【7月の受験勉強】大学受験生が夏休み前にやるべきこと
最終更新日:2022/07/06
高校3年生の7月にもなると、多くの人が部活動を引退して受験勉強に本腰を入れ始めます。しかし、「何をやるべきかわからない」「受験勉強は夏休みにがんばるから大丈夫」などと理由を付けて勉強を先延ばしにしている人もいるのではないでしょうか。
実は夏休み直前期の7月は、大学受験生にとってとても大切な時期です。この時期に「やるべきこと」をやっておかないと、夏休み以降の本格的な受験勉強に支障が出るおそれがあります。では、どのようなことをしておくべきなのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
学習計画を立てる・見直す
まず、夏休みから大学入試二次試験までの学習計画を立てましょう。すでに計画を立てている場合でも、あらためて見直してください。大雑把な目安は以下のようになります。
- ~8月(夏休みが終わるまで):基礎固め&苦手克服に力を注ぐ。
- 9~11月:問題演習でアウトプットを積み重ね、応用力を身に付ける。
- 12月以降:本番入試に対応できる実戦力を磨き、最終調整に入る。
学習計画を立てると、遅れている部分や手つかずの部分、理解が十分でない部分が見えてきます。不安がある部分は、夏休みが始まる前までにきちんと挽回しておきましょう。
模試を受ける
夏休み前に、少なくとも1回は模試を受けましょう。模試を受けると、偏差値や現在の自分の立ち位置だけでなく苦手分野も把握できます。ペースメーカーとして模試を利用するのもおすすめです。
もっとも、模試なら何でも良いわけではありません。模試には大きく分けてマーク模試・記述模試・大学別模試の3種類があるので、志望校や学習状況に応じて受ける模試を決めてください。受けるべき模試がわからなかったら、予備校や塾に相談するのもアリです。
生活習慣を整える
部活動を引退して生活パターンが大きく変わる7月は、生活習慣を整える絶好の機会です。最低限、起床時間と就寝時間は決めておき、自分に合う無理のない生活パターンを見つけておきましょう。早めに生活習慣を整えておくと、毎日一定のペースで勉強を進められます。
「生活習慣を変えるのは夏休みでも良いでしょ?」と思うかもしれませんが、夏休み中は学校の授業がないため、生活の切り替えがうまくいきません。学校が再開する9月以降も受験勉強は続くので、夏休み前のタイミングで生活習慣を整えるほうが良いのです。
大学の入試情報をチェックする
夏休み前には、各大学の入試要項がおおむね出そろいます。第一志望校はもちろん、併願を考えている大学など受験する可能性のある大学の入試要項は早めに取り寄せて、出願要件などをチェックしておきましょう。
そして忘れてはいけないのが、オープンキャンパスの日程確認です。オープンキャンパスに参加して大学の魅力を肌で感じれば、モチベーションアップにつながります。
なお、オープンキャンパスへの参加を総合型選抜の出願要件としている大学も少なくありません。後悔しないためにも、第一志望校のオープンキャンパスには積極的に参加するようにしましょう。
夏休み前に気持ちの切り替えを!7月を上手に使って受験に臨もう
受験生にとって、夏休み前の7月は受験に向けて大きく舵を切らなければならない時期です。夏休みに入ってからでは、ほかの受験生に遅れを取ってしまいます。気持ちを早めに切り替えて、万全の態勢で天王山の夏をむかえましょう。
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