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大阪府の高校入試のシステム・受験情報

大阪府の高校入試では、府立高校入試に特別入学者選抜・一般入学者選抜が、私立高校入試に一般入試、推薦入試、1.5次・2次入試が用意されています。それぞれに評定の基準や試験内容は変わるため、特徴を把握して対策を立てる必要があります。

※本ページは、平成31年度入試要項を参考に作成しております。受験する際には必ず、教育委員会発行の選抜に関する資料や各高校の募集要項等を確認するようにしてください。

府立高校入試私立高校入試

府立高校の入試システム

大阪府の公立高校入試は、平成28年度からこれまでの前期・後期制度を廃止し、2月に特別入学者選抜、3月に一般入学者選抜が取られるようになりました。5教科入試が基本となり、英語の学力検査においては外部機関が認定した英語力判定テストのスコアに応じた点数保障が導入されるなど、入試システムが大きく変わりました。調査書については、目標に準拠した評価(絶対評価)が導入され、平成30年度入試からは評価対象が全学年となり、中1・2年生の評定が調査書全体の40%を占めることになりました。

特別入学者選抜の特徴

特別入学者選抜を実施するのは、工業に関する学科、美術科・体育に関する学科などの専門学科など。5教科の学力検査と実技試験(または面接)で選抜されます。学力検査及び実技(または面接)の成績に、調査書の評定を加えた総合点(450点満点)と自己申告書及び調査書の活動/行動の記録も参考とし、合否判定されます。 特別入学者選抜合格した場合、一般入学者選抜への出願はできません。学力検査の成績及び、調査書の評定にかける倍率は、各高校が決められた5タイプ(ただし、大阪市立の高校では9タイプ)の中から選択します。

特別入学者選抜の科目ごとの入試の特徴

国語・数学・英語(リスニングテストを含む)の学力検査は、「基礎的な問題」「標準的な問題」の2種類の問題があります。(リスニングテストは同一問題)各高校がどちらの種類の問題を使用するかあらかじめ選択します。理科・社会は共通の1種類の問題で作成されています。

一般入学者選抜の特徴

一般入学者選抜を実施するのは、普通科・専門学科・情報化学科・英語科など。5教科の学力検査の成績に、調査書の評定を加えた総合点(900点満点)で合否判定されます。学力検査の成績及び、調査書の評定にかける倍率は、各高校が決められた5タイプ(ただし、大阪市立の高校では9タイプ)の中から選択します。ボーダーゾーンの合否判定では、自己申告書及び調査書中の活動/行動の記録を資料として活用されます。また、募集人員を学科ごとに設定している場合は、他の1学科を第2志望にすることができます。

一般入学者選抜の科目ごとの入試の特徴

国語・数学・英語(リスニングテストを含む)の学力検査は、「基礎的な問題」「標準的な問題」及び「発展的な問題」の3種類の問題があります。(リスニングテストは、「基礎的な問題」「標準的な問題」を同一問題とし、「発展的な問題」は別な問題としています。)各高校がどちらの種類の問題を使用するかあらかじめ選択します。理科・社会は共通の1種類の問題で作成されています。

私立高校の入試システム

ほとんどの高校で、専願か併願か、どちらかに決めて出願します。専願は、合格すれば必ず入学する意志を明確にして受験する方法で、併願はすべり止めとして受験することをいいます。一般的に専願受験者は併願受験者よりも優遇されるため、多くの場合、高校選択にも影響します。京都・大阪・神戸の私立高校のほとんどは入試日を統一しているため、私立と私立を併願するケースはまれにしかありません。ただし、奈良県や滋賀県、和歌山県の私立は、京都・大阪・神戸の私立より早く入試を行うため併願受験は可能です。一部の高校では、専願、併願の区別をしていなかったり、専願者しか受験できない学科やコースを設けている高校もあるため、事前に確認をするようにしてください。

選抜日程の特徴

私立高校の入試は、9、10月頃から入試要項を発表。1月初旬から中旬にかけて、教育相談が行われます。1月20日頃から1月末にかけて願書受付をする高校が多く、2月10日頃が試験日、その後すぐに合格発表となります。入学手続きは、専願合格者は合格後すぐ、併願合格者は3月の公立高校の合格発表後数日以内で締め切るところがほとんどです。

選抜方法

合否は、教育相談の結果も考慮しながらも、入試の得点のみで決定されることが多く、学力検査と面接結果の総合点から判定します。面接がない学校もありますが、面接を実施する高校も多くあります。
学力検査は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科が一般的です。基本的には5教科の総合得点から判定します。ただし、得意な教科を一部選択できたり、2教科での受験ができたりする学校もあります。

推薦入試制度

一部の私立高校には、中学校校長の推薦によって優先的に入学できる「推薦入試制度」があります。中学校時代に、学業とそのほかの生徒会活動やボランティア活動などが両立できたかを判断基準とされることになります。「学校長推薦」と「体育・特技推薦」の2種類があり、書類審査、面接、作文などで合格が確定するのです。

1.5次入試

大阪府の私立高校では、一般入試の合格発表後、公立高校の入試日よりも前の2月中旬から下旬に再募集を行う「1.5次入試」を毎年実施している学校もあります。公立の入試前に入学者を確保します。

2次入試

公立高校の結果がでた後に出願、入試、合格発表が行われる入試です。行われる学校と行われない学校があります。

転科合格

一つの学科で合格点に満たない場合でも、別の学科で合格していれば転科合格が認められることがあります。ただし、すべての学校に整備されている制度ではありません。

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