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子どもの進路に親はどうかかわればいい?パターン別にかかわり方を解説

最終更新日:2022/11/11


※この記事は約5分で読めます。

受験生の親として、子どもの進路にどこまで関わるべきか悩んでいる方は少なくないでしょう。しかし、どのように関わるかは、明確な進路が決まっているかどうかで変わってきます。また、子どもが希望する進路に親が納得できるかどうかによっても、関わり方は大きく変わってくるものです。

そこで今回は、子どもの進路への関わり方を4つのパターンに分けて解説します。
進路決定における親の役割にもふれますので、子どもへの接し方に悩んでいる方はご一読ください。

進路決定における親の役割

最初に、進路決定における親の役割を知っておきましょう。

進路決定は、将来の職業選択にも影響する重大な岐路ですが、選んだ人生を歩むのは子ども自身です。したがって、親の希望や意見を一方的に押し付けるのは、当然のことながら避けなければなりません。

もっとも、子どもの将来を心配するのは親として当たり前のことです。ときには意見が対立して、「子どもvs親」の構図になってしまうこともあるかもしれません。しかし、それでは子どもも親もつらくなってしまいます。一方で、対立を避けるために「好きなように選べばいいわよ」とするのは、親として無責任です。

子どもから進路について相談されたら、黙って最後まで話を聞いてあげてください。たとえ意見があっても、それは「提案」にとどめるべきです。そして一緒に悩み、考え、最終決定は子どもに任せてください。

「過干渉は避け、サポートに徹する」こと。それが、進路決定における親の役割です。

【パターン別】子どもの進路へのかかわり方

ここからは、受験生の親が直面することの多い4つのパターンをピックアップして、子どもの進路に親がどう関わるべきかを解説します。

進路が決まっている場合

将来やりたいことがはっきりと決まっている場合は、その夢を実現できる大学・学部を子どもと一緒に探しましょう。

ただし、同じ学部・学科でも大学によって学べる内容はかなり異なります。大学の公式サイトで履修科目やゼミなどを確認したり、オープンキャンパスの模擬授業を受けさせたりして、後悔のない進路選択をサポートしましょう。

ある程度志望校が絞り込めたら、大学の難易度や通学方法、学費なども考慮して、本当に行きたい大学はどこなのかを子どもと一緒に考えてください。

一方、行きたい大学や学部まで決まっている場合でも、視野を広げるためにほかの選択肢を提案する必要はあるでしょう。なぜなら、あまりにも早い時期に進路を決めてしまうと積極的に情報収集をしなくなり、ほかの選択肢を知るチャンスを失ってしまうからです。

将来の可能性をつぶさないためにも、幅広い選択肢から本当にやりたいことを見つける手助けをしてあげてください。

進路が決まっていない場合

将来やりたいことがはっきりと決まっていない場合は、進学後や大学卒業後にどのようになっていたいかを尋ねてみましょう。

将来像は、「海外で働きたい」「子どもと接する仕事に就きたい」などの漠然とした内容で構いません。将来がどうしても思い描けない場合は、ありえない選択肢を消去していく方法もよいでしょう。

ただし、進路選択をあせらせてはいけません。たしかに、進路を早く決めるほうが対策を講じやすいですが、あせって将来を決めてしまうと、のちのち進路変更が必要になるおそれがあります。

数多くの選択肢から少しずつ進路を絞り込み、本当にやりたいことと出会えるようにしてあげましょう。

子どもが何を希望しているかよくわからない場合

「子どもが進路の話を避けるため、何を希望しているのかよくわからない」という方もいると思います。

子どもが進路の話を嫌がるのは、親に否定されるのをおそれているためかもしれません。あるいは、やりたいことが見つからず、「どう答えるべきかわからない」という子どもも少なからずいることでしょう。

しかし、いずれにせよ一番困っているのは子どもです。

子どもが将来をどのように考えているかを知りたいのならば、まず黙って子どもの話を聞きましょう。そのうえで、子どもに意見やアドバイスをしてください。

ただし、一方的に親の意見や価値観を押し付けたり、話を途中で遮って否定したりするのは、絶対に避けなければなりません。

将来を選ぶのは、子ども自身です。希望通りの進路を選べるように、親はサポートに徹してください。

子どもの進路に納得できない場合

子どもが就職の難しい職業を目指している場合や、収入が不安定な進路を希望している場合など、親として子どもの進路に納得するのが難しい場合もあるかもしれません。

そのような場合でも、頭ごなしに否定するのはNGです。進路に関するメリット・デメリットをじっくりと話し合い、反対する理由をきちんと伝えましょう。志望する大学のオープンキャンパスに参加して、実際に学べる内容や卒業後の進路などの情報を得る機会を作るのも大切なことです。大学の難易度や関連する仕事なども調べ、ほかに選択肢がないか探るのもよいでしょう。

さまざまな情報にふれることで、子どもの考えが変わることもあります。逆に、将来への思いをより一層強くする場合もあるかもしれません。

しかし、最後は子どもの意思を尊重してください。本人は、さまざまな苦労が待ち受けていることを承知のうえで進路を選んでいるのですから、きっと後悔はしないでしょう。

四谷学院の個別指導教室は、ご家庭との連携を大切にしています

子どもの進路選択に、親が不安を感じるのは当たり前のことです。しかし、干渉し過ぎたり、あえて無関心を装ったりするのはいけません。子どもの気持ちをしっかりと受け止め、後悔のない進路選択ができるようにサポートしてあげてください。

四谷学院の個別指導教室では、ご家庭との連携を大切にしています。

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