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中学生が必ず行うべき勉強法とは?〜社会科編〜

  公開日:2018/07/11

こんにちは、四谷学院の高木です。

誰にでも苦手な教科はあると思いますが、その教科の学習ポイントをしっかりとおさえてさえいれば、必ず克服することができます。

今回は、中学生が必ず行うべき勉強法の「社会科編」をお届けします。

社会科は暗記科目ではない

まずわかっておいてもらいたいのは、「社会科は暗記科目ではない」ということです。

社会科は覚えなければいけない事柄がたくさんあります。

そうした知識が大事なのはもちろんですが、用語や出来事をただ暗記するだけでは社会科の力は身につきません。

社会科で大事なのは「つながり」を考えることです。

そのつながりを考えるための土台として必要になるのが知識なのです。

学校の定期テストであれば、人名や様々な用語を暗記するだけで点数が取れる場合もありますが、受験となるとそれでは通用しません。

そもそも3年間分を丸々暗記するのは現実的ではありません。

しかも最近の入試では、考えさせる問題、つまり「なぜ」を問うような記述問題が多く出題されるようになっているので、暗記だけでは高得点はとりにくいのです。

なにより淡々と覚えていくだけの勉強では面白くないですよね?

同じ暗記でもつながりを理解したうえで、「なぜ」を考えたほうが覚えやすいですし、勉強に興味も湧いてきます。

 

地理の勉強のポイント

地理を勉強するうえでポイントとなるのが「地図」です。

地理は必ず地図帳を横において勉強してください。

そうすれば知らない国名や地名が出てきてもすぐに地図帳で調べられます。

また、地理はグラフや表を使った問題が多く出題されます。

 

・人口ピラミッドの推移

・都道府県ごとの人口・面積・人口密度

・各国ごとの人口・面積・人口密度

・都道府県ごとの農産物の生産量・輸出量

・各国の農産物の生産量・輸出量

 

このあたりが入試でも多く出題される重要なものになります。

ノートにまとめながら覚えると効率的ですが、そのときにできるだけ自分で略地図を描くようにしてください。

私の経験上、地図を描きながら覚えると記憶として定着しやすく、忘れた場合でも、地図を思い浮かべられるので思い出しやすくなるというメリットがあります。

 

歴史の勉強のポイント

歴史が得意な人

歴史は流れをつかむことで断然覚えやすくなります。

そのためにまずは、教科書を見ながら1つの単元をまとめ、その単元の練習問題を一度解きます。

そして、間違えた箇所をノートに書き出してしっかりと覚えます。

その後、もう一度同じ単元の違う問題を解きます。

次に暗記した事柄のつながりを考えながらノートにまとめます。

歴史は人間が作ってきたものなので、それぞれの出来事が起こった背景には、必ず理由があります。

なぜそれをしたのかを、わかりやすくノートにまとめましょう。

歴史が苦手な人

まず、時代ごとに最も重要な事柄を抜き出します。

その時代がどのようにして始まり、終わり方はどうだったのか。印象的な出来事は何か。

このくらいの少ない項目で良いので、教科書をじっくり読み込みながらノートに書き出します。

次にそれぞれの事柄を、つながりがわかりやすいように、なぜそれが起こったのか、理由を書き加えましょう。

あまり細かいところまで書かなくてもかまわないので、教科書や参考書で事実をしっかりと確認しながらノートを作ります。

これで歴史の流れがわかりやすくまとまったノートが完成するので、あとは繰り返し読み返しましょう。

そうして歴史の流れが頭に入ってきたら、あとはひたすら問題集を解いて、少しずつ知識を増やしていきましょう。

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