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公立中高一貫校とは?特徴や倍率、試験の特徴は?

  公開日:2019/05/31


※この記事は約3分で読めます。

以前は、私立というイメージが強かった中高一貫校。しかし現在では、学校教育法の改正に伴って、全国各地に公立中高一貫校が増えてきています。私立に比べると経済的な負担が少なくて済む公立中高一貫校ですが、それ以外にどのような特徴があるのでしょうか?

こちらでは、公立中高一貫校の倍率や試験の特徴などについてご紹介します。

 

公立中高一貫校とは

公立中高一貫校には、「連携型」「併設型」「中等教育学校」の3タイプがあり、それぞれ以下のような特徴があります。

 

【連携型】

公立中高一貫校の半分以上を占めているのが、「連携型」です。原則的に通学区内の中学校に通うことになるため、中学受験は必要ありません。住んでいる市町村の中学校と各都道府県の高校が連携しあい、一つの学校として6年間の教育が行われます。学校によっては、高校に上がる前に簡単な選抜試験があるケースも見られるようです。

 

【併設型】

「併設型」では、都道府県や市の既存する高校に中学校を併設して教育が行われます。「連携型」と似た部分もありますが、中学入学時に試験を受ける必要があるのが特徴です。高校に上がる際に試験はありませんが、高校募集が行われるため、高校から入学した生徒と一緒に勉強することになります。

 

【中等教育学校】

一つの学校で6年間の中高一貫教育が行われるのが、「中等教育学校」です。中学受験が必要であり、高校募集はされないため6年間同じ仲間と勉強することになるなど、私立の中高一貫校のシステムにかなり近くなっています。

どのタイプも、前期課程と後期課程の授業内容の一部が変えられるなど、柔軟なカリキュラムを組めるのが特徴です。

私立よりも学費が安いにもかかわらずハイレベルな教育が受けられることから人気が高く、2019年度の東京都の公立中高一貫校の受験倍率は5倍を超える学校が多くなっています。

 

公立中高一貫校の入試は適性検査が重要

公立中高一貫校の入学試験は、私立とは大きく異なっています。私立の場合は、国語・社会・算数・理科などの学力試験を受ける必要がありますが、公立にはそのような試験はありません。公立中高一貫校の場合は、適性検査や作文、面接、報告書などから総合的に判断されることになるのです。

この中で特に重要なのは適性検査で、「情報や資料を読み取る力」「論理的な思考力」「必要な内容をわかりやすく相手に伝えられる表現力」が求められます。

 

公立中高一貫校の今後の展開

公立中高一貫校の受験倍率は、ここ数年の倍率を見ても、これからも高いことが予想されます。東京都立の中高一貫校の場合、ここ4~5年ほどの受験倍率はほとんどの学校が5倍以上であり、なかには10倍以上となっている学校も!

たとえば、「論理的な力が身に付く」ことで知られている、都立の名門校・東京都立桜修館中等教育学校の場合、女子の受験倍率が非常に高く、2014(平成26)年度は10.04倍となっています。

2019年4月に「大宮国際(埼玉)」「水都国際(大阪)」「広島叡智(広島)」「ふたば未来学園(福島)」が開校し、福島にはもうひとつ開校予定がありますが、倍率はかなり厳しいものとなるでしょう。

公立中高一貫校合格を目指すなら、できるだけ早くから「適性試験」の攻略を目指すのがカギといえそうです。

 

まとめ

受験倍率が非常に高く、激戦が予想される公立中高一貫校。その狭き門をくぐり抜けるためには、やはり塾に通うのがベスト。四谷学院の個別指導では、土台となる基礎を固めて、そこから知識をどのように応用させていくのか指導し、「考える力」を養っていきます。また、一人ひとりの目的に合わせてカリキュラムを作成するため、希望する中学と現在の学力レベルを照らし合わせながら学習できるのも特徴なので、安心して受験勉強に取り組めますよ(※小学生コースは4~6年対象・関東のみとなっています)。


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