個別指導と家庭教師の違いとは?メリット・デメリットを比較
最終更新日:2019/01/31
「自分のレベルにピッタリ合った指導を受けたい」、でも「学校を延長したような、大勢で受ける授業は避けたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?学校以外での勉強方法の中で、この2つのニーズに合っているものとしては、個別指導と家庭教師が挙げられます。
では、個別指導と家庭教師で学ぶことには、どのような違いがあるのでしょうか?こちらでは、2つの学習方法について、それぞれのメリット・デメリットを比較しながらご説明していきます。
目次
個別指導と家庭教師、それぞれの違い
個別指導、家庭教師のどちらとも、基本的には講師と生徒が1対1(※個別指導の場合は、1対2あるいは1対3で行っているところもあります)で行うという点では同じです。
では、それ以外ではどのような違いがあるのでしょうか?
個別指導のメリット・デメリット
昨今、ますますニーズが高まってきている個別指導。最近では実際に授業を受ける生徒さんだけでなく、保護者の方からの人気も高くなってきているのが特徴です。
では個別指導のメリット・デメリットとしては、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
個別指導のメリット
- 学習の理解度に合ったオーダーメイドの授業が受けられる
- 部活や習い事などで忙しい場合でも、自分のスケジュールに合わせて授業が受けられる
- 「大勢で受ける集団指導では緊張してしまって質問できない」という方でも、個別指導では気軽に質問しやすい
個別指導のメリットとしては、このように授業の進め方・内容に柔軟性を持たせられることが挙げられます。
個別指導のデメリット
- 個別指導は1対1や1対2であることがほとんど。ほかの生徒を必要以上に気にせずマイペースで授業を受けられる反面、競争心が湧きにくい
- 授業日程も内容も生徒の希望通りに合わせられる反面、モチベーションをキープしにくい場合もある
- 学習の理解度に合わせた授業が受けられる反面、本来到達したい目標まで達するのに時間がかかる場合もある
このように個別指導のデメリットの多くは、メリットとほぼ逆であることがわかります。
家庭教師のメリット・デメリット
家庭教師は個別指導に比べると、かなり昔からある学習方法です。家庭教師の場合は、生徒側の都合に合わせて、講師が自宅を訪問する形で授業が行われます。
今度は家庭教師のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
家庭教師のメリット
- 理解度に合わせたカリキュラムを組んで、マイペースで勉強できる
- 授業は1対1のマンツーマンで行われるため、誰にも気兼ねすることなく、わからない点が質問できる
- 習いものや部活などで忙しい場合でも、都合のいい日時・日程に来てもらえる
講師が自宅を訪問して授業を行うという点を除けば、家庭教師のメリットは個別指導のメリットとほぼ同じです。
家庭教師のデメリット
- 集団指導に比べると、費用がかなり高くなる
- 自宅のくつろいだ環境の中で勉強できる反面、緊張感に欠け、モチベーションのキープが難しくなる場合もある
- 家庭教師との相性が合わないと、勉強すること自体がストレスになってしまう可能性もある
家庭教師のデメリットとしては、集団指導に比べると、かなり費用が高額になることが挙げられます。
家庭教師と個別指導の費用を比べてみると、講師と生徒が1対1である場合は大きな違いはありません。しかし、個別指導には1対2、あるいは1対3といった形態もあるため、そのような場合には費用が少し安くなる傾向にあります。
また、講師が家に来てくれるので、リラックスした環境で勉強できる反面、人間的な相性も大きく関係してくるのが家庭教師の特徴といえるでしょう。
個別指導と家庭教師のメリット・デメリットまとめ
個別指導や家庭教師は、集団指導に比べると生徒本人の能力に合った、きめ細やかな授業が受けられることが一番の魅力です。
どちらも集団指導に比べると費用が高額になりますが、個別指導であれば、1対1以外の形態でも行っているので多少割安になるケースもあります。
メリット | デメリット | |
個別指導 | ・オーダーメイドで授業が受けられる ・自分のスケジュールに合わせられる ・ほかの生徒を気にせず質問できる | ・競争心が湧きにくい ・モチベーションのキープが難しい ・目標ゴールまで達するのが難しいケースもある |
家庭教師
| ・マイペースで勉強できる ・誰にも気兼ねすることなく、疑問点が質問できる ・自分の都合に合わせて来てもらえる | ・集団指導に比べると、費用が高額 ・くつろいだ環境の中で勉強できる反面、モチベーションのキープが難しい ・家庭教師との相性が合わないと、勉強自体がストレスになる可能性もある |
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