暗記だけじゃない!高校受験の理科の対策と勉強のコツ紹介
公開日:2024/04/23
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験の勉強をするなかで、「理科が苦手」「暗記を頑張っているのに理科の点数が伸びない」と悩んでいる生徒も多いのではないでしょうか。
高校受験の理科は、単に知識を詰め込むだけで成績が伸びるような暗記科目ではありません。
本記事では、高校受験の理科において効率よく学習を進めるための勉強法を紹介します。理科が苦手な方は、この記事を参考にしながら、高校受験を乗り越えられるように学習を進めてみてください。
目次
高校受験における理科の勉強のコツ
ここでは、高校受験の理科における勉強のコツを3つ紹介します。
暗記に頼らない
理科の勉強では、暗記に頼りすぎないように注意しましょう。重要な語句の暗記に力を入れても、実際の演習を怠ってしまうと、テストの際に思い出せなくなる可能性があります。
単に語句の意味を覚えるのではなく、背景や現象を深く理解し、演習を積むことが大切です。
苦手な単元を把握する
理科には、物理や化学、生物、地学などさまざまな単元が存在します。得意な分野と苦手な分野を把握し、力を入れるべき分野を特定しましょう。
理科は積み上げ型の教科ではないため、苦手な部分を少しずつ克服していくことが重要です。
成績を伸ばしやすい単元・伸ばしにくい単元を知る
理科には、成績を伸ばしやすい単元と伸ばしにくい単元があります。
例えば、生物分野の植物や動物、地学分野の火山や岩石のように名前を覚えるだけで正解しやすい単元の場合は、暗記によって比較的簡単に得点を伸ばせるでしょう。
一方、電流やエネルギーのように、複数の概念を組み合わせて問題を解く必要がある単元は、成績を伸ばすのが難しいとされています。
これらの単元では、深い理解と応用が求められるため、暗記だけではなく演習を繰り返し行うことが重要です。
学習の際は、成績を伸ばしやすい単元から順に取り組むと、効率よく知識を身につけられます。
単元別!高校受験の理科の勉強法
ここでは、単元ごとの勉強法を紹介します。
物理
物理では、まず法則や公式を理解することが重要です。ただ暗記するだけでなく、実際の問題で応用できるよう演習を行いましょう。
物理は目に見えない現象を扱うため、理解が難しいと感じて苦手意識を持つ生徒も多い単元です。しかし、基本概念からしっかり学び応用問題へと進めば、徐々に解けるようになります。
化学
化学では、元素記号や化学式を暗記したうえで、化学反応式を理解することが大切です。物質名や性質は、図や表を使用して学習するとよいでしょう。
また、計算問題への取り組みも必要なため、基本問題から始めて徐々に応用問題へと進みましょう。
実験に関する問題では、用語だけでなく、目的や手順を含めて覚えるのがポイントです。
生物
生物は暗記が中心の単元であり、生物の基本構造や機能など細かい情報まで覚える必要があります。
暗記する内容が多いため、一問一答形式の参考書を活用し、イラストや図で仕組みをイメージしながら勉強すると効果的です。
物理や化学と異なり、覚えるべき用語や情報が独立していることが多く、勉強しやすい科目といえるでしょう。
地学
地学の学習では暗記も必要ですが、「なぜそうなるのか」を深く理解することも重要です。
特に地質や気象、天体の分野では、背後にある法則や原理を把握していき、応用問題を解けるようにしましょう。
岩石や火山、地層の学習では、それぞれ単独で覚えるのではなく、図表や絵を使って視覚的に情報を整理しながら、まとめて覚える方法が効果的です。
また、計算問題に関しては、物理や化学と同様に、基礎から応用へと段階的に学習を進めていくのがおすすめです。
高校受験の理科で高得点を取るには何度も問題を解くことが大事
高校受験の理科で高得点を目指す鍵は、反復演習です。
理科は暗記量が多い科目であるため、記憶を定着させるために繰り返し問題を解きましょう。
それに加えて、さまざまな演習問題を解いていくと、問題への対応力を高められます。
まとめ
高校受験の理科を学習する際は、暗記だけではなく、背景や現象を理解することと演習を積むことが大切です。また、苦手な単元を把握し、基礎から着実に克服していくことも重要です。
単元や分野ごとに合った方法で学習を進め、効率よく成績アップを目指しましょう。
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