新聞やマンガから得る事ができる!家庭でできる面接の練習とは?
公開日:2018/02/21
こんにちは。四谷学院の高木です。
大学や高校の受験では、テストと同じくらい面接が重要です。
面接を乗り切るための対策というのはいろいろなものがありますが、日頃からできる対策としてオススメしたいのが「新聞や漫画を読む」ことです。
ニュースに対する意見が言えるようになる
若者の活字離れが深刻だと言われている昨今ですが、皆さんは新聞を読んでいるでしょうか?
学校側は面接を通して受験生がどのような人物なのかを知ろうとしています。そのためにいろいろな質問をされますが、面接でよく聞かれるものに「最近のニュースで関心があるものはなんですか?」という質問があります。
この質問によって、ニュースを知っているかどうかだけでなく、ひとつのニュースをどのように捉え、読み解いて、自分なりの意見として話すことができるか、という部分を見ているのです。
ここで的確な意見や、人とはちょっと違った物事の捉え方を披露できたら、面接官の印象にも残りやすくなるでしょう。
新聞は隅々までチェックする
まずは新聞を読む習慣をつけましょう。
朝でも夜でもかまいませんが、とにかく新聞を広げて、いま世の中でどのような出来事が起きているのかをチェックしてください。
一面だけを読むのではなく、ニュース解説や特集記事、社説や新刊案内のコーナーなどもしっかりと読み込みましょう。
書いてある内容をそのまま受け取るのではなく、「これは全て真実なのか?」「この出来事の裏にはどういう事情があるんだろう?」といった裏側を読むクセをつけることで、考える力が養え、自分の意見にも厚みが増します。
小論文対策としても有効
新聞を読むことは面接だけでなく、小論文対策としても有効です。
面接と同じく、小論文も「社会全般の課題や問題を問う」ものだからです。
例えば大学入試の小論文の場合、「学部や学科に沿った社会的な課題」が多く出題されます。
経済学部であれば経済に関する諸問題、文学部なら文学や小説に関係するニュースなどです。
新聞を読むことによって日頃から社会情勢やトレンドに関する情報を敏感にキャッチしていれば、小論文において、何が問われているかといった内容の理解が早くなるでしょう。
また、小論文は「論理性」や「文章力」も必要ですが、そうした能力も新聞を読むことで養われます。新聞を毎日読むことで、論理的な文章を書く力や語彙力が自然と身につくでしょう。
漫画も得るものがある
漫画というと、ただの娯楽というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、自分の意識次第で、漫画からも多くのことを学ぶことができます。
例えば『ワンピース』であれば、主人公のルフィには「海賊王になる!」という圧倒的な信念があり、強く思い続けることの大切さを学べます。
また、どんなことがあっても「絶対に仲間を信頼し、裏切らない」という人としての姿勢も学べます。
新聞のように、面接や小論文対策として、即有効というわけではありませんが、人として必要な様々なことが学べるのが漫画です。
これから先の学生生活、そして大人になってからも活かせる教訓の数々を学べる漫画という日本の優れた文化に、ぜひとも若いうちから触れてほしいと思います。
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