高校受験を目指す学生に向けた冬休みの過ごし方
公開日:2025/11/14

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験を控えた中学生にとって、冬休みは受験前ラストの長期休みとなります。まとまった勉強時間を確保できるため、綿密な計画を立てて勉強することで学力を底上げできるでしょう。
本記事では、高校受験を控えた中学3年生におすすめの冬休みの過ごし方を解説します。高校受験に向けて冬休みを有効に使いたい、具体的な勉強スケジュールを知りたいという方はぜひ参考にしてください。
目次
受験生が冬休みにどのように過ごすべきか

高校受験前の冬休みは、大きく分けて「受験対策(過去問)」「苦手科目の克服」「体調管理」の3点に注力しましょう。それぞれのポイントを解説します。
受験対策(過去問)
受験する高校の過去問を解いて出題傾向に慣れておきましょう。過去問は公立高校なら各教育委員会のホームページから入手できます。
私立高校は高校の公式ホームページに掲載されることがありますが、学校ごとに異なるため、出題傾向が似た高校の過去問や書店などで販売されているものを活用するとよいでしょう。
過去問を解く際は、ただ問題を解くのではなく、時間配分を意識して本番で活かせる感覚を養うことも大切です。
苦手科目の克服
過去問を解いて点数が悪い部分や苦手な科目があれば、集中的に対策しましょう。
苦手科目を克服する際は、苦手な単元を基礎から学習して、丁寧に復習することが大切です。問題の解き方やポイントを自分の言葉で説明できるレベルまで内容が身についていれば、苦手部分を克服できたといえるでしょう。
苦手科目を洗い出すためにも繰り返し過去問を解いて、教科書や参考書で丁寧に復習することが大切です。短期間で効率よく学力アップしたい場合は、塾の冬期講習を活用するのもおすすめです。
体調管理に気を付ける
冬は風邪やインフルエンザなど、体調を崩す要因が多くなります。外出時はマスクを着用する、帰宅後は手洗い・うがいを徹底するなど、基本的な体調管理も徹底しましょう。
また、「受験直前」にあたる冬休みは、メンタルが不安定になりやすく、気分の浮き沈みから体調を崩してしまうケースもあります。
受験に向けて集中力を維持していくためにも、休むときはしっかり休むことが大切です。万一、体調を崩したときは、無理せずに勉強をストップして体調を整えることに注力しましょう。
受験生の冬休み(年末年始)の具体的な勉強スケジュール

中学生の冬休みはおおよそクリスマス前後から始まり、年始の三が日明けあたりまで続きます。冬休みを有意義な時間にするためにも、前半と後半でスケジュールを分けて、各期間のやるべきことを一つひとつこなしていきましょう。
ここからは、高校受験を控えた中学3年生が冬休み前半(冬休み開始~約1週間)と、冬休み後半(年末年始~学校再開)でやるべきことを解説します。
冬休み前半にやるべきこと
冬休み前半は、過去問の得点で自分の学力を把握し、解けない問題や間違えた問題をもとに、苦手科目や苦手部分を見つけていきましょう。
志望校の過去問は少なくとも2年分を解き、余裕があれば3年分以上解いても問題ありません。
問題数をこなすよりも、間違えた問題や正答率が低い単元の復習に力を入れ、苦手部分をなくす意識で勉強することが重要です。
また、毎日の勉強時間は8時間を目安にし、モチベーションが高い午前は簡単な問題や復習から始めて苦手科目に取り組み、午後は得意科目に取り組むのがおすすめです。
冬休み後半にやるべきこと
冬休み後半は、あらためて模試や過去問を解き、苦手部分が克服できているか確認しましょう。
時間配分を意識して問題を解き、時間がかかった問題はなぜ時間がかかっているのか確認することも大切です。
この期間の勉強では、時間配分のミスがないか、隠れている苦手部分がないかあらためて確認しつつ、学力を底上げしていきましょう。
中でも、社会や理科、国語や英単語は勉強時間に比例して学力が伸びる傾向があります。規則正しい生活リズムで勉強と休む時間にメリハリを付けて、時間を有効に使いましょう。
まとめ
高校受験前の冬休みは、模試や過去問で現状の学力や苦手科目を知り、学力を伸ばすのに最適な時期です。冬休み前半に苦手部分の洗い出しと復習、冬休み後半に学力の再確認と時間配分の練習ができれば、冬休み明けには自信を持ってラストの受験勉強に挑めるでしょう。
限られた期間をより有効に活用したい場合は、塾の冬期講習を活用するのもおすすめです。
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