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夏休みの宿題の定番「読書感想文」

最終更新日:2021/08/13

こんにちは。四谷学院八王子教室です。夏休み中の学校の課題は順調に進んでいますか?

八王子教室では、「あと読書感想文さえ終われば…」という生徒さんが多かったので、今回は読書感想文についてお話ししていきたいと思います。

なぜ読書感想文?

小中高問わず、読書感想文を夏休みの宿題として出している学校が多いですね。「また今年も書かなきゃいけないのか…」という声も多く聞こえてきます。

多くの学校で学年問わず宿題として出されているということは、それだけ読書感想文を書くことに意義があるはずです。

読書感想文を書くことで身につく力とは?

① 読書を通して身につく力

読書を通して国語力(考える力、感じる力、想像する力、表す力、国語の知識等)を鍛えることができるというのは一般的に知られています。しかし、読書を通して鍛えられる力はそれだけではありません。

様々な研究で読書は国語の学力だけではなく、他の科目の学力向上にも影響していると言われています。いろいろなジャンルの本を読むことで、知識が増えるだけではなく、自分が主人公の立場だったらどうするか、問題を解決するためにはどうすればよいか、といったことを考えるきっかけとなり、想像力や発想力を鍛えることにつながります。

②感想文を書くことを通して身につく力

感想文を書くことは、文章を書く練習になり、書く力につながります。それだけではありません。

ただ本を読んで終わりではなく、感想文を書かなければいけないので、自分はどう感じるのか、どう考えるかを意識しながら読むことになります。すると、今までの自身の知識や体験を振り返り、思考力が鍛えられるのです。

読書感想文作成のプチアドバイス

①本の選び方

なるべく難しい本、簡単な本という選び方ではなく、自分が一番興味を持てる本を選ぶのがおすすめです。

図書館で課題図書を見比べてみたり、あらすじや概要などをインターネットなどで見てみたり、自分に身近なものや興味がある一冊を選んでみましょう。

②読み方

本を読んでいて、印象的なところに付箋やペンなどで印をつけておき、感想を書くときに振り返りやすいようにしておきましょう。

時間に余裕がある場合は、一度目はざっと最初から最後まで読み通してからもう一度感想を書くためにじっくり印をつけながら読むのがおすすめです。

③書き方

いきなり書き始めるのではなく、先に文章の構成を考えましょう。
いきなり書いてしまうと、途中で書きたいことが変わって、もう一度書き直したり、字数が足りなかったり、オーバーしてしまったりうまくいかず、余計に時間がかかってしまいます。遠回りのようですが、構成を考えてから書き始めるのがおすすめです。

とは言っても、どう書けばよいかわからないという方もいるかもしれません。そんなときは、お手本を読むのがおすすめです。「読書感想文全国コンクール公式サイト」のホームページには、小学校低学年から高等学校の部までの賞を受賞した感想文を閲覧することができます。うまく構成が思いつかなかったり、何を書けばよいかわからない場合はぜひ参考に見てみてください。

最後に

今回は読書感想文についてお話しました。少しでも読書感想文のやる気アップにつながればと思います。
次回のブログもお楽しみに。

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