中学受験の算数ができない?苦手科目の算数を制するものが中学受験を制す!
公開日:2025/05/23

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験を控えた子どもを持つ保護者の中には、「算数」が受験の壁だと感じている方もいるでしょう。
算数は、苦手意識を持ちやすい科目である一方で、志望校の合否を分ける重要な科目でもあります。
本記事では、中学受験における算数の重要性や、学校の授業との難易度の違い、苦手を克服する方法について解説します。子どもが算数へ苦手意識を持つことに悩む保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
中学受験における算数の大切さ

中学受験において、算数は合否を分ける重要な科目の一つだといわれています。
その理由は、主に次の2つです。
- 配点が高い
- 得点差が生まれやすい
中学受験では、算数の配点が理科や社会よりも高く設定されていることがよくあります。特に、難関校ほどその傾向が顕著で、算数の正答率が合否を大きく左右します。
さらに、中学受験で出題される算数には、応用力や思考力を問う問題が多く、苦手意識を持つ子どもも少なくありません。
また、他科目の記述問題と比べて部分点が取りづらく、難度も高いため、得点差が生まれやすい科目です。
つまり、算数で点が取れるようになれば、合格に大きく近づくといえるでしょう。
学校の授業と受験における算数の難易度の違い
学校の授業で扱う算数は、多くの場合、公式に当てはめれば答えを導けるシンプルな問題が中心です。
一方、中学受験では教科書レベルの知識をもとに、応用力が試される難度の高い問題が多く出されます。
また、複数の公式や単元を組み合わせて考える必要があり、より柔軟な思考力が求められます。記述式の問題も多く、本質を理解する力と短時間で解答を導き出す力も重要です。
このように、学校の授業と中学受験の算数では、求められる力に大きな違いがあります。
【できないから脱却!】中学受験における算数の克服法

それでは、どのようにして算数を味方につけて、志望校合格を勝ち取ればよいのでしょうか。ここでは、中学受験における算数の克服法を2つご紹介します。
計算力を身につける
算数では、解き方がわかっていても、計算ミスがあると正解にたどり着けません。そのため、まずは計算力を鍛えることが、苦手意識を克服する第一歩になります。
計算力は、日々の練習で高められます。計算ドリルや問題集を活用したり、日常生活の中で意識的に計算を行ったりして、継続することが大切です。
計算のスピードと正確さが向上すれば、より難しい問題にも自信を持って挑戦できるようになるでしょう。
苦手な単元の把握とポジティブな声掛け
算数への苦手意識が、学習意欲の低下につながることは少なくありません。苦手意識が強いほど、勉強が楽しく感じられず、問題を見るのも嫌になってしまうものです。
多くの場合、この苦手意識は「特定の単元が苦手」と感じることから起こります。
まずは、どの単元に苦手意識があるのかを明確にし、基本問題を繰り返し解いて自信につなげましょう。
間違えた問題は丁寧に見直し、つまずいた原因を把握したうえで重点的に復習すれば、理解が深まりやすくなります。
また、親からの声かけも大切です。
「なんでできないの?」「どうしてわからないの?」といった否定的な言葉は避けましょう。「一緒に考えてみようか」「これはどうやって解いたの?」といった寄り添いの姿勢が、子どもに前向きな気持ちを促します。
算数の問題集や過去問の使い方

問題集は、子どもの学力に合ったものを選ぶのがポイントです。難関校を目指すからといって、最初から難度の高い問題集に取り組むと、自信を失うことがあります。無理のないレベルから始め、確実に理解を積み重ねていきましょう。
また、問題を解く際は一度解くだけで終わらせず、解説も読み込むことが大切です。
理解できるまで何度も繰り返し解くことで、定着につながります。少なくとも、3回以上の解き直しがおすすめです。
問題集をある程度スムーズに解けるようになったら、志望校の出題傾向をつかむために、過去問にも挑戦してみましょう。
直近3年分を目安に、本番と同じ制限時間を設けて解くことで実践力を養えます。解けなかった問題は問題集を使って復習し、理解を深めることが重要です。
まとめ
中学受験において、算数は他の科目に比べて配点が高く、合否に大きく影響する重要な科目の一つです。一方で求められる力が幅広く、高難度の問題が多いため、苦手意識を持つ子どもも少なくありません。
算数の苦手を克服するには、計算力の強化と苦手な単元の把握がポイントです。基礎をしっかりと固めることで、応用問題にも自信を持って対応できるようになるでしょう。
問題集や過去問は一度解いただけで終わらせず、丁寧に復習しながら繰り返すことで、着実に力が身につきます。
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