中学受験における併願校とは?選び方や親子での話し合いのコツを解説
公開日:2026/05/21

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験では多くの家庭が複数の学校を併願します。適切な併願校を選択することで、受験機会を分散でき、第一志望校受験の精神的な支えを作れます。情報収集をしっかりと行ったうえで、子どもと相談しながら併願校を選びましょう。
この記事では、中学受験における併願校の意義や選び方、親子での話し合いのコツなどを解説します。
目次
中学受験において併願校はなぜ必要か

併願校は単なる滑り止めではありません。合格を確保する意味合いもありますが、受験機会を分散させる、本命受験時の精神的な安定を支えるといった重要な役割を持ちます。
第一志望校対策を最大化するためにも、受験日程と合格可能性を組み合わせた併願設計が欠かせません。徹底的に情報を収集して、子どもと相談しながら併願校を決定しましょう。
中学受験の併願校は何校くらい選ぶのか

首都圏分析では、1人当たり平均出願校数が7校台まで伸びる年もあり、出願先の分散が進んでいます。一方で、実際の受験校数は4校前後とされ、出願は広めに行うが受験数は絞る構図が一般的です。
併願校を3~5校程度と想定する家庭が多いなか、安全校を厚めに置く家庭ではさらに校数が増える傾向があります。どのような方針で中学受験をするのかによって、何校を受験するかは変わってくるでしょう。
併願校の選び

併願校選びは偏差値だけで決めず、第一志望を軸に難易度・校風・通学・進学実績を合わせて判断する必要があります。
また、生徒と保護者では重視する点が異なり、生徒は学校の雰囲気、保護者は教育方針や通学利便性を見る傾向があります。どの学校を併願するかは家庭の方針次第ですが、学校選びで後悔しないよう、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 第一志望を軸に併願校を配置する
- チャレンジ校・実力相応校・安全校で併願校を分ける
- 校風・通学・進学実績で併願校を絞る
第一志望を軸に併願校を配置する
れにくくなります。また、模試結果だけで志望順位を頻繁に変えると、対策の優先順位が崩れやすくなり、併願戦略も不安定になります。
第一志望を軸に定め、そこからぶれないことが大切です。併願校は第一志望をあきらめるためでなく、第一志望に挑むための支援配置と考えましょう。
チャレンジ校・実力相応校・安全校で併願校を分ける
併願校は難易度別に段階をつけ、上位校だけで固めず、合格を取りにいく学校も入れましょう。チャレンジ校、実力相応校、安全校を組み合わせることで、結果の振れ幅に対応しやすい受験日程を組めます。
チャレンジ校:現在の実力(偏差値)よりも高い学校
実力相応校:現在の実力(偏差値)でなんとか合格できる学校
安全校:余裕を持って合格できる学校
校風・通学・進学実績で併願校を絞る
学校選びでは教育方針や校風が最重要になりやすく、数字だけでは比較しきれません。
先述のとおり、保護者は通学時間や大学進学実績を重視し、本人は在校生の雰囲気や学校生活を見て判断する傾向があります。それぞれが優先したいポイントをふまえて、相性をしっかりと確認したうえで併願校を決定しましょう。
説明会、文化祭、学校ホームページの情報を並べて比較するのがおすすめです。家庭内で判断基準をそろえると、学校を選びやすくなります。
中学受験の併願校を決める際の親子の話し合い

中学受験対策の開始時点では親主導で受験対策をしている家庭も多いでしょう。しかし、最終的な進学先選びは、生徒本人が納得できるかどうかが重要です。
親子で重視する点が異なるため、併願校選びを感情論で進めず、判断軸を言語化して共有することが欠かせません。併願校決定では、親が条件整理を担い、子どもが通いたい気持ちを言葉にできる場を設けて、本人の意思を尊重しましょう。
親と子の役割分担を先に決める
保護者は情報収集、日程整理、費用確認、通学ルート確認を担い、候補校の比較表を作るとよいでしょう。子どもは学校見学や説明会で感じた雰囲気、在校生の印象、通いたい気持ちを積極的に言葉にする必要があります。
役割分担を先に決めることで、親の価値観だけで学校を絞る失敗や、判断の先延ばしを防ぎやすくなります。親子で連携して学校を選ぶことが大切です。
併願校選びで意見が割れたときの話し合い
偏差値が近い学校で迷う場合は、校風、行事、部活動、通学負担など日常生活の観点で比較すると判断しやすくなります。1校だけでなく複数校の学校説明会を見比べると、学校ごとの特色や違いが明確になりやすいでしょう。
数字で比較できない魅力を見つけることで、本人が納得して受験しやすくなり、親子の対立も減りやすくなります。対話を重ねながら納得のいく答えを見つけていきましょう。
併願校を決める際の注意点

併願校は増やしすぎても減らしすぎてもリスクがあるため、出願数・受験数・合格可能性のバランスが重要になります。
特に見落としやすいのは、手続の締切、午後入試の移動負担、過去問対策の時間不足などです。日程表と判断基準を事前に固め、無理なく対策できるかしっかりと確認しておきましょう。
子どもの状態によって、柔軟に併願数を変更することも大切です。長い受験期間を走り切れるよう、親子で協力していきましょう。
まとめ
どの学校を併願するかは、中学受験の重要なポイントです。第一志望校を軸にさまざまな難易度の学校を抽出し、併願校を決定しましょう。
併願校決定にあたっては、生徒本人の意思も大切です。保護者が学校の情報を収集して整理し、本人が納得できる併願校を選びましょう。
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