模試の結果で毎回一喜一憂しないための心得とは?
公開日:2018/03/07
こんにちは。四谷学院の高木です。
模試の結果が思っていたよりも悪かったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
期待していればいるほど、その落ち込み具合は大きいものになりますよね。
私も何度か経験があります・・・。
しかし、模試というのはあくまでも途中経過であって、現時点で受験生の中でどれくらいの位置にいて、どれほどの勉強が必要なのかを示す指標でしかありません。
模試の結果が良くても悪くても、一喜一憂する必要はありません。
自分があとどのくらいの努力が必要かを冷静に判断し、平常心を保ちながら、コツコツと勉強を続けていくことが大事なのです。
心が安定してこそ受験勉強に集中できる
人が何かにチャレンジしようとするとき、「こうなりたい」という期待や希望を持ちます。
そうしたプラスの感情があるからこそ、物事が思い通りに運ばなかった場合、ネガティブな感情が沸き起こってしまうのです。
ただ、こうした負の感情にとらわれてしまうと、心の中が乱れて、受験勉強に悪い影響を及ぼしかねません。
モチベーションがダウン!
ネガティブな感情にとらわれてしまうと、だんだんと心が疲れてきて、モチベーションが下がってしまいます。
肉体的な疲れは少し休めば回復しますが、精神的な疲れは癒すのに時間がかかり、勉強にも支障をきたすようになります。
また、負の感情というのは他の人へも伝染していきますので、周りにいる人たちを嫌な気分にさせて迷惑をかけてしまうかもしれません。
このように、ネガティブな感情を持つことは多くのデメリットがあるといえます。
安心しすぎるのも良くない
一方で、模試の結果が良かったからといって、喜び過ぎないようにしてください。
安心しきってしまうと、それはそれでモチベーションが下がります。
先ほども言いましたが、模試はまだ途中経過なので、一時的な結果に満足しすぎるのは禁物です。
振り返りが大事
模試の結果に落ち込んで何も対策を講じなければ、行き着く先は「不合格」という悲しい結果です。
模試の結果が出たら、まずやるべきことは落ち込むことではありません。
大事なのは「振り返り」です!!
どの問題を間違えたのかをチェックし、なぜ間違えたのかを分析します。
そして、これからどの教科の勉強を重点的にやるべきかを判断してください。
この作業をやらないと、いつまでも同じ過ちを繰り返してしまうことになります。
ですので、模試の結果を受け取ったら、新しい分野に手を出すのではなく、模試で間違えたところの復習を繰り返してください。
何度も復習し、二度と同じ間違いは犯さないという自信が持てるくらい、完璧に頭に定着させましょう。
こんな記事も読まれています
前の記事 » 入試や教科書のよく出る作家に迫る!その意外な経歴とは?〜重松清編〜
次の記事 » 入塾を決めてから学習塾に入塾するまでに準備しておきたい事とは?〜個別指導塾編〜