北海道の高校受験は、公立高校で推薦入試、一般入試が実施され、私立高校では推薦入試、単願(専願)入試、一般入試、特別推薦入試等が実施されています。北海道立高等学校の全日制課程普通科は、19の通学区域(いわゆる「学区」)があり、保護者の住所により受験できる高校が定められています。学区外受験を可能としている場合でも、定員の〇%など、制限があります。その他の専門学科、定時制、通信制は全道から受験可能です。
※本ページは、北海道教育委員会HP内の入試要項や各高校の募集要項等を参考に作成しております。受験する際には必ず、最新の情報を確認するようにしてください。
公立高校の入試システム
北海道の公立高校入試には推薦入学者選抜と一般入学者選抜があります。
推薦入学者選抜の特徴
自己推薦のため中学校長の推薦を得る必要がありません。出願する高校の「入学者の受け入れに関する方針」に合致すると考えられる生徒であれば出願可能です。入試では個人調査書(内申点)、自己推薦書、面接、英語の聞き取りテスト、英語による問答や、高校によっては適性検査を総合して合否が判定されます。学科によって推薦枠(定員)の上限が異なります。
一般入学者選抜の特徴
一般入学者試験は例年3月上旬に行われます。公立高校の一般入試では、総合得点(内申点を含む個人調査書と学力点)に面接や作文、実技検査などを実施する場合はその得点を点数化して合計した総合点を用いて総合的に判断して合否を判定します。(面接や作文、実技検査は一部の高校やコースで行われます)
二次募集について
入学者が定員に満たない場合など、二次募集が行われることがあります。3月下旬に第2次募集の有無が発表され、希望者は出願することができます。新たに試験を受ける必要はなく、最初に入試を受けた高校から受験者の成績を取り寄せ合否判定を行います。
私立高校の入試システム
北海道の私立高校の一般入試は、公立高校の一般入試の前に実施されます。A日程とB日程とで分かれており、1校ずつ受験できます。しかしながらA日程に受験日が集中しているため、札幌圏以外では実質1校しか受験できない現状です。
推薦入試は1月下旬のところがほとんどですが、学校によって試験日が様々です。
試験は推薦入試、単願(専願)入試、一般入試、特別推薦入試などに分かれており、高校によって独自の試験科目・評価基準があります。(例…作文のみ、面接のみ、国語・数学・英語の3科目+面接、国語・社会・数学・理科・英語の5科目、など) 別日程であれば、2校受験が可能です。
A日程試験の特徴
B日程よりも数日早く試験が行われるA日程試験。毎年2月の中旬に行われます。学校により受験方式、内容は異なりますが、複数の種類の入試を同日に行う学校も多くなっています。
B日程試験の特徴
毎年2月の下旬に試験が実施されています。学力試験(国語・数学・英語の3科、もしくはそれに理科・社会を加えた5科が多い)を課す高校が多いです。また、面接や実技試験、ディスカッションなどを課す高校もあります。
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