高校の受験科目「社会」の勉強法のポイントを解説
最終更新日:2023/10/24
こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。
高校受験の出題科目の一つである社会には、苦手意識がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、暗記が中心で5教科のなかでは点数を伸ばしやすい科目でもあるため、社会が苦手だからと勉強前に諦めてしまうのは、もったいないことです。
そこで本記事では、社会の点数を伸ばしたい方向けに、社会の特徴や地歴公民それぞれのおすすめ勉強法を解説します。
目次
高校の受験科目「社会」の特徴
高校受験の社会では、地理・歴史・公民の3つの分野から出題されます。
各分野の範囲が広く社会を苦手に感じる人もいますが、ほかの科目と比べて得点しやすく、誰でも成績を伸ばせる可能性があります。
これは、ほかの科目よりも暗記だけで解答できる問題が多いためです。
これまで丸暗記で無理に知識を詰め込もうとしていた人は、勉強方法を見直してきちんと暗記できれば、点数を伸ばせるでしょう。
社会が苦手だからと、すぐに諦めないようにしましょう。
「地理」のおすすめ勉強法
地理は、地形・産業・気候などから幅広く出題される分野です。各項目を単に暗記するだけでは対応できない可能性があります。
そのため、単に暗記するよりも、国・都道府県のイメージと地形や産業などの項目を関連付けて学習するのが効果的です。
複数の事項を関連付けて覚えれば、都道府県名が書かれていなくてもほかの情報から該当する都道府県を推測でき、正解にたどり着きやすくなります。
「歴史」のおすすめ勉強法
歴史の勉強では、まず各時代の全体的な流れを理解し、その流れに沿って個々の事件や人物を覚えるのがおすすめです。
事件や出来事から派生させていくイメージで、人名や事件の名前を追加して覚えていきます。そうすることで、出来事や年号を単体で覚えるよりも、前後のつながりを踏まえて理解できます。
また、歴史上の大きな事件は漫画や映画、ドラマなどの題材として使われることがあります。勉強の息抜きなどに、歴史上の出来事をベースにした作品を見て、楽しみながら学習するのもよいでしょう。
ただし、こうした作品は事実と異なる部分もあるため、すべてを参考にしないよう注意が必要です。
「公民」のおすすめ勉強法
公民は、現代社会の特色や政治の仕組み、経済などを幅広く学ぶ科目です。
これらの要素について、まずは流れやシステムをイメージできるように、関連する用語とその働きを覚えていきます。
次に、そのシステムなどに関する細かな数字を覚えるといった流れで、勉強を進めるのがおすすめです。
公民は中学3年生から学ぶ科目のため、1~2年生から積極的に勉強する必要はありませんが、ニュースや新聞で報道されることが公民の試験内容にもつながります
そのため、1~2年生のうちから日常的にニュースや新聞をチェックしておくとよいでしょう。
高校の受験科目「社会」の勉強法全体に言えること
高校受験の社会では、グラフや資料を読み解く問題など、単に暗記するだけでは解けない問題も増えています。
そのため、一つの事柄だけ覚えるのではなく、全体の流れを把握して、さまざまな情報を紐づけながら覚えるとよいでしょう。
また、暗記した量が得点に直結するため、暗記ノートや復習ノートを作成し、同じ内容を何度も学習することも大切です。
特に、社会は出題範囲や出題形式が幅広いため、志望校の過去問を何度も解いて出題傾向をつかむことが合格につながります。
社会科目が苦手で自分一人では勉強するのが難しい場合は、塾を活用するのもおすすめです。
塾の授業では、出来事の背景や関連する事柄も踏まえてわかりやすく説明してくれるため、情報を整理しやすく、解答に必要な知識がしっかりと身に付きます。
四谷学院の個別指導で高校合格を目指そう!
高校受験の社会は、暗記がメインとなるため、暗記量に比例して高得点を狙いやすいです。
しかし、ただ暗記するだけでは効果が薄く、その事件や人物に関する情報を紐づけて覚えないといけないため、覚えることが多いです。
そのため、独学で勉強をするには苦労をするかもしれません。
四谷学院個別指導教室では、生徒1~2名に対して講師1名という形式で指導を行っています。生徒の理解度や進度に合わせて指導するため、社会が苦手な生徒も得点を伸ばせます。
また、四谷学院では個別の進路相談や志望校対策など、高校受験に関する幅広いサポートを行っています。定期テストの結果を踏まえた学習プランの提示なども個別に行っているため、志望校への合格を目指している方は、ぜひ四谷学院へご相談ください。
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