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大阪府の高校入試のシステム・受験情報

第2次選考では資料がととのわない受験者にも配慮するために、「学力検査」+「面接」(学校によって「特色検査」)で選考します。この選考で残りの10%が合格します。

公立高校入試私立高校入試

公立高校の入試システム

大阪府の公立高校入試には、特別入学者選抜・一般入学者選抜があります。公立高校入試は、平成28年度からこれまでの前期・後期制度を廃止し、2月に特別入学者選抜、3月に一般入学者選抜が行われるようになりました。5教科入試が基本となり、英語の学力検査においては英語資格(外部検定)の活用など入試システムが大きく変わりました。調査書については、目標に準拠した評価(絶対評価)が導入され、平成30年度入試からは評価対象が全学年となり、中1・2の評定が調査書全体の40%を占めることになりました。

特別入学者選抜の特徴

特別入学者選抜を実施しているのは、全日制の課程専門学科(工業に関する学科、グローバル探求科、美術科、体育に関する学科など)です。特別入学者選抜合格した場合、一般入学者選抜への出願はできません。
調査書と、国語、社会、数学、理科及び英語(リスニングを含む)の5教科の学力検査の成績(225点満点)と実技試験(または面接)で合否が判定されます。学力検査及び実技(または面接)の成績に、調査書の必修の全教科の評定(225点満点※中3の評定は3倍)を加えた総合点(450点満点)を基本に、自己申告書及び調査書の活動/行動の記録も参考とします。学力検査と評定の総合点に5タイプで示された倍率をそれぞれかけて、合計した点数に、実技検査点を加えて、総合点とします。
学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率は、各高校が決定した5タイプ(ただし、大阪市立の高校では9タイプ)の中から選択されます。

タイプ 学力検査:調査書評定
7:3
6:4
5:5
4:6
3:7


面接を実施する場合の試験は、定員の50%は学力検査が基準点に達した人から面接:自己申告書:調査書=2:1:1の配点で各高校のアドミッションポリシーに合う人を合格とします。残りの50%は総合点(学力検査+実技+調査書)の高い人から順に合格となります。実技を実施する場合は一般入学者選抜と同様の方法で選抜されます。

特別入学者選抜の科目ごとの入試の特徴

国語・数学・英語の学力検査は、「A問題(基礎的な問題)」「B問題(標準的な問題)」の2種類の問題があります(リスニングテストは同一問題)。各高校が使用する問題を選択します。

一般入学者選抜の特徴

一般入学者選抜を実施しているのは、全日制の課程、定時制の課程などです。調査書と、国語、社会、数学、理科及び英語(リスニングを含む)の5教科の学力検査の成績(450点満点)と自己申告書で、合否が判定されます(定時制の場合は3教科の学力検査と自己申告書の540点満点で判定)。学力検査の成績に、調査書の各教科の評定を加えた総合点(900点満点※中1・2の評定は2倍、中3の評定は6倍)が総合点となります。学力検査の成績及び、調査書の評定にかける倍率は、各高校が決定した5タイプ(ただし、大阪市立の高校では9タイプ)の中から選択されます。また、募集人員を複数の学科ごとに設定している場合は、他の1学科を第二志望にすることができます。

タイプ 学力検査:調査書評定
7:3
6:4
5:5
4:6
3:7


総合点(学力検査+調査書)を高い順に並べて90%を合格とします。残り10%はボーダーゾーンと呼ばれ、自己申告書+調査書の内容において各高校のアドミッションポリシーに近い人を学力検査の点数に関わらず合格とします。

一般入学者選抜の科目ごとの入試の特徴

国語・数学・英語の学力検査は、「A問題(基礎的な問題)」「B問題(標準的な問題)」及び「C問題(発展的な問題)」の3種類の問題があります。英語のリスニングテストは、「A問題(基礎的な問題)」「B問題(標準的な問題)」を同一問題とし、「C問題(発展的な問題)」は別な問題としています。各高校が使用する問題を選択します。

2020年度主な入試日程 【特別選抜】
出願期間…2/14・17音楽科は2/4・5)
学力検査等…2/20・21(音楽科は2/16・20に実技検査を実施)
合格発表…3/2

【一般選抜】
出願期間…3/4・5・6(通信制を除く)
学力検査等…3/11
合格発表…3/19
二次選抜…3/24

私立高校の入試システム

大阪府の私立高校入試には、一般入試、1.5次・2次入試が用意されています。それぞれに評定の基準や試験内容は変わるため、特徴を把握して対策を立てる必要があります。
ほとんどの高校で、専願か併願か、どちらかに決めて出願します。専願は、合格すれば必ず入学する意志を明確にして受験する方法で、併願はすべり止めとして受験することをいいます。一般的に専願受験者は併願受験者よりも優遇されるため、多くの場合、高校選択にも影響します。京都・大阪・神戸の私立高校のほとんどは入試日を統一しているため、私立と私立を併願するケースはまれにしかありません。ただし、奈良・滋賀・和歌山の私立は、京都・大阪・神戸の私立より早く入試を行うため併願受験は可能です。(大阪と京都、大阪と奈良など県をまたいで併願する生徒もいます。例年奈良は大阪や京都より早く入試を実施しています。)一部の高校では、専願、併願の区別をしていなかったり、専願者しか受験できない学科やコースを設けていたりする高校もあるため、事前に確認をするようにしてください。

選抜日程の特徴

1月初旬から中旬にかけて、教育相談が行われます。教育相談とは、中学校の先生が各生徒の志望する私立高校を訪問して成績などを示し合格可能性を打診するもので、進路相談とも呼ばれます。受験生に対しては何の拘束力も持たないもので、あくまで合否の目安となるものです。高校側が受験者のレベルや人数を知るために慣例的に行われています。実際の合否は当日の試験の結果によって決まります。多くは三者懇談でその結果が生徒と保護者に共有されます。

1/20頃から1月末にかけて願書受付をする高校(各中学校で一斉に出願をしに行くケースが多いです)が多く、2/10頃が試験日、その後すぐに合格発表となります。入学手続きは、専願合格者は合格後すぐ、併願合格者は3月の公立高校の合格発表後数日以内で締め切るところがほとんどです。

選抜方法

合否は、入試の得点のみで決定されることが多く、学力検査と面接結果の総合点から判定します。面接がない学校もありますが、面接を実施する高校も多くあります。
学力検査は、基本的に国語・社会・数学・理科・英語の5教科総合得点から判定します。しかし高校やコースによっては、1教科から受験できる場合や作文や実技試験を課す場合もあります。

1.5次入試

大阪府の私立高校では、一般入試の合格発表後、公立高校の入試日よりも前の2月中旬に再募集を行う「1.5次入試」を毎年実施している学校もあります。公立の入試前に入学者を確保するために行われます。実施校は直前にならないと確定しません。また、学校によっては1.7次入試やB日程という名前で2月下旬から3月初旬に募集する高校もあります。

2次入試

公立高校の結果がでた後に出願、入試、合格発表が行われる入試です。行われる学校と行われない学校があります。 募集校は、2020年は3月16日に大阪私立中学校高等学校連合会HPで発表される予定です。

転科合格

一つの学科で合格点に満たない場合でも、別の学科で合格していれば転科合格が認められることがあります。ただし、すべての学校に整備されている制度ではありません。基本的に下記のいずれかのパターンで実施されます。

①第一志望と第二志望をそれぞれ明記した場合に第二志望へ合格が認められる
②志望に関係なく得点によって自動的に合格者が決定される
※原則として第一志望を専願受験して第二志望に回し合格となった場合、第二志望でも専願の扱いとなります。(最近は併願可のところもあります。)

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理解が足りない部分はより多くの時間を割いて前の学年内容を復習しながら進め、またできている部分は入試レベルの問題をどんどん解いていくようにするなど、きめ細かく対応できるのは完全個別指導ならでは。もちろん高校別の傾向対策や、過去問演習などの準備もしっかり行います。推薦入試の対策も可能です。

「普段の勉強を見てほしい」という場合はもちろん、集団塾の補習として個別指導を利用される方もいらっしゃいます。個別指導なら要望に合わせた学習内容で勉強できるので、ムリ・ムダがなく、満足のいく指導を受けることができます。

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