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個別指導と集団指導の違いとは?メリット・デメリットを比較

  公開日:2019/02/08

予備校や塾を決める際に、検討すべきこととして挙げられるものの中に、個別指導・集団指導のどちらを選ぶか、ということがあります。

個別指導とは、その名の通り、講師と生徒が1対1あるいは1対2~3程度のごく少人数で行われる授業形態のことです。一方、集団指導とは、学校の授業と同じような大人数で行われている授業形態のことです。

では、個別指導と集団指導には、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?こちらの記事では、個別指導と集団指導の違いについて、それぞれのメリット・デメリットを交えながらご説明していきます。

 

個別指導のメリット・デメリット

最近では、予備校や塾の授業形態のひとつとして、個別指導も選べるようになっているところが多くあります。個別指導では講師と生徒が1対1、あるいは1対2~3程度で授業を進めるため、集団指導とはまた違った特徴が見られます。

では、個別指導のメリット・デメリットには、どのようなことが挙げられるのでしょうか?

 

個別指導のメリット

  • 生徒一人ひとりの学習理解度に合った、オーダーメイドの授業が受けられる
  • 部活や習い事などで忙しい場合でも、ある程度は都合に合わせてもらいやすい
  • 講師とのコミュニケーションが取りやすいため信頼関係も築きやすく、安心した環境で勉強できる

個別指導では、生徒の理解度に合わせた授業や、苦手な点に特にフォーカスしたオーダーメイドの授業が受けられるほか、時間的な都合もつけやすいというメリットがあります。

また、個別授業では生徒と講師の距離が必然的に近くなるためコミュニケーションが取りやすくなります。その結果、講師が生徒の癖を見抜いて的確な指導を行いやすくなりますし、生徒の側としても質問しやすくなります。そのような安心した環境で勉強に集中できる点もメリットと言えるでしょう。

 

個別指導のデメリット

  • 仲間がいない、あるいは極めて少ないため、勉強に対する競争心が薄れてしまうケースもある
  • 集団指導に比べると、費用が高額になりがち
  • 授業内容をオーダーメイドできる反面、注意していないと、本来の到達目標から離れてしまう可能性もある

個別指導のデメリットとしては、少人数ゆえに、勉強に対する意欲や競争心が薄れてしまう可能性があることや、集団指導よりも費用が高額になることなどが挙げられます。

 

集団指導のメリット・デメリット

集団指導の授業形態は学校とほぼ同じで、ほかの大勢の生徒と一緒に授業を受けることになります。とはいえ、集団指導の場合は、そのほとんどが学校での授業よりもかなり少ない人数で行われています。

では、集団指導のメリット・デメリットにはどのようなことがあるのか、見ていきましょう。

 

集団指導のメリット

  • ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できるので、モチベーションがキープしやすい
  • 個別指導に比べると、費用が割安
  • 知識だけでなく、指導能力も高い講師から授業が受けられる

集団指導のメリットは、個別指導のメリットのほぼ正反対です。また、より知識や指導能力が高い講師の授業が受けられる、という点もメリットと言えるでしょう

 

集団指導のデメリット

  • 理解度によっては、授業内容についていけない可能性がある
  • 人見知りだったり、緊張してしまいがちな生徒の場合は、疑問点があっても質問できないケースも考えられる
  • 定められた時期以外での入会が難しい場合もある

集団指導のデメリットとしては、授業を大勢で受ける形態であるということから「授業内容についていけない」「引っ込み思案な生徒の場合は、質問しにくい」といった点が挙げられます。

また、クラス全体で学習カリキュラムを組んでいることも珍しくないため、定められた時期以外での入会が難しい点もデメリットと言えるかもしれません。

 

個別指導と集団指導のメリット・デメリットまとめ

最後に、個別指導と集団指導のメリット・デメリットを、もう一度表でおさらいしてみましょう。

 

 メリットデメリット
 

 

 

個別指導

・理解度に合った、オーダーメイドの授業が受けられる

・自分のスケジュールに合わせて授業が受けられる

・講師との信頼関係が築きやすいため、安心した環境で勉強できる

・仲間がいないため、勉強に対する競争心が薄れてしまいがち

・集団指導に比べると、費用が高額

・授業内容が自由な反面、本来の到達目標から離れてしまう可能性もある

 

 

集団指導

・ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できる

・個別指導に比べると、費用が割安

・知識だけでなく、指導能力も高い講師の授業が受けられる

・授業内容についていけない可能性もある

・緊張してしまいがちな生徒の場合は、質問しにくい環境である

・定められた時期以外での入会が難しい

こちらでご説明してきたように、個別指導・集団指導には、それぞれメリット・デメリットがあります。
個別指導にするか集団指導にするかを決める際には、生徒の学習理解度や性格も十分考慮して選ぶことがとても大切です。

たとえば、みんなと一緒に勉強したほうがモチベーションが上がる、和気あいあいと勉強したい、という生徒の場合は集団指導が向いているでしょう。一方、ほかの生徒が周りにいると、気を遣ってしまってわからないことがあっても質問できない生徒の場合は、個別指導がおすすめです。

40年以上の実績を持つ四谷学院には、集団指導だけでなく、講師と生徒が1対1あるいは1対2で行う個別指導塾もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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