中学受験の塾選び:選ぶ際のポイントと注意点を徹底解説
最終更新日:2023/03/17
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
中学受験を決意したあとに、まず悩むのが塾選びではないでしょうか。
塾選びの際に大切なのは、やはり塾とお子さんの相性です。しかし、それ以外にもチェックすべきポイント、注意しなければならないことがいくつかあります。
今回は、中学受験の成功につながる塾選びのポイントと注意点を見ていきましょう。
目次
中学受験の塾を選ぶ際のポイント
中学受験の塾を選ぶ際には、お子さんとの相性だけではなく、保護者の方にかかる負担や塾のサポート体制などもしっかりチェックしましょう。
子どもとの相性
中学受験向けの塾には、実にさまざまなタイプがあります(下表)。
授業形式 | 集団指導vs個別指導 |
授業内容 | 予習中心vs復習中心 |
指導方針 | 何度も繰り返し学習vs時間をかけて1つの単元を深く学習 |
授業の進度 | 早いvsゆっくり |
課題の量 | 多いvs少ない |
それぞれ一長一短はありますが、相性の悪い塾を選んでしまうとお子さんに大きなストレスを負わせることになり、成績アップも期待できません。
このようなミスマッチを避けるために、入塾前には体験授業を受けてみるのも1つの選択肢です。実際に授業を受けてみると、合う塾・合わない塾がよくわかります。
塾費用の総額
塾費用は、月謝だけでなく年間にどれくらいかかるかを確認しましょう。
月謝以外のおもな費用は、入塾費・教材費・季節講習費・模試代などです。公共交通機関を使う場合は交通費、必要に応じて飲食費なども含めて算出してください。
なお、一般的に塾費用は高学年になるほど高くなります。塾によっては、4年生と6年生で塾代が2倍以上違うこともあるため、その点にも注意しなければなりません。
通いやすさ
高学年になると通塾頻度が高くなるため、通いやすさはとても重要です。
通塾時間が長すぎると子どもは疲れて勉強に集中できなくなりますし、徒歩や自転車で通塾する場合は、自宅から塾までの交通状況や治安も確認する必要があります。
また、保護者の方が送迎する場合でも、塾への通いやすさは無視できません。
塾を選ぶ際には通塾手段や通塾にかかる時間にも十分配慮するようにしましょう。
なお、通塾にかかるストレスを減らしたい場合は、オンライン指導に対応している塾を選ぶのも方法の一つです。
オンラインで指導を受けられる塾ならば、移動にかかる時間がゼロですし、感染症のリスクもありません。
学習面以外でのサポート体制
中学受験の塾を選ぶ際には、学習面以外のサポート体制がどれくらい充実しているかも調べておく必要があります。
特に、ご家庭では対応が難しい面接対策、模試の結果をもとにした学習カウンセリング、最新の入試情報の提供が受けられるかどうかは要チェックです。
可能であれば、保護者説明会の時期や頻度、プロの受験コンサルタントの在籍状況なども確認しておきましょう。
家庭との連携
中学受験では、ご家庭と塾が協力してお子さんをサポートすることが欠かせません。したがって、ご家庭とのパートナーシップを大切にしている塾を選ぶべきでしょう。
例えば、保護者面談や三者面談を随時行ない、保護者の方がお子さまの学習状況を把握できるように配慮している塾ならば安心です。
面談以外の場面でも相談に対応してもらえるのか、定期的な授業報告があるのかなども確認しておくとよいでしょう。
中学受験の塾選びで注意すべきこと
ここからは、中学受験の塾選びで特に注意しなければならないことを3点紹介します。
合格実績は参考程度に
塾が発表している合格実績は、参考程度にとどめましょう。なぜなら、合格件数が多いことと合格率が高いことは必ずしもイコールではないからです。
そもそも、塾の合格実績の算出方法は統一されていません。
なかには、1人の生徒が2つの中学校に合格した場合に合格実績を「2件」としていたり、季節講習のみを受講した生徒の合格件数が含まれていたりする場合もあるようです。
そのため、合格実績に惑わされて塾を選ぶのは避けるべきです。合格実績が充実しているからといって、そのままお子さんにも当てはまるとは限りません。それよりも、お子さんと同じような成績の生徒がどれくらい伸びたかを塾に確認してみるべきでしょう。
口コミを鵜呑みにしない
友だちやほかの保護者の口コミや評判を鵜呑みにして塾を選ぶのも、避けなければなりません。
たしかに、お子さんにとって仲の良い友だちと一緒に塾へ通うのは楽しいことでしょう。しかし、友だちに合う塾がお子さんに合うとは限りません。
また、実際に塾へ通っているお子さんの保護者からの情報は大変参考になりますが、保護者から見て良い塾が子どもにとって良いとはいえない場合もあるでしょう。
紹介で入塾してしまうと、人間関係のしがらみでなかなか辞められない場合もあります。そのようなトラブルを防ぐためにも、友だちやほかの保護者の意見だけで塾を決めるのは避けるべきです。
体験授業を受けてみる
体験授業を受けてみると、塾の雰囲気を知ることができます。
候補となる塾をいくつか絞り込んだら必ず体験授業を受けて、お子さんにも意見を聞きながら通う塾を決定しましょう。
その際、タイプの違う複数の塾で体験授業を受けると、合う・合わないの判断がしやすくなります。また、複数の塾を比較して選べば、入塾してから後悔することも少なくなるでしょう。ただし、体験授業を受けすぎると、受けるだけで時間も労力もかかりますし、選択肢が増えて迷うことにもなります。塾の説明会にまず参加して、よいと感じたところに絞るのがよいでしょう。
体験授業を受けてみると、塾の雰囲気を知ることができます。
中学受験の塾選びに悩んだら!四谷学院の個別指導教室にお気軽にご相談ください
中学受験の塾選びは、お子さんとの相性はもちろんのこと、通いやすさやご家庭との連携などにも配慮しなければなりません。また、注意しなければならない点もいくつかあるため、とても大変です。
どの塾を選ぶべきか悩んだら、お気軽に四谷学院の個別指導教室にご相談ください。四谷学院の個別指導教室は、1ヵ月のみのトライアル受講も可能です。どの教室も駅から近く、明るい通り沿いにあるため、小学生のお子さんでも安心して通塾できます。また、毎回お子さんの様子を記録した授業内容報告書をお渡しし、保護者面談や三者面談も随時実施するなど、ご家庭との連携にも力を入れています。
四谷学院の個別指導教室で、中学受験の準備を始めましょう。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 塾なし中学受験はあり?なし?塾なしのメリット・デメリットを解説
次の記事 » 浪人すると決めたらどうする?浪人生にこそ四谷学院がおすすめの理由