高校受験の転塾はいつまで?気まずくならないベストなタイミングを紹介!
公開日:2024/05/27
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験のために塾に通っているのに、今ひとつ成績が上がらない場合には、転塾を検討する余地があります。
しかし、いつまでに転塾したらいいのか、転塾を言い出すと気まずくならないのかなど、塾を変えることに対して不安もあるでしょう。
この記事では、高校受験を見据えた転塾のタイミングや、円満に退塾する方法について解説します。
また、転塾しないほうがいいケースや、子どもに合った塾の選び方も紹介しているので、参考にしてください。
目次
転塾を考えるなら受験の1年前がおすすめ
高校受験を見据えた転塾は、受験の1年前までに済ませておきましょう。
子どもが新しい塾の環境や学習方法に慣れるには、ある程度の時間がかかります。
受験を目前とした大切な時期にバタバタしないよう、時間に余裕を持って転塾を進めましょう。
高校受験を目指す際の転塾のベストタイミング
転塾によいタイミングは、学期や学年が変わるときです。なぜこれらが転塾によいタイミングなのか、理由を解説します。
学期が変わるとき
学期が変わるときは、長期休暇を挟みます。学校の授業内容は学期で一区切りとなるため、新学期から塾を変えると、学習がスムーズに進むでしょう。
また、塾では休暇中に季節講習や体験授業を実施しており、講習に合わせて入塾する生徒も多くいます。
周囲に入塾したばかりの生徒もいるので、塾の雰囲気に馴染みやすいこともメリットです。
学年が変わるとき
学年が変わるときも、転塾に適したタイミングです。このタイミングで転塾することで、新学年の授業を最初から受けられます。
また、新年度は生徒が入れ替わるタイミングでもあるため、同じ目標を持った生徒と知り合い、勉強へのモチベーションが高まる効果も期待できるでしょう。
ただし、塾では新学年対応の授業を始めるタイミングが2~3月と一足早いため、新学年から塾を変えたい場合には事前に確認しておくことが大切です。
円満に塾を辞める方法
転塾するには、今通っている塾を辞めなければなりません。辞めるにあたり、塾側と気まずくなったり、トラブルになったりすることは避けたいものです。
円満に塾を辞めるためには、以下の3点に気を付けましょう。
1ヵ月前までには辞める意向を伝える
退塾の意向は、手続き時間を考慮して、少なくとも1ヵ月前までには伝えましょう。
塾によっては「前月末までの手続きで翌月末の退塾」などの規定が設けられているため、契約書を確認してください。
また直前になると、希望日までに退塾できず新しく通う塾と月謝が重複したり、塾に通えない空白の期間が発生したりするなど、スムーズに転塾できないことも考えられます。
これらを避けるためにも、辞める意向は余裕を持って塾側に伝えましょう。
転塾する旨は言わなくてもいい
退塾にあたり、転塾する旨やその理由を伝える必要はありません。
伝えると、今の塾でできることを提案されたり、引き留めにあったりする可能性があります。
塾に対する不平不満は言わない
退塾するその日まで良好な関係を維持するため、塾に対する不平や不満を伝えるのは避けましょう。
辞める理由を聞かれた際にも「学校や部活が忙しく通う時間が取りにくい」など、塾の責任に帰さない理由を伝えるのがおすすめです。
塾の成果が今ひとつ見られないなど、塾についてのお悩みがあるなら、四谷学院の個別相談会へ参加してみるのも一案です。
今後の勉強の進め方や塾の特徴などについてじっくり話を聞くことができ、転塾先を選ぶ際の参考になります。
転塾しないほうがいいケース
子どもの成績が上がらず、納得のいく結果が得られていない原因は、塾側でなく子どもにあるケースも考えられます。
以下に該当する子どもの場合、転塾が解決策になるとは考えにくいため、転塾はおすすめできません。
子どもの学習意欲が低い
子どもの学習意欲が低い場合には、その原因を探ることが先決です。
塾を変える前に、子どもが学習に対して前向きになれるよう、解決策を見つけましょう。
ただし、塾の指導方法に馴染めない、塾へのアクセスが大変など、塾の環境が合わないことが理由で意欲につながらないこともあります。
その場合には、転塾を考えましょう。
学習習慣が身についていない
子どもに学習習慣が身についていなければ、どの塾に変えても成績向上は難しいでしょう。
転塾よりも、まずは基本的な学習習慣の確立が必要です。転塾を決める前に、今通っている塾の先生に相談してみましょう。
【ポイント3つ】子どもに合った塾の選び方
今の塾に不満はあるものの、どのような塾に転塾すればいいのかよくわからない人もいるでしょう。
子どもに合った塾を選ぶには、以下3点のポイントを押さえることが大切です。
1.塾に通う目的や学習の目標を明確にする
塾を選ぶ際には「学校の成績を上げる」「難関高校への合格を目指す」「基礎学力の強化や苦手分野を克服する」など、目的や目標を明確にすることが必要です。
目的や目標によって、向いている授業形態や塾のレベル、カリキュラムなどが異なります。
特に高校受験のために塾に通うなら、受験対策が手厚い塾を選ぶのがおすすめです。
2.子どもに合った授業形態を把握する
塾の授業形態には、大きく集団授業と個別指導、オンライン授業の3つがあります。
集団授業は、学校の授業のように同じ授業を多くの生徒が受ける形態です。
競争意識によりモチベーションが上がる子どもには向いていますが、集団が苦手な子どもや質問がなかなかできない子どもには向いていません。
個別指導は、苦手の克服やきめ細やかな指導を望む場合に向いています。しかし、集団授業のような、ほかの生徒への競争意識は生まれにくくなるでしょう。
オンライン授業は、居住地を問わず一流講師の授業を受けられることが特徴です。
基礎がしっかりあり難関校を目指す子どもや、部活動と両立させたい子どもに向いています。
ただし、対面授業のように、疑問点をその場で講師に確認するのは難しいことがデメリットです。
それぞれの特徴を踏まえて、子どもに合った授業形態の塾を選択しましょう。
3.複数の塾を比較検討したうえで決める
塾には、それぞれ異なる特色があるため、複数の塾を比較検討することも大切です。
保護者向けの説明会・相談会などに足を運び、カリキュラムの内容や指導実績、講師との相性、学習環境、設備などを確認しましょう。
四谷学院の個別指導で高校合格を目指そう!
四谷学院の個別指導では、講師1名に対して生徒1~2名の体制で、厳しい適性審査基準をクリアした講師陣が生徒一人ひとりのレベルや目標に合わせた指導を行っています。
55段階指導により、生徒の理解度や進度に合わせて授業を進めていけるので、無理・無駄のない学習が可能です。
また、個別の進路相談や志望校別対策など、総合的なサポート体制が整っており、安心して高校受験に臨めます。
高校合格を目指すなら、四谷学院の個別指導をご検討ください。
まとめ
高校受験に向けて転塾するなら、受験の1年前までがおすすめです。
子どもが新しい塾に馴染みやすい学期や学年が変わるタイミングを利用して、目的や目標に合った塾へ転塾しましょう。
また、転塾先を選ぶ際には、保護者向けの説明会・相談会などを活用し、実際に塾の雰囲気や指導体制などを比較することが大切です。
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