夏休みを使い学習すべき英語必勝法とは?
最終更新日:2020/07/28
こんにちは、四谷学院の高木です。
夏休みを迎えるにあたり、「よし、受験勉強がんばるぞ!」と気合十分の人もいるかもしれません。
受験生にとってこの長期休みが非常に重要な意味を持っていることは確かですが、時間が限られている受験生だからこそ、効率よく勉強する必要があります。
今回はテーマを「英語」に絞って、夏休みを使った効率的な学習法をご紹介します。
※新型コロナウイルスの影響で、夏期講習の開催時期や内容が従来から変更になる可能性があります。最新情報は以下のページを必ずご確認ください。
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いち早く文法の学習を終える
受験生の夏休みであれば、なるべく早く長文読解に入ることがポイントです。
長文を解くためには文法が必要なので、夏休みのできるだけ早い段階で文法を終わらせておくのが理想的です。
あれこれとたくさんの問題集に手を出すよりも、1冊を複数回こなして、確実に力をつけていくことが大切です。一通り復習ができたら、あとは長文を解きながら随時確認していくようにしましょう。
残りの時間は「英文解釈」に費やす
文法を全て終わらせたら、残りの夏休み期間は「英文解釈(精読)」に取りかかってください。
文法の勉強を終えたら長文読解にいきたくなると思いますが、その前に英文解釈をしっかりこなしておく必要があります。
夏休みが終わっても長文を早く読めない(速読ができない)という人は多くいますが、その原因は、夏の間に英文解釈に費やした時間が圧倒的に少ない場合が多いのです。
文法を終わらせたあとは、夏休みの残り時間を英文解釈に使いましょう。
余裕があれば長文をやる
文法と英文解釈をこなした人で余裕がある場合、あるいは英文解釈がある程度仕上がっている人は、一日一題のペースで長文読解演習をしていきましょう。
読み慣れることによって速読の力を養うのが読解演習の目的ですが、少し易しいレベルからスタートを切るのがおすすめです。
慣れてきたら「正確に」「速く」解くことを意識して取り組みましょう。
そして読めなかった箇所を重点的にチェックし、その後の演習で似た問題が出てきたら、どのように対処するのかまで想定することが、効率的な読解演習のポイントです。
夏休みだけで完結しようとしない
夏休みはとても長くて勉強時間もたっぷり取れるというイメージがあるかもしれませんが、実際にやってみると意外とそうではありません。
高3の受験生であれば、夏休みには文法と英文解釈、余裕があれば長文を少しだけやれたら十分といえます。
英単語、文法、英文解釈、長文、過去問、リスニングなど、英語に関する勉強をなんでもかんでもやろうとすると、結局どれも中途半端で終わってしまう可能性があります。
夏休み期間中に完璧に仕上げようとする必要はありません。
ポイントを絞って、焦らず着実に本物の学力を身につけていきましょう。
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