中学の受験科目「理科」の勉強法のポイントを解説
公開日:2023/12/07
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験での理科の学習方法や出題傾向などについて、迷っている受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、中学受験に特化した理科の特徴やおすすめの勉強法などを紹介します。
記事の後半では親のサポート方法も紹介しているので、この記事を読めば、子どもの受験を手助けがするヒントが得られるでしょう。
目次
中学の受験科目「理科」の特徴
中学受験の理科は、化学・物理・生物・地学という4つの分野から出題されるため、幅広い知識が必要です。
したがって、苦手科目を作らず、バランスよく対策することが大切です。
基本的に、問題は小学校のカリキュラムに沿って作成されていますが、出題内容は学校によって異なります。
グラフや表、カラー写真などを使った思考力を問う問題も増えているため、単なる知識だけでなく思考力を養うことも重要です。
中学受験科目の「理科」の分野別おすすめ勉強法
ここでは、理科の各分野におけるおすすめの勉強法を紹介します。
物理の勉強法
物理の勉強では、暗記よりも思考力や応用力を鍛えることが重要です。
公式や原理を覚えつつ、演習問題を通してその知識を使いこなす練習をしましょう。
計算問題も出されるため、効率よくかつ正確に解く力を身に付けることが大切です。
化学の勉強法
化学の勉強では、計算問題に時間をかけることが重要です。演習問題を繰り返し解いて慣れていき、計算力を鍛えましょう。
また、近年では実験に関する問題やグラフを使った問題が増えています。
実験に関する問題では手順の把握が重要になるため、簡単なものであれば実際に実験してみるのがおすすめです。実際に行うのが難しい場合は、動画を見て内容を把握しておきましょう。
グラフ問題では、複雑な計算が必要な場合があります。そのため、同じような問題を繰り返し解いて出題形式に慣れることが大切です。
生物の勉強法
生物は知識問題が多く出題されるため、暗記に力を入れましょう。
植物や動物、人体などに関する問題が多く出されるため、教科書や参考書を繰り返し読んで内容を理解することが大切です。
暗記が苦手な場合は、図や写真などを活用して自分に合った方法で理解を深めましょう。
生物では覚えるべき量が多いものの、身に付けた知識が点数に直結しやすいので、ほかの分野と比べると短期間で成績向上が期待できます。
地学の勉強法
地学は出題傾向が比較的決まっているため、過去問などを何度も解くことが対策につながります。
出題範囲は天体・地層・天気・河川などで、暗記だけでなく原理の理解も必要です。
例えば、地層では地層や岩石の種類の暗記に加えて、地層と化石の関連性を把握することが重要です。
理科の勉強でやりがちなNG例
勉強は、闇雲に行っても効果が出にくいことがあります。
ここでは、成績が伸びにくい勉強法を紹介するので、1つでも当てはまっていたら改善しましょう。
演習問題から始める
知識の定着には、インプットとアウトプットの繰り返しが重要です。知識がないまま問題を解いても理解力の向上にはつながらず、間違えた問題の分析もできません。
定着した知識を使って問題を解くことで理解が深まり、効果的に学習できるようになります。
解答解説を読んで満足している
間違えた問題の解答解説を読んで理解したと思っても、時間が経つと内容を忘れてしまうことがあります。そのため、解答解説を読んだあとは、再度問題を解く習慣をつけましょう。
中学受験の理科は親のサポートも大事!
中学受験の理科は暗記科目もあり、そもそも理科に興味を持っていない子は学習のモチベーションを保つのが難しいでしょう。そのため、親のサポートが重要です。
動物園や博物館などに足を運び、実際の体験を通じて子どもが理科に興味を持つよう導くと、楽しみながら知識を定着させられます。
四谷学院の個別指導で中学合格を目指そう!
中学受験における理科は、ただ答えを暗記するだけではなかなか点数が伸びません。
様々な過去問を何度も解き、分からないことは分からいまま放置しないことが大事です。
学校の授業だけでは応用力まで鍛えることは難しいため、中学受験を検討している人は予備校へ通うことを検討してはいかがでしょうか
四谷学院の個別指導では、1~2人の生徒に対して1人の講師が担当します。講師陣は指導経験が豊富で、生徒の状況に応じた指導を行います。
進路相談や志望校対策などのサポート体制が整っているため、自信を持って中学受験に臨めるでしょう。
四谷学院の個別指導教室を利用して、ぜひ中学受験の合格を目指してください。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 中学の受験科目「国語」の勉強法のポイントを解説
次の記事 » 埼玉県の高校入試と切り離せない?北辰テストとは?