高校受験で浪人はありかなしか|志望校に落ちた時の選択肢と知っておくべきポイント
公開日:2026/02/26

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験で第一志望に届かず、浪人を考える受験生や保護者もいるかもしれません。しかし、高校浪人は数ある選択肢の一つに過ぎず、慎重な判断が求められます。メリットだけでなく、学習環境や精神面での負担、ほかの進学先の可能性なども踏まえることが重要です。
今回は、高校浪人の実態やメリット・デメリット、ほかの選択肢について解説します。併せて、浪人するか否かの判断ポイントもご紹介します。
目次
高等学校への進学率は98.6%
文部科学省が行った調査によると、令和6年度における日本の中学校卒業生の高等学校等進学率は98.6%に達しています。つまり、中学校卒業者のほとんどが高校に進学しており、高校浪人を選ぶ人は全体の1%以下とごく一部です。
高校浪人は例外的な選択肢であり、周囲と比べて少数派であることを理解したうえで検討する必要があります。
高校浪人を選ぶメリット・デメリット

高校浪人は、第一志望校への再挑戦や学力の底上げを目指せる一方で、孤立感の高まりから精神的な負担が生じるといったデメリットもあります。ここでは、浪人を選ぶ前に把握しておきたいメリットと注意点を解説します。
メリット
高校浪人の大きなメリットは、どうしても行きたかった第一志望校に再挑戦できることです。
中学時代に苦手だった科目や理解が不十分だった単元を、基礎から徹底的にやり直す時間も確保できるため、1年間集中して学習に取り組むことで学力を大きく伸ばせる可能性があります。適切な計画と自己管理ができれば、再受験で合格をつかめる確率が高まるでしょう。
デメリット
高校浪人のデメリットは、何より精神面の負担が大きいことです。
高校浪人を選ぶ人は決して多くないため、同年代の進路から外れたと感じ、孤立感を覚えやすくなります。また、内申点や受験科目の構成上、浪人しても大幅なアドバンテージは得られないケースもあります。
さらに、1年遅れて入学した場合は、年下の同級生との関係構築に悩む可能性もあるでしょう。浪人を検討する際は、こうした影響も理解しておく必要があります。
浪人を決める前に!残っているさまざまな選択肢

第一志望に届かず、焦りや不安を感じる方もいるでしょう。しかし、高校浪人はあくまで選択肢の一つであり、それ以外にも進学の道は残されています。
公立・私立の二次募集や定時制高校、高等専修学校といった選択肢の特徴やメリットを理解したうえで、自分にとってどの進路が適しているのか判断しましょう。
公立高校の「二次募集(分割後期募集)」
定員割れしている公立高校では、二次募集(分割後期募集)を行うことがあります。第一志望には届かなかった場合でも、希望する学区内の高校へ進学できるチャンスが残されています。
募集の時期や選考方法は学校ごとに異なりますが、3月上旬~下旬に実施されるケースが多く、願書提出や面接などの手続きを忘れずに行うことが重要です。事前に各学校の募集要項を確認し、早めに準備を進めましょう。
私立高校の「追加募集」
私立高校では、欠員が出た場合に「追加募集」を行うことがあります。
募集時期は学校によって異なりますが、2月下旬から3月にかけて実施されることが多く、条件が合えば再受験のチャンスとなるでしょう。
ただし追加募集は定員が限られるため、情報収集を早めに行い、願書提出や入学手続きの準備を迅速に進められるよう備えておくことが重要です。
定時制高校
定時制高校は、昼間部に加えて夜間部や多部制を設けている学校もあり、生徒の学力や生活リズムに合わせて無理なく学べます。さまざまな背景を持つ生徒が在籍している点も特徴の一つです。
高校浪人せずに学び続けながら高卒資格を取得したい場合や、働きながら学びたい場合には現実的な選択肢であり、考えている進路によっては進学先として検討する価値があります。
高等専修学校・専修学校
専修学校の高等過程(高等専修学校)では、美容・調理・ITなど特定分野の専門スキルを学ぶことができます。
高等学校とは異なる教育機関ですが、実践的な技術を身につけられ、将来の進路や就職に直結しやすい点が特徴です。
原則として高卒の資格は得られませんが、一定の条件を満たすことで大学入学資格が認められる学校もあります。高校浪人せずに早い段階から専門分野を深めたい場合や、学力面で不安があるものの明確な興味分野がある場合には、有力な選択肢の一つです。
高校浪人をするかどうかの判断基準
高校浪人を選ぶかどうかを判断する際は、現時点の学力と第一志望とのギャップを客観的に把握することが欠かせません。
1年間の浪人でその差を現実的に埋められるのか、ほかの高校を検討するほうが大きなメリットを得られないかも考えましょう。
また、1年間にわたり勉強を継続できる環境が整っているか、精神的・経済的な負担や不安を受け止められるかといった点も重要な判断材料です。浪人した場合のデメリットや注意点を理解したうえで、長期的な視点から慎重に決断しましょう。
まとめ
高校浪人は第一志望への再挑戦や学力向上を目指せる選択肢である一方、孤立感などの精神的負担、年齢差による人間関係づくりの困難さといったデメリットもともないます。
二次募集や私立の追加募集への応募、定時制・専修学校など、選択肢はほかにもあります。浪人に固執するのではなく、これらの選択肢についても幅広く情報を集め、自身の学力や生活環境、将来の見通しを踏まえて慎重に判断することが重要です。
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