集団塾と個別指導塾の違いは何？特徴やメリット・デメリットを徹底比較

最終更新日：2022/12/16

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大学合格を目指す受験生にとって、塾選びはとても重要です。しかし、塾にはいろいろなタイプがあります。特に、集団塾と個別指導塾では向き・不向きが大きく異なるため、それぞれの特徴を把握したうえで慎重に選択しなければなりません。

そこで今回は、塾選びで失敗したくない人たちのために、集団塾と個別指導塾を徹底比較します。「どちらが自分に向いているかわからない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

集団塾vs.個別指導塾：それぞれの特徴

まず、集団塾と個別指導塾の特徴を見ていきましょう。

集団塾では、複数の生徒に対して1人の講師が授業をするのが特徴です。ただし、生徒の人数は塾によってかなり異なります。生徒の人数により雰囲気がだいぶ変わるため、集団塾を希望する場合は事前にチェックしておくとよいでしょう。

また、集団塾ではカリキュラムが固定されています。講義日も決まっているため、やむを得ず休んでしまった場合の対応も要チェックです。

そして、多くの集団塾では習熟度別クラスや目的別コースが設けられています。そのため、集団塾を選ぶ際は、途中でクラスやコースが変更できるかもあらかじめ調べておきましょう。

個別指導塾では、生徒1～3人に対して講師1人が授業を担当します。授業は基本的に生徒の目的やペースに合わせて進み、学ぶ内容も自由に決められるのが大きな特徴です。

また、日時を選べる場合が多く、急な予定変更にも柔軟に対応してもらえるため、部活やほかの習い事と両立しやすいのも特徴といえます。

個別指導塾では講師との距離が近いため、講師との相性を気にする人も少なくありません。しかし、多くの塾では講師の変更希望にも快く応じてくれるため、その点は心配しなくても大丈夫です。

それでは、集団塾と個別指導塾のメリット・デメリットをさらに詳しく比較してみましょう（下表）。

	集団塾	個別指導塾
メリット	・体系的・網羅的に学べる・競い合えるライバルができる・一般的に費用は安め	・個々のペースで学べる・苦手克服に向いている・講師が選べる・日時が選べる・学期途中でも始めやすい・授業数が少ない場合コスパは悪くない
デメリット	・きめ細かな対応は難しい（質問しにくい、講師の変更が難しいなど）・予習・復習に時間をとられる・休むと遅れを取り戻すのが難しい・途中入塾だとついていけないおそれがある・選択する授業数が多いと費用が高くなる・人間関係に悩むおそれがある	・塾の方針や担当講師の質で効果が大きく変わる・カリキュラムが流動的すぎると目的が達成できないおそれがある・競い合うことはできない・一般的に費用は高め・規模の小さな塾では最新の受験情報を得にくいこともある