意外と知らない?個別指導のメリットとデメリット【保護者の方に知ってほしい!】
最終更新日:2022/06/21
今回は、保護者の方にぜひ知っておいてほしい、大学受験における、個別指導のメリットと集団授業との違いをお話しします。
一般的に大学受験対策の塾や予備校を選ぶ時、集団授業と個別授業の2つの形式が候補として挙がってくるかと思います。
今回は、「集団授業か個別授業か」で迷っている方だけでなく、「集団授業を選ぶつもり」という方にも読んでいただきたい!と思います。と言うのも、それぞれの特徴を知っておけば、100%活用することができるからです。
では、まずは「個別指導のメリット」から見ていきましょう。
個別指導のメリット お子さんのペースに合わせた授業
集団授業では成績ごとにクラスが振り分けられて、授業が行われます。しかし、多くの大学受験予備校では、「志望校別クラス」や「総合成績での振り分け」がされています。そうすると、授業が難しくてついていけないとか、あるいは簡単すぎて物足りない、ということになってしまいます。ちなみに四谷学院の集団授業は、「科目別能力別授業」なので、この心配は無用なのですが、それでも、得意科目をもっと伸ばしたい!とか、短期間で苦手な分野を攻略したい!といった場合には、やはり個別指導は一気にブーストをかけられるので、おすすめしています。
個別指導であれば、得意科目はペースアップして進めたり、早くに過去問題演習に入ったり、と発展的な内容の授業を受けることが可能です。苦手科目であれば、先生からじっくりと解説をしてもらったり、自分の疑問に時間を気にせずに答えてもらったり と、確実に理解するまで時間を割いてもらうことができるわけです。
とにかく、学習分野や難易度、ペースなど、お子さん一人ひとりに最適な勉強を進めることができるということが、個別指導の最大のメリットと言えるでしょう。
個別指導のデメリット 学習計画を立てられるか
個別指導は、一人ひとりに合わせて学習を進めることができますが、ここで忘れてはいけないのは、中長期的な視野です。「今ここが苦手だから強化する」
「ここが得意だからもっと伸ばしたい」
学習の進め方としては何も間違ってはいません。しかし、大学受験においては、「志望校合格」という目標があります。その目標を達成するためには、場当たり的な勉強の仕方ではせっかくの個別指導も成果に直結させることができません。
集団授業は、年間のカリキュラムが決まっています。第1回の授業はここまで扱う、新学期にはここから始まるなど、出席しようと欠席しようと授業はどんどん進みます。そして必ず、試験までにすべてのカリキュラムが完了するように設計されています。
一方、個別指導は、一人ひとりに合わせてカスタマイズできるメリットがある一方で、学習計画もそれぞれで作成する必要が出てきます。苦手な部分は先生が時間をかけて丁寧に解説してくれたとしましょう。きちんと理解することはできますが、大学受験のスケジュール全体を見たら、「時間をかけすぎている」「他の分野で時間が足りなくなる」「次の目標が立てられていない」という事態になりかねません。
お子さんの今の学力を正確に把握しつつ、苦手としている理由、志望校の選択、学習モチベーションの維持なども含め、年間の学習計画を立てることが必須となってくるでしょう。さらに、担当する先生の力量にも左右されることもあります。
個別指導のメリットとデメリット【保護者にぜひ知ってほしい!】~まとめ
保護者の方にぜひ知っておいてほしい、大学受験における個別指導のメリットと集団授業との違いをお話ししてきました。 個別指導は「得意や苦手」がある受験生にとって、大きな効果が期待できます。 四谷学院の個別指導なら「55段階学習システム」も活用することができるので、今の自分の実力から、目標とするレベルまで確実に到達することができます。 校舎で受ける対面の個別指導、オンラインの個別指導、どちらも都合に合わせて選ぶことができますよ。詳しくは、こちら
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