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文科省が認定した高度な教育が受けられるスーパーグローバルハイスクールとは?

  公開日:2018/08/08


※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の古川です。

文部科学省が実施している「スーパーグローバルハイスクール」という事業をご存じでしょうか。

文字通り国際的に活躍できる「グローバルリーダー」の育成を行う高校を文部科学省が指定する制度で、現在までに全国で100以上の学校が指定されています。

このグローバルリーダーを育成するための教育とはどのようなものなのでしょうか。

スーパーグローバルハイスクールとは

スーパーグローバルハイスクール(略称:SGH)とは、国際的に活躍できるグローバル人材の育成に力を入れている学校を文部科学省が指定する制度で、2014年から始まりました。

文部科学省では、英語を中心とした語学力はもちろん、問題解決能力やコミュニケーション能力、歴史・文化などの幅広い教養を身につけた生徒を育て、将来、さまざまな分野で海外の第一線で活躍できるグローバル・リーダーの育成を目指す、という狙いがあるようです。

支援期間は5年間で、全国の国公私立高等学校および中高一貫教育校を対象に公募し、それぞれの地域におけるバランスを考慮しながら指定校を選んでいるとのこと。

指定校になると、生徒の留学経費や教師の人件費、学習プログラムの開発費などとして、年間約1,600万円(上限)の予算を受けられるほか、学習指導要領に縛られない教育をすることが可能になるそうです。

 

SGH指定校の特徴

2014から2016年度の3年間で123校が指定校となりました。

その内訳をみると、国立12校、公立73校、私立38校となっています。

指定校には、英語教育を重点的に行う「スーパーイングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)」や、理数教育に重点的に取り組む「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されていた高校もあります。

指定校は学力の高さだけで選ばれるわけではなく、以前から国際教育やグローバル教育を特色としているなどの新しい魅力が評価されて選ばれた学校も多くあるというのが特徴です。

 

グローバル化する教育

推薦入試を取り入れた東京大学や特色入試を導入した京都大学などに象徴されるように、これまでのような受験競争を中心とする教育ではグローバル人材の育成は難しい、という危機感が大学側に広がっているように思います。

教育再生実行会議などで、多面的・総合的な大学入試が検討されていることも、その一環といえるでしょう。

高校側にも、受験教育を優先したカリキュラムや指導法のあり方を改めなければ、急速に進んでいるグローバル化についていけなくなるという危機感を持っているのではないでしょうか。

 

SGH指定校はそれだけで魅力的ではありますが、SGHとしての取り組みがその学校のすべてではないので、志望校として選ぶ場合は、教育理念や教育目標などをよく確認した上で検討するとよいでしょう。


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