高校受験に備えて塾に行くべきか?塾に行くべき人の特徴や塾の選び方を解説
最終更新日:2024/07/11
こんにちは、四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験への関心が高まるにつれ、塾に通わせるべきかと悩む保護者の方もいるのではないでしょうか。
また、中学生の子どもの成績や進路に不安がある場合には「そもそも塾に通わせるべきなのか」「どのような塾が子どもに合っているのか」というように、悩む方もいるかもしれません。
この記事では、高校受験に向けて塾に通うべきだと考えられる子どもの特徴や、塾選びのポイントを解説します。
目次
高校受験は塾なしでも合格できる?
高校の偏差値は40以下から71以上と幅が広く、学力レベルに合った高校を選ぶことで、塾なしでも高校受験を成功させられます。
しかし、少しでも偏差値の高い高校や気に入った高校に行きたいといった希望がある場合、塾なしでの合格が難しいことがあります。
塾なしで高校受験に合格する子どもには、一般的に以下のような資質があります。
- 普段から勉強する習慣がある
- ポジティブな気持ちで勉強に取り組んでいる
- 学習のペースやスケジュールを自分で決められる
- 志望校について自分で情報収集できる
- 苦手科目が少ない など
すべての子どもが上記の資質を持っているわけではないため、志望校への合格率を高めたい場合は、塾を活用するとよいでしょう。
高校受験に向けて塾に行くべき人の特徴
以下のような特徴がある場合は、高校受験に向けて塾に行くことをおすすめします。
- 普段から勉強する習慣がない
- 難関高校を目指している
- 苦手科目が多い
- 入試まで一年を切っている
それぞれについて詳しく説明します。
普段から勉強する習慣がない
普段から自宅で勉強する習慣がない場合、自宅で勉強を始めても思うように集中できない可能性があります。
自宅にはスマートフォンやテレビ、漫画など身近なところに誘惑が多いため、勉強に集中するには自制心をもたなければなりません。
勉強をしているつもりになってしまわないよう、塾などしっかりと集中できる環境に身を置くとよいでしょう。
難関高校を目指している
難関高校を目指す場合、同じ年に受験するライバルも塾に行っているケースが多く、僅差での不合格を避けるためにも塾に行くことをおすすめします。
特に、実際の学力レベルとかけ離れた高校を受験する場合は、塾なしでは合格が難しくなってしまうでしょう。
私立高校や国公立高校など一部の高校では独自入試が行われるため、高校ごとの対策も必要です。
苦手科目が多い
苦手科目がある場合や、多くの科目に苦手意識を持っている場合は、塾で対策を行うとよいでしょう。
塾では苦手な科目をピンポイントで学習できるため、限られた時間でも効率的に勉強を進められます。
特に、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科のうち、国語は成績が伸ばしにくい教科として知られています。
国語に苦手意識があれば、積極的に塾を活用するとよいでしょう。
入試まで一年を切っている
すでに中学3年生で入試まで一年を切っている場合は、入試対策のために塾に行くことを考えるとよいでしょう。
早くから高校受験の意識を持っている子は、中学1年生のうちから内申点を意識した学習をしたり、中学2年生頃から塾へ通い出したりしています。
中学3年生から高校受験を意識し始めた場合は、過去の内申点と現在の学力レベルをもとに志望校を定め、塾で入試対策を行うことで高校受験合格を目指せるでしょう。
高校受験に向けた塾の選び方
高校受験に向けて子どもを塾に行かせる場合、どのような塾を選ぶべきかわからないという保護者の方もいるのではないでしょうか。
期待する学習効果を得て安心して高校受験に臨むためにも、高校受験のための塾選びでは次の2つのポイントを意識しましょう。
費用をチェック
塾には個別指導と集団授業があり、個別指導のほうが生徒に合わせた授業を受けられる分、費用が高くなります。
指導方法別のメリットやデメリットを押さえて費用を比較し、納得できる価格帯の塾を選ぶとよいでしょう。
個別指導と集団授業には、次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
個別指導 | ・子どものペースで学習できる ・子どもの理解度に応じた指導を受けやすい ・部活動や習い事と両立しやすい | ・学習のペースがほかの生徒より遅れる可能性がある ・集団授業に比べて費用が高い傾向がある |
集団授業 | ・ほかの生徒と切磋琢磨できる ・受験に必要な内容を体系的に学習できる ・個別指導に比べて費用が安い傾向がある | ・成績順のクラス分けで下のクラスになると 、子どものモチベーションが下がってしまう可能性がある ・カリキュラムについていけない可能性がある |
塾の方針と子どもが合っているか
入塾を検討している塾がどのような指導方針で運営されているのか、運営方針が子どもと合っているのかといった点を事前に確認しましょう。
塾によっては厳しく指導をして難関校を目指すところもあれば、基礎から一歩ずつ学べるタイプの塾もあります。
志望校のレベルや子どもの学習レベルなどに応じて、高校受験までに必要な学力を身につけられそうな塾を選ぶことが大切です。
まとめ
高校受験では、塾に行かなくても合格を目指せます。
しかし、難関校に合格したい、周りに比べて学習が遅れており高校受験の不安が大きいといった場合は、塾へ行くことを検討するとよいでしょう。
高校受験まで一年を切っているような場合でも、塾で入試対策を行うことで志望校合格率を高められます。
四谷学院の個別指導で志望校合格を目指そう!
四谷学院では、各生徒の能力や進度に合わせたオーダーメイドカリキュラムによる授業を受けられます。プロの受験コンサルタントによるきめ細やかな指導で、一人ひとりに合った学習効果を得られるでしょう。個々の進路相談や志望校対策も行っており、高校受験を目指す生徒を全面的にサポートします。
四谷学院の個別指導について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 中学受験の証明写真の撮影方法や服装、髪型について解説
次の記事 » 【中学受験】睡眠時間はどれだけ必要?学力を向上させる睡眠のとり方を解説