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高校受験の「作文」の正しい書き方と作成時のポイントを解説

  公開日:2024/03/07

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

近年では、高校受験での作文の重要度がさらに増しています。しかし、高校受験の作文対策は何から始めればよいのか、悩んでいる受験生も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、作文・小論文の違いや作文のポイントなどをわかりやすく解説します。作文の書き方がわからない、作文が苦手だという方は、ぜひ参考にしてください。

高校受験における作文・小論文とは

公立・私立を問わず、高校の推薦入試では、面接に加えて作文や小論文が実施されます。また一般入試においても、作文や小論文が試験科目に組み込まれる場合があります。

ここでは、作文と小論文の違いや採点の際にチェックされるポイントなどを見ていきましょう。

作文と小論文の違い

作文は自分の感想や考え、体験を綴るもので、「~だと思う」「~してうれしかった」などの主観が求められます。

一方の小論文は、提示されたテーマに対して、客観的な立場から自分の意見を述べるものです。

どちらも得点源となるため、本番前の十分な対策が大切です。

作文はどのようなところを見られるのか

作文は書き手の本質が垣間見えるものです。試験官は、文章を通して「その学生がどのような人か」を把握して評価します。

そのため、文章をただ自由に書くのではなく、主体性・思いやり・積極性などをアピールできるように慎重に書くことが大切です。

また、作文には文章力のほかに基礎学力も反映されるため、丁寧に正しく表現することを意識しましょう。

高校受験における作文の作成ポイント

高校受験の作文作成では、以下の4つのポイントに注目しましょう。

書く内容をまとめる

最初に、自分の考えや主張したいことを明確にし、それを軸として文章を展開させていきます。

テーマに関して具体的に書き出すと、すべてを盛り込みたくなるかもしれませんが、それでは個々の内容が薄くなりがちです。自分が一番伝えたいポイントを絞り込み、深く掘り下げましょう。

例えば「中学の思い出」がテーマであれば、「部活動について」「夏の大会」「日々の練習」など、具体的なサブテーマを考え、そこから1つに絞ります。

エピソードを集める

テーマを決めたら、そのテーマに関する具体的なエピソードを集めましょう。具体例やエピソードがあると、読み手が納得しやすくなります。

テーマから連想することを箇条書きで書き出してみると、自分の意見に対する根拠や考え方が明確になり、読み手に伝わりやすくなります。

大まかな構成を作る

エピソードをもとに、作文の構成を考えましょう。高校受験の作文では、「序論」「本論」「結論」という3つの段落に分けて構成するのが基本です。

序論ではテーマに対する答えを提示し、本論では具体的な考えやエピソードを交えて説明します。結論ではテーマに基づいて、自分の意見を再度述べたり、これからの目標や決意を述べたりします。

また、各段落の文字分配も事前に決めておきましょう。

例えば、序論15%、本論70%、結論15%のようにあらかじめ決めておくと、文字数の過不足を防げます。

実際に作文を書き始める

大まかに作文の構成を考えたら、実際に文章を書き始めます。

文章を書く際は、読みやすさを意識して一文が長くなりすぎないようにしましょう。一文の長さは、60文字程度を目安とするのがおすすめです。

高校受験で作文を書く際の注意点


前述したように、原稿用紙の使い方にはルールがあるため注意が必要ですが、そのほかにも注意点がいくつかあります。作文を書く際は、以下の3点に注意しましょう。

H4:時間配分に気を付ける

優れた内容の作文であっても、時間内に執筆できなければ意味がありません。制限時間内に書けるよう、構成にどれくらいの時間を割り当て、実際の執筆に何分使うのか、時計を見ながら計画的に進めることが大切です。

また最後の5分は、作文全体を見直す時間に使いましょう。

誤字脱字に気を付ける

文章中の誤字脱字は、評価を下げる要因になります。そのため、最後の見直しの時間などを使って注意深く文章を確認し、誤字脱字がないようにしましょう。

熟語はできるだけ漢字で書くことが望ましいものですが、誤字の発生を防ぐためにも、すべて漢字で書く自信がない場合は別の表現に置き換えることをおすすめします。

○○字“以内”“以上”程度“に気を付ける

作文では、多くの場合に「○○字以内」「○○字以上△△字以内」「○○字程度」などの指示があります。

「○○字以内」の場合は、指定の文字数をオーバーしないようにしつつ、少なくとも指定文字数の8割以上を埋めるようにしましょう。

そして「○○文字以上△△字以内」の場合は、できるだけ上限文字数に近づけるよう意識します。

「○○文字程度」の場合は、指定された文字数の前後1割程度の範囲に調整してください。

原稿用紙のルールに従う

原稿用紙の使い方にはいくつかのルールがあります。

例えば「文章の書き出しや改行後は行頭を1文字分空ける」「句読点や促音には1マス使う」などです。内容が優れていても、形式が誤っていると減点されてしまうため注意しましょう。

四谷学院の個別指導で高校合格を目指そう!

高校受験の作文対策では、テーマの絞り込みからエピソードの収集、文章構成、原稿用紙のルールの確認までさまざまなポイントがあります。

すべての工程を慎重に進め、誤字脱字にも気を付けながら、読み手に伝わりやすい文章作成を心がけましょう。

四谷学院の個別指導では、生徒1~2名に対して講師1名が対応します。経験豊富な講師陣が授業を担当し、生徒一人ひとりのレベルに合わせた指導を提供します。生徒の学力や目的に合わせてカリキュラムを組んでおり、作文対策も可能です。

個別の進路相談や志望校対策などの総合的なサポートも行っているため、安心して受験に臨めます。

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