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この時期に意識すべき受験の3本柱「志望校」「模試結果」「実力向上」について

  公開日:2018/10/17

こんにちは。四谷学院の高木です。

受験対策をする上で、今は何かと重要な時期だということは、多くの受験生がわかっていると思いますが、具体的に何をしたらいいのか、今すべきことは一体何なのか、わからない人も多いのではないでしょうか。

いよいよ受験本番までの残り期間が少なくなってきたこの時期に大事な受験の3本柱は、「志望校」「模試結果」「実力向上」です。

今回はこの3本柱について解説していきたいと思います。

この時期にすべきこと

志望校を決める

気になる学校の体験授業や説明会などを通じて、志望校も固まってくるこの時期ですが、

まだ決めかねている人も多いかと思います。

志望校を固めることによって、「この学校に行きたい!」という強い気持ちを持つことができ、受験勉強の大きなモチベーションになります。

そろそろ「第1志望は●●高校」と自信を持って言えるようにしておきましょう。

その学校の雰囲気や、通っている学生の自然体の姿を見るためにうってつけなのが文化祭・学園祭です。

どの学校も、ホームページで文化祭・学園祭のスケジュールを公開しているので、興味のある学校の予定をしっかりとチェックして、手帳・カレンダーに書き込んでおきましょう。

模試結果を気にしすぎない

過去問と並んで、受験勉強に欠かせない模擬試験ですが、「偏差値」や「判定」ばかりに目を向けて一喜一憂していてはいけません。

気にしすぎるとモチベーションが下がり、これからの勉強に悪影響を及ぼすからです。

せっかく毎日努力してきたのに、それではまったく意味がありませんよね?

いつもE判定が出てしまう志望校は考え直す必要があるかもしれませんが、それ以外は少しのことで判定は変わってしまうものなので、模試結果は参考程度に考えておきましょう。

合格判定や偏差値などの基準に振り回させるよりも、「今日はやるべきことをちゃんとこなせたか?」「今月は計画通りに勉強ができたか?」というふうに自分の中に基準を持つことが大切です。

自分が立てた計画通りに勉強を進められているほうが、合格判定や偏差値よりもはるかにあてになります。

実力向上

では、模擬試験を受ける意義は何か?

それは端的にいえば、「課題・弱点探し」です。

模試の結果をしっかりと分析し、自分の弱点がどこにあるか、不得意な分野はどれか、対策が遅れている分野はどれか、といったことを洗い出すことが大事です。

どういう間違い方をしたのか、何が理解できなかったのかを正確に把握して、その範囲をしっかりと復習し、もう一度同じ模試を受けたら満点を取れるようにしておきましょう。

そうすることで、貴重な時間を無駄にしない、効率的な勉強が可能になります。

模試というのは過去の入試問題をもとに作られているので、入試によく出る問題がもりだくさんです。

 

ですから、模試の復習を完璧にこなしておくことが、この時期の実力アップのためには、

何より効果的なのです。

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