前の記事 » 
次の記事 » 

高校受験の「高望み」はダメ?現実的な志望校選びとモチベーション維持の秘訣をご紹介

  公開日:2024/12/13

こんにちは、四谷学院個別指導教室の古川です。

高校受験を控えている生徒の中には「志望校は高望みをしてもいい?」「志望校のレベルが自分の実力より高いかも」と悩んでいる方もいるかもしれません。

高校受験では、高望みがプラスに働くこともあればマイナスに働くこともあるため、志望校を決める際はさまざまなことを加味して慎重に選びましょう。

今回は、高校受験の高望みや志望校の選び方、勉強のモチベーションを維持する秘訣などを解説します。

高校受験の「高望み」ってどういうこと?

受験における「高望み」とは、今の自分の偏差値よりも高い偏差値の学校を受験することです。高校受験で高望みをする場合は、自分の偏差値+5以内を基準に志望校を決めるとよいでしょう。

高望みという言葉だけ聞くとネガティブなイメージが強いかもしれませんが、高校受験では高望みがプラスに働くケースもあります。

以下では、高望みがプラスに働くケースとマイナスに働くケースをご紹介します。

高望みがモチベーションアップにつながるケース

自分の学力よりも高いレベルの高校を目標にすることで、受験のモチベーションアップにつながる場合があります。
今のままでは合格できないと明確にわかるからこそ、「もっと頑張らなければ」とやる気に火がつくためです。

見事合格できれば、その体験は大きな自信となり、今後の人生にもよい影響を与えるでしょう。

高望みが失敗につながるケース

自分の実力と達成すべき目標とのギャップが大きすぎると、成長している実感が得にくく、勉強へのモチベーションが低下してしまうことがあります。

また、仮に合格できたとしても合格自体がゴールになってしまい、入学後に燃え尽き症候群に陥ったり、「授業についていけない」という状況になったりするケースも考えられます。

自分にとって「現実的な志望校」を見つける3ステップ

それでは、高望みしすぎない志望校を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。

ここでは、現実的な志望校の見つけ方を3ステップに分けてご紹介します。

自己分析:自分の得意・不得意を知る

まずは自己分析を行い、得意・不得意な科目や将来の夢、興味のあることなどを考えてみましょう。
自分を深く理解することで、あなたにぴったりな高校を見つけやすくなります。

自己分析した内容は、高校受験の面接対策でも役立ちます。

情報収集:さまざまな高校を知る

自己分析ができたら、高校の情報を集めます。高校の公式ホームページやパンフレットを見るのはもちろん、学校説明会へ足を運ぶのもよいでしょう。
写真だけではわからない高校の雰囲気を知ることができます。

優先順位付け:何を重視するかを決める

最後に、志望校を決める上で重視するものを明確にし、その条件に当てはまる高校を選びましょう。

通学時間や学習環境、偏差値、学費、進学実績など、重視するものの中でも優先順位を付けておくと、高校を絞りやすくなります。

受験勉強のモチベーションを維持する秘訣

受験勉強は長期間におよぶため、モチベーションの維持はとても大切です。志望校合格を実現するためにも、受験勉強を進める際には、以下のポイントを意識しましょう。

目標設定:具体的な目標を立てる

漠然とした目標では、何をどこまで勉強すればいいかわからなくなり、やる気が続かない可能性があります。

受験勉強をする際は、「SMARTの法則」を活用して具体的な目標を立てるのがおすすめです。

SMARTの法則とは、5つの観点から目標を考える手法で、以下の要素から構成されています。

  • Specific:具体的な目標か
  • Measurable:計測できる数値や指標があるか
  • Achievable:達成可能か
  • Relevant:目標達成によって自分に利益があるか
  • Time-bound:いつまでに達成するか

学習計画:無理のない計画を立てる

高校受験は長期的な戦いになるため、最後まで走り続けられるような計画を立てることも重要です。

学習計画を立てる際は、志望校合格という長期目標のもと、中期目標・短期目標を作るとよいでしょう。
中期目標は1~3ヵ月単位で、短期目標は1日~1週間単位で達成すべき目標を設定します。

休息:適度に休憩を取る

モチベーションを維持したいなら、適度に休憩するのも忘れないようにしましょう。

休憩を挟むことで心身ともにリフレッシュできるため、集中力を保ちやすくなります。25分作業・5分休憩を1セットとし、勉強を進める「ポモドーロ・テクニック」の活用も有効です。

受験期の不安やプレッシャーへの対処法

受験期は、さまざまな不安やプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるでしょう。そのような場合は、以下の対処法を実践してみてください。

気分転換をする

勉強が手につかないときは、気分転換をしてみましょう。

趣味の時間を作る、運動をする、甘いものを食べるなど自分が好きなことをすると、気持ちがリフレッシュでき、ストレス発散にもなります。

誰かに話を聞いてもらう

不安になったり、気持ちが落ち込んだりしたときは、一人で抱えこまずに誰かに話を聞いてもらいましょう。

家族や友人、学校の先生など自分の言葉を受け止めてくれる人に相談するだけでも、気持ちが楽になります。悩みを解決するためのアドバイスをもらえることもあるでしょう。

前向きに考える

不安やプレッシャーを前向きにとらえるのも、一つの方法です。

例えば、成績が思うように伸びないときは、過去の自分と比べてできるようになった部分を褒めるようにしましょう。

模試の結果が悪かったときは「本番前に自分の苦手を知れてよかった」と考えるなど、ポジティブに切り替えることが大切です。

受験をする子供に対して親ができるサポート

高校受験に向けて頑張っている子供を見て「何か自分にできることはないだろうか」と感じる保護者の方もいるのではないでしょうか。

ここでは、受験期の子供に対して親ができるサポートをご紹介します。

子供の話をじっくり聞く

子供が悩んでいたら、「もっとこうしてみたら?」などとアドバイスをしたくなる方は多いでしょう。

しかし、困っているときに叱られたり話を遮られたりすると、子供は「自分の気持ちをわかってもらえない」と感じてしまうこともあります。

親子関係が悪化する原因にもなるため、何か伝えたいことがあってもグッとこらえ、まずは子供の話に共感しながら最後までじっくり聞いてあげてください。

適切な言葉をかける

大きなプレッシャーがかかる受験期は、子供にかける言葉にも気を付けなければなりません。
「今日も本当に頑張ったね」「焦らず、自分のペースで進んでいこうね」のような、ほどよく寄り添った言葉をかけてあげるのが理想的です。

学習しやすい環境を整える

受験を乗り越えるためには、学習しやすい環境を整えてあげることも大切です。

部屋を用意するときは「一人で勉強ができる」「テレビやゲームの音が聞こえない」などを意識すると、子供のモチベーションも下がりにくくなるでしょう。

第一志望校に落ちたらどうする?

もし第一志望校に落ちてしまっても、すぐに諦めないでください。以下のような選択肢もあります。

公立高校の二次募集

公立高校の中には、一般入試の合格発表後に二次募集を行うところもあります。どうしても行きたい高校がある場合は、ぜひ検討してみましょう。

ただし、すべての高校が二次募集を行っているわけではありません。
また、二次募集の出願期間は短く設定されていることも多いため、早めに情報を集めておく必要があります。

私立高校の追加募集

私立高校の中には、公立高校の入試前に行う1.5次入試や、公立高校の合格発表後に行う2次入試を実施しているところもあります。

こちらも先ほどと同様、すべての高校で行われているわけではありませんが、受験したい高校がある場合は確認してみるとよいでしょう。

なお、1.5次入試もスケジュールがタイトなため、受験を希望する場合は早めの対応が必要です。

通信制高校の募集

通信制高校は、公立高校や私立高校の合格発表後でも出願できる場合があります。

二次募集を実施しているケースもあるため、全日制高校に落ちてしまった方や気になる通信制高校がある方は、諦めずに挑戦してみましょう。

まとめ:四谷学院で高校受験合格をつかもう!

志望校を高望みしている場合も、そうでない場合も、忘れてはいけないのが「無理のない学習計画を立てて、目標に向かって頑張り続けること」です。

四谷学院では、一人ひとりの能力に合わせたカリキュラムをもとに学習を進められます。また、プロの受験コンサルタントが今後の進路や志望校選び、学習計画などの相談に乗ってくれるため安心です。

受験を全面的にサポートしてくれる四谷学院の個別指導で、志望校合格をつかみましょう。

詳細を知りたい方は、以下のページをご覧ください。

四谷学院個別指導教室 中学生コース

55段階で学力UP大作戦!
四谷学院個別指導教室HPはこちら
無料個別相談会のご予約はこちら
無料資料請求はこちら
お近くの教室をお探しの方はこちら
個別指導オンライン 個別指導オンラインなら全国どこでも受講可能!
55段階で学力UP大作戦!
四谷学院個別指導教室HPはこちら
無料個別相談会のご予約はこちら
無料資料請求はこちら
お近くの教室をお探しの方はこちら
個別指導オンライン 個別指導オンラインなら全国どこでも受講可能!

こんな記事も読まれています

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

同じカテゴリの記事を見てみる  アドバイス  

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはフリーコール(0120-428255)にて承っております。

このページの先頭へ