通信教育(オンライン授業)だけで中学受験合格は可能?成功させる家庭学習のコツと効果的な親のサポート方法を紹介
公開日:2024/11/19
こんにちは、四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験にチャレンジと聞くと、学習塾や家庭教師の利用を考える方が多いかもしれません。なかには「通信教育だけで受験を乗り切れるか?」と思っている方もいるでしょう。
近年は通信教育の種類がかなり増え、進学コースを設置しているサービスもあります。
本記事では、通信教育だけを利用した中学受験について、メリット・デメリットやサービスの選び方、コツなどを解説していきます。
通信教育だけで中学受験合格を目指す方や、サービス選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
通信教育(オンライン授業)だけで中学受験は合格できる?
先に結論を述べると、通信教育だけでも中学受験に合格することは可能です。
ただし、子ども自身の自己管理能力や意欲的に学習する姿勢、親によるサポートが重要となるうえ、子どもの性格や学習スタイルによって向き不向きがあります。
また、すでに志望校が明確に決まっていて、志望校合格に照準を合わせて学習したい場合は、十分な学習効果を感じられないかもしれません。
通信教育(オンライン授業)だけで中学受験対策を行うメリット・デメリット
通信教育だけで中学受験対策を行うには、メリットもあればデメリットもあります。
どちらも理解したうえで、慎重に検討しましょう。
メリット1.費用を抑えられる
通信教育は、通塾や家庭教師などよりも費用が安い傾向があります。
塾の場合は特別授業や季節講習、模試などでなにかと追加料金がかかりますが、通信教育は毎月決まった教材が送られてくるシステムにより、費用は一定であることがほとんどです。
教育費を大きく削減できる可能性があり、家計に優しい選択だといえるでしょう。
メリット2.自分のペースで学習できる
自分の都合に合わせて好きな時間に学習することができます。
時間だけではなく場所の縛りもないため、習い事やクラブ活動との両立も可能です。
さらには、通塾にかかる時間も勉強にあてられることから、効率良く学習できるといえるでしょう。
デメリット1.自己管理能力が必要
通信教育は自分で学習計画を立てる必要があり、強制力がありません。
子ども自身に自己管理能力がないと継続しにくいのが難点です。
必要に応じて親がサポートしたりモチベーション維持の工夫をしたりしなければならず、場合によってはそれでも継続が難しく、教材を無駄にしてしまう可能性があります。
デメリット2.質問対応がしにくい場合がある
通信教育のデメリット2つ目は、対面でのサポートがないことです。
教材だけでも十分理解が深まるように作成されていますが、それでも疑問・質問がわくことはあるでしょう。
そんなとき、質問対応がメールやチャットだけでは、解決が遅れてしまう場合があります。
わからないことをそのまま放置してしまうことにもつながり、効率的かつ効果的な学習を阻害しかねません。
中学受験に適した通信教育(オンライン授業)サービスの選び方
続いては、中学受験に挑むにあたって適した通信教育サービスの選び方を3つ紹介します。
志望校や学習レベルに合った通信教育を選ぶ
一口に通信教育といっても、対応している内容は基礎学力向上をメインとしたものから難関校合格を目指すレベルまでさまざまです。
まずは志望校のレベルに合った通信教育サービスを選びましょう。
難関校を目指すのであればハイレベルの演習ができるものを、基礎固めをしたい場合は基礎学力に重点を置いた教材を選ぶのが大切です。
自分に合った学習タイプを提供している通信教育を選ぶ
通信教育には紙の教材をメインにしたものもあれば、専用のタブレットを使うタブレット学習型、授業動画を視聴するオンデマンド型、リアルタイムで授業の配信を受けられるライブ型などがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、子どもの性質に適したタイプを選びましょう。ぴったり合うものを選べば、理解度や集中力も向上します。
サポート体制が充実している通信教育を選ぶ
サポート体制が充実している通信教育を選べば、疑問や不安を解消しながら学習を進めることができます。
学習に関する質問対応や添削指導だけではなく、進路相談などのサポートがあると、初めての受験でも安心です。
四谷学院の個別指導オンラインは、リアルタイムでやり取りできるZoomを使った双方向型で授業を進めるため、疑問はその場ですぐに解決できます。
また、受講の前に無料の個別相談と学習カウンセリングがあり、事前に課題と目標をはっきりさせることで無駄なく学習を進めることができるのです。
通信教育(オンライン授業)のみで中学受験を成功させるための家庭学習法
ただ通信教育の教材を使うだけでは十分な学習効果は得られません。ここでは、通信教育のみで中学受験を成功させるために意識したい家庭学習法を紹介します。
目標を明確にする
ただやみくもに勉強するのではなく、目標を明確にしましょう。目指すべきものがはっきりしていると、学習の方向性が定まり、モチベーションを維持しやすくなります。
目標には志望校の合格ラインを設定するとより具体性が高まり、勉強に対する意識もよい方向に変化するでしょう。
生活リズムを整えて学習時間を確保する
通塾と異なり、通信教育は自分で学習時間を決められますが、一方で学習時間が流動化し、生活リズムが崩れてしまう可能性があります。
学習時間を確実に確保して集中力を高めるためにも、規則正しい生活リズムを意識することが大切です。
早寝早起きを心がけ、決まった時間に勉強する習慣をつけるようにしましょう。
集中できる学習環境を整える
集中できる学習環境を整えることで、学習効率がアップします。通信教育サービスを使った学習では、スマートフォンやテレビ、ゲーム、漫画などの誘惑が多いものです。
あらかじめ静かな場所を選んだり、机の上を整理整頓したりして誘惑を避けておくと、勉強に集中しやすく、効率的に学習を進められるでしょう。
親ができるサポート|子どものモチベーション維持のコツ
中学受験成功には親のサポートも欠かせません。ここでは子どものモチベーションを維持するために親ができる具体的な方法を紹介します。
親子で中学受験を乗り越えるためのヒントにしてください。
ポジティブな声かけを行う
勉強を頑張っている子どもに対しては、ポジティブな声かけを心がけましょう。
褒められることで「自分はできる」という自信が芽生え、新しいことに挑戦する意欲が湧いてくるはずです。できなかったことよりもできたこと、日々の小さな努力を褒めて、学習意欲を持続させます。
例えば、「前は解けなかった問題が解けるようになっているね」「ここまでは合っているね」といった声かけがふさわしいでしょう。反対に、「勉強しなさい」「何回間違えるの?」などネガティブな声かけはNGです。
ご褒美制度を導入する
ご褒美制度は、「目標を達成したら報酬がある」というインセンティブ効果を利用して子どもの学習を促し、親が望む成果を引き出すものです。
特に中学受験のような長期間の学習では、短期的な目標を設定し、その達成を通してご褒美を得られる仕組みを作ることで、継続的に学習を進める大きな原動力になるでしょう。
まとめ:四谷学院の個別指導オンラインなら自宅で中学受験合格を目指せる!
四谷学院の個別指導オンラインでは、生徒の能力や進度に合わせてオーダーメイドカリキュラムを組むため、目標とレベルに沿った効率的な学習を進めることができます。
プロの受験コンサルタントによるきめ細やかな指導で、着実に目標達成へと近づけるでしょう。もちろんサポート体制も充実。個々の進路相談や志望校対策にも対応しており、中学受験を目指す生徒を手厚くサポートします。
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