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迷ったときに役立つ!中学受験の最適な志望校の決め方

最終更新日:2023/07/27

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

中学受験を控えている受験生や家族のみなさんの中には、志望校の選定に迷っている方もいるのではないでしょうか。焦って決めてしまうと、入学後に後悔してしまう可能性があるため、志望校は慎重に選びましょう。

本記事では、志望校を決めるタイミングや、最適な志望校を見つけるための実践的な方法、志望校選びでよくある失敗などを紹介します。

中学受験を成功させるためのヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験の志望校はいつまでに決める?

中学受験の志望校は、小学校3~4年生から情報収集を始め、最終的な決定を5~6年生にする方が多いようです。
志望校は早めに決めるほど、目標達成までの具体的な学習計画や対策を立てやすくなります。

中学受験は1~2月に行われることが多いため、受験勉強に取り組む時間を考えて、遅くとも6年生の10月までには志望校を決めておきたいところです。

中学受験の志望校の決め方

志望校選びは保護者の希望や子どもの学力だけでなく、そのほかのさまざまな要素を総合的に判断して決めることが大切です。

ここでは、志望校を決めるうえで考慮したい4つのポイントを紹介します。

学校のタイプ

中学受験を実施している学校のタイプは、公立中高一貫校と私立中学校、国立附属中学校の3つに大きく分かれます。

公立中高一貫校と私立中学校は学校ごとに教育方針が異なり、幅広い学びを通して柔軟な思考力を身につけられるでしょう。
学費は、公立中高一貫校のほうが比較的安く抑えられます。

国立附属中学校は学費を抑えながらも、先進的な教育環境で学ぶことが可能です。
なかには、ほかの学校ではあまり見られないような、討論やフィールドワークなどの授業を積極的に実施する学校もあります。

また、男子校と女子校、共学校のどれを選ぶかも重要です。

男子校や女子校は、異性の目を気にせずにのびのびと学べることが特徴です。

一方で、異性との交流が少なくなるため、異性間のコミュニケーション能力が不足する可能性もあります。

共学校は男女が一緒に学ぶため、異性とのコミュニケーションを通じて相互理解を深められます。
しかし、異性がいることで、本来の自分を出しにくく感じる生徒もいるかもしれません。

校風

学校の校風や教育方針は、子どもの学び・成長に影響を与える要素の一つです。それぞれの学校に特色があるため、子どもの性格や特性に合った学校を選びましょう。

例えば、将来留学を考えるなら語学に注力している学校、スポーツを頑張りたいなら部活動の強豪校を選ぶといった具合です。

偏差値や大学進学実績

偏差値や大学進学実績は、学校のレベルや生徒の学力を示す重要な指標です。学力や進路に応じて、志望校を選ぶ際の参考になります。

特に、レベルの高い学校への進学を将来目指す場合は、必要なカリキュラムや教育内容が提供されているかどうか確認しましょう。

通学のしやすさ

通学のしやすさは、ライフスタイルにかかわる重要な要素です。
通学時間やアクセスのしやすさ、通学路の安全性を考慮して学校を選びましょう。実際に公共交通機関を利用して学校見学に行くことで、通学のイメージがつきやすくなります。

中学受験の志望校選びでよくある失敗

中学受験において志望校選びは重要です。

選び方を失敗すると、入学後に馴染めなかったり授業についていけなかったりして、「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースもあるでしょう。

ここでは、志望校選びでよくある失敗を4つ紹介します。

偏差値だけで決めてしまう

志望校選びは偏差値だけを基準とせず、能力や個性、学校の環境などを総合的に考慮して決めましょう。

「その学校で何がしたいのか」「なぜこの学校がいいのか」など、目的の明確化が大切です。
偏差値は志望校選びの参考になるのは確かですが、数字だけで判断しないよう注意しましょう。

友達がいるからという理由で志望する

志望校を「友達がいるから」という理由だけで選ぶのは避けるべきです。

志望校選びは将来にかかわる重要な決定であり、友達だけを基準にすると後悔する可能性があります。

塾や先生におすすめされたところを志望する

学校や塾の先生におすすめされた学校を、そのまま志望することも避けましょう。

アドバイスを参考にしつつも最終的には本人が興味を持ち、学ぶ意欲を高められる学校を選択することが大切です。

保護者が勝手に志望校を決めてしまう

保護者が勝手に志望校を決めるのも失敗の元です。

保護者が勝手に学校を決めると、受験へのモチベーションが下がりかねません。
入学後もわだかまりを抱えたまま通学することになれば、成長を阻害してしまう可能性もあります。

子どもの意見を尊重し、話し合いながら志望校を選びましょう。

中学受験の志望校がなかなか決まらないときに実践してほしいこと

志望校がなかなか定まらない場合は、どのようにして決めたらよいのでしょうか。
ここでは、志望校がなかなか決まらないときに実践してほしい、3つのことを紹介します。

中学受験の目的を明確にする

中学受験の目的を明確にすると、志望校を絞り込みやすくなるでしょう。

受験の目的例としては以下のようなものがあります。

  • 特定の高校を目指したい
  • のびのびとした環境で中学生活を送りたい
  • 部活動に打ち込みたい

目的は志望校を選ぶうえでの軸となるため、明確にしておきましょう。

過去問の傾向をチェックする

志望校の選定において、過去問の分析は重要なステップです。数年分の過去問を解くと、その学校の出題傾向を把握でき、子どもの得意・不得意科目や対策が必要な分野も見えてきます。過去問を大いに活用して、志望校の検討を進めましょう。

さまざまな中学校に足を運んでみる

気になる中学校の学校説明会には、積極的に参加しましょう。学校の雰囲気や施設、授業内容を肌で感じられ、先生から直接情報を得ることも可能です。

また、個別に質問ができるスペースが設置されている学校説明会もあり、より有益な情報を得られる可能性があります。

中学受験の成功を四谷学院でつかもう!

四谷学院では「55段階プログラム」を導入しており、段階を追ってじっくりと学習を進められます。

また、受験のプロフェッショナルである受験コンサルタントが、いつでも相談に応じるため、安心して勉強に取り組めるでしょう。

中学受験を成功させたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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