイメージを持つ可能性があります。

親自身が勉強や仕事に前向きな姿勢を持ち、勉強の目的や重要性をポジティブに伝えるようにしましょう。

夫婦間で中学受験に対する熱量に差がある

親同士で意見が一致していないと、子どもを混乱させる可能性があります。
また、熱量に差があると、子どもは片方の親の期待に応えることに負担を感じるかもしれません。

中学受験の成功には家族全体の協力が不可欠であり、しっかりと夫婦で話し合って意思統一を図ることが重要です。

親が勝手に目標を立ててしまう

親が勝手に目標を立ててしまうと、子どもがストレスや不安を抱えてしまう可能性があります。

中学受験を成功させるには、子どもが自分自身の目標に納得し、本気で行動することが重要です。親はあくまでサポート役として、子どもの背中を押してあげましょう。

中学受験に向いている子のタイプと特徴

中学受験に向いている子は、受験勉強を始めると短期間で成果を上げる可能性が高く、合格しやすいといわれています。

ここでは、中学受験に向いている子の3つの特徴を紹介します。ぜひ中学受験の判断材料として活用してみてください。

知的好奇心や探究心が強い

知的好奇心や探究心が強い子は、さまざまなことに興味を持ち、自主的に学ぶ姿勢があります。

子どもの知的好奇心や探究心を育てるには、親のサポートが重要です。

例えば、子どもから「なんで?」と質問されたときには「なんでだと思う?」と聞き返し、自分で考えさせる機会を与えましょう。

精神年齢の発達が早い

精神年齢の発達が早い子は、競争力が高い中学受験の世界での心理的プレッシャーに打ち勝つ強いメンタルや、遊びたい欲求を抑える精神力を持っています。

また、学習教材を使用するなど、体系的な学習によって知識を獲得できる子も、中学受験に向いているでしょう。

このような子は、文章を読んで理解するのが得意であり、感覚的ではなく論理的に物事を学べます。

将来の目標や夢がある

将来の目標や夢がある子は、受験勉強に真剣に取り組む傾向があります。

目標や夢には意識と行動を変える力があり、志望校や実現したい夢が明確になれば、合格や達成のために何が必要かを真剣に考えるようになるでしょう。

努力の方向が明確になり、最後まで勉強を頑張るようになります。

中学受験に向いていない子が受験に成功するには?

子どもが中学受験に向いていないと感じたとしても、諦める必要はありません。
小学校高学年は、さまざまな能力が発達する時期で、今後大きく成長する可能性を秘めています。

ここでは、中学受験に向いていない子が受験に成功するコツを3つ紹介します。

将来の目標や夢を意識させる

子どもと具体的な進路や志望校について話し合い、明確な目標を設定すると、子どもの受験に対する意識が変わります。

子どものやる気やモチベーションを高められるよう、進路や志望校について具体的に話し合ってみましょう。

子ども自身が自分の目標や夢に向かって頑張る意欲を持てるようになると、受験に成功する道が開けてきます。

自主性を引き出す

子どもの自主性を引き出すには、褒めることが大切です。

できるだけ具体的に褒めることで、子どもが頑張り方を見つけるきっかけにもなります。親はポジティブな声かけを心がけ、子どもの頑張りを温かく見守りましょう。

先生や塾のサポートを受ける

中学受験に対する子どものモチベーションが低下しているようなら、学習の進め方に問題があるかもしれません。

その場合には、子どもの理解度などに合わせて指導してくれる先生や塾などがないか、探してみるとよいでしょう。

先生や塾のサポートを通じて子どもの知的好奇心やモチベーションを引き出せると、状況がよい方向へと変わる可能性があります。

中学受験をやめたほうがいいケース

以下のような状態に該当する場合は中学受験を諦めて、高校受験に向けた準備を進めるのがおすすめです。

勉強に対するモチベーションが低い

勉強に対するモチベーションが低いと勉強がストレスになり、健康面に影響をおよぼすおそれがあります。

なかなか勉強に取りかかれず、教材などを変えても継続して学習できないような状態であれば、中学受験を諦めることも検討すべきでしょう。

明らかに学力が足りていない

中学受験に合格するには、多くの勉強が必要です。

そのために、学校の授業だけでは足りない部分を塾で補おうとしても、十分なレベルに達することができないこともあります。

塾などに通い出して半年間ほど経過した際にも、子どもの成績が向上しない場合は、受験をやめることも一つの選択です。

中学受験が厳しいとなった場合に子どもに伝えるべきこと

中学受験が厳しいと判断した場合にも感情的にならず、冷静に話し合いの場を設けるようにしましょう。

ここでは、中学受験が厳しいと判断した場合に子どもに伝えるべき2つの点を紹介します。

公立中学のイメージを下げない

公立中学でも、充実した学びを受けられます。

「公立中学は私立中学よりもレベルが低い」といったイメージを持たせてしまうと、公立中学に通うことへネガティブなイメージを抱えてしまいかねません。

公立中学への進学にも価値があり、楽しい経験がたくさんあることを伝えましょう。

正しい選択だったと前向きに考える

受験をやめた決断が正しかったと受け入れ、前向きに考えましょう。

受験にかけた時間やエネルギーは、ほかの学びや成長へと大いに活かせます。

親の前向きな姿勢が子どもの活力を引き出し、ポジティブな気持ちへの切り替えを促します。

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