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高校生が苦手科目の偏差値アップするための秘策とは?〜化学編〜

  公開日:2018/09/12


※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の高木です。

苦手科目でも勉強法のポイントさえおさえていれば、必ず克服して学力はグングン上がっていきます。

今回は、高校生が苦手科目の偏差値をアップさせるための勉強法の「化学編」を解説します。

3分野のポイントをおさえる

化学という科目は、理論化学、無機化学、有機化学に分類されます。

この3つはかなりタイプが異なるので、ここをうまく攻略することが化学を克服するためのポイントになります。

それぞれを見ていきましょう。

理論化学

理論化学は、次の3つのステップで進めていきましょう。

1.まずは知識が中心の単元(物質の分類、イオン、原子、周期表、結合)を覚えて、しっかり知識を固めます。たくさんのキーワードが出てくるので、意味を言えるようにしておきましょう。

2.物質量計算、濃度計算、化学反応式の量計算という、代表的な3つの計算問題を身に付けましょう。特に、物質量はイメージが掴みにくいですが、問題演習を多くこなせば慣れてくるので心配はいりません。問題演習をやる際は、必ず式の途中に単位を書きましょう。

3.ここからいよいよ理論化学の深いところへ入っていきます。熱化学、酸塩基、酸化還元、電気分解、気体、平衡、溶液とそれぞれ方向性が異なる単元が出てきます。

ここでも式の途中に「単位を書く」ということを心がけましょう。

無機化学

暗記中心の無機化学ですが、次の4つのポイントを意識すると覚えやすくなります。

図説を見る

図説には写真がたくさん載っているので、その形や色を見てしっかりと頭に焼き付けましょう。

身近なものと結び付ける

図説には、「塩酸はトイレ用洗剤に使われている」などの情報が載っています。日常生活で使用する身近なものと結び付けると記憶として定着しやすくなります。

語呂合わせを使う

「沈殿生成反応」などの覚えにくいものは、語呂合わせを使って覚えると良いでしょう。

反応式の仕組みを理解する

無機化学で出てくる反応式で特に重要なものは、「酸・塩基の式」と「酸化還元反応式」です。このうち酸・塩基の式の、特に「弱酸(弱塩基)の遊離反応」は多くの人が苦手とするところです。

ただ、大事な反応式はこの形のものが多いので、この仕組みをしっかりと理解すれば、無機化学の反応式はかなり覚えやすくなります。

有機化学

有機化学は、次の3つのポイントを意識して学んでいきましょう。

基礎知識を覚える

入試で有機化学が出る場合、ほとんどが「構造決定」の問題ですが、そこで点を取るためには知識があることが大前提です。

まずは官能基や有機反応などの基礎的な知識を身に付けましょう。

問題演習を行う

知識を身に付けた後は、問題演習を積極的に行います。

ここは知識を定着させるために問題を解いていくという段階なので、慌てて構造決定に進む必要はありません。じっくりと基礎知識の確認を行いましょう。

構造決定を極める

基礎的な知識が頭に定着したら構造決定の演習に入ります。

はじめは戸惑うこともあると思いますが、演習を繰り返すうちに必ずコツを掴めます。根気よく演習を続けましょう。


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