夏休みに入る前に受験生が取り組むべき勉強法について
最終更新日:2020/07/28
こんにちは、四谷学院の高木です。
皆さんは夏休みに向けてどのような準備をしていますか?
「夏休みに入ってから考えればいい」などと思っていては、夏休みを効果的に使うことはできません。
この休みの期間は受験生にとって「学力アップ」を図る大きなチャンスでもあります。
充実した夏休みにするためには、今からしっかりと準備をしておくことが大切なのです。
※新型コロナウイルスの影響で、夏期講習の開催時期や内容が従来から変更になる可能性があります。最新情報は以下のページを必ずご確認ください。
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学習計画をしっかり立てる
夏休みは「長期の休み」という感覚があるからなのか、やたらに計画が曖昧になっている人が多いものです。
ただでさえ夏休みはダレてしまいがちなのに、計画が曖昧だと効率的な勉強などできるはずがありません。
そのためにはしっかりと夏休みの学習計画を立てることが大事になるのですが、ポイントは「期間を区切り、それぞれ具体的にやるべきことを決める」ということ。
「夏休み全体の計画」「1週間単位の計画」「1日分の計画」を細かく決めます。
例えば
「夏休みいっぱいで数学の問題集を2冊終わらせる」
↓
「1週間あたり、~ページ解く」
↓
「1日あたり、~ページ解く」
と考えていくのがポイントです。
ただ、計画を立ててもなかなかその通りにはいかないものなので、一週間のうちに1日だけ、何も予定を入れない「予備日」を設けることをおすすめします。
やるべきことが終わらなかった場合、その日を使って消化すると良いでしょう。
そして、「タイトすぎる計画にしない」というのも、途中で挫折しないための大事なポイントです。
ひとつひとつ確実にこなしていくことで達成感が得られ、モチベーションが高まります。
現実的な、無理のない学習計画を立てるようにしましょう。
習慣化する
いくらしっかりとした学習計画を立てたといっても、夏休みに入ってすぐ実行できるかというと、なかなか難しいものです。
夏休みの少し前からその学習スケジュールに沿って勉強することで、体にそのリズムを覚えさせておくというのも重要なポイントです。
習慣化するまでは少し辛いかもしれませんが、それを越えればあとは楽になります。
また、朝起きてからの数時間は頭がスッキリしていて学習効果も高いので、早起きの習慣をつけておくのも効果的です。
朝の早い時間帯は家の中も周りも静かで勉強に集中できるということもあり、私も受験生の頃は早起きして勉強していました。
これは本当におすすめですよ!
苦手を克服する
夏休みは受験生にとって、苦手な科目を克服する最後のチャンスだといえます。
というのも、夏休みが終わると学校の授業などが始まり、模試も多くなり、過去問対策なども始めなければなりません。
そのため、苦手科目に多くの時間を割くということが厳しくなっていくので、夏休みまでに克服できなかった苦手科目はずっと苦手のままになってしまう可能性があります。
この時期に、無計画に知識を詰め込もうとする生徒がいますが、それは「自分の弱点」が絞り切れていないということです。
どの科目を勉強するにしろ、ピンポイントで弱点を補強することが非常に重要なのです。
なので、足を引っ張っている苦手科目があるという人は、その科目を最優先で取り組みましょう。
自分の弱点がよくわからないという人は、信頼できる塾の講師に、自分の弱点がどこで、どのような勉強をするべきかを尋ねると良いでしょう。
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