高校見学の服装、子ども・親はどうすればいい?注意点を解説
公開日:2025/09/17

こんにちは!四谷学院個別指導の古川です。
高校見学に行く際、「何を着て行けばいいの?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。第一印象は意外と大きく、服装や身だしなみは学校側の受け取り方にも影響します。基本は学校の案内(ホームページや配布資料)にある指定に従いつつ、清潔感と場にふさわしい装いを意識することが大切です。
この記事では、高校見学の際の制服・私服の選び方やNG例、「服装自由」と言われたときの考え方、保護者の服装のポイントに加え、身だしなみや持ち物チェックリストについても解説します。どの時期の見学でも安心して臨めるよう、実用的なヒントをまとめました。
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目次
高校見学の服装は学校の案内に従うのが基本

高校見学の服装を選ぶ際には、まず学校のホームページや配布資料に記載された案内を必ず確認しましょう。学校から「制服」「私服」などの指定がある場合は、それに従うことが最優先です(保護者の服装も同様)。
案内に従うことは、指示を正しく理解し守れる姿勢を示し、学校側によい印象を与えます。適切な服装は、学校への敬意や受験に向けた真剣さの表れです。案内を見落としたり独自判断をしたりせず、記載内容に沿って準備しましょう。
子どもの高校見学の服装、制服と私服どっちを選ぶ?
服装に迷った場合は、制服着用が一番安心です。制服は「学校生活への順応や礼儀」を印象づけるため、校則通りにきちんと着用しましょう。シャツのシワを伸ばす、スカート丈やボタン、髪型など細部まで身だしなみに配慮し、清潔感を意識することが大切です
「私服で」と指定されたら?中学生らしい清潔感がカギ
私服指定の場合は、中学生らしい落ち着いた服装を心がけましょう。以下、望ましい私服の具体例です。
トップス:無地のTシャツ、襟付きのポロシャツ、シンプルなシャツやブラウス
ボトムス:黒・紺・ベージュのチノパンやスラックス、無地の膝丈スカート
ワンピースでも構いませんが、柄や色が派手すぎないものを選び、全体的に清潔感と控えめな印象を意識することが大切です。
これはNG!避けるべき私服の具体例
高校見学では、露出の多いショートパンツやキャミソール、派手すぎる色柄や大きなロゴ入りの服は避けましょう。ダメージジーンズやジャージ、スウェットなどカジュアルすぎる服も不適切です。
靴は歩きやすいスニーカーが基本で、サンダルやヒールの高い靴は安全面や印象面からおすすめできません。私服であっても、全体的に清潔感と節度のある服装を心がけましょう。
「服装は自由」「普段着で」と言われたときの考え方
「服装は自由」=「何を着てもよい」という意味ではありません。「リラックスして参加してほしい」という意図であり、実際にはTPOをわきまえる姿勢が問われています。
前述の望ましい私服の具体例を参考に、無地でシンプルな、清潔感のある装いを基本にしましょう。
また、学校の特色に合わせて少し雰囲気を変えてみるのも一案です。例えば、美術系の高校なら少し個性的な色使い、進学校ならより落ち着いた配色を意識すると好印象です。
服装だけじゃない!見落としがちな身だしなみと持ち物

服装以外の身だしなみも重要です。髪は顔が見えるように整え、長い髪は結び、寝ぐせは直しましょう。爪は短く切って清潔に。靴が汚れていないか、かかとを踏んでいないかも見られます。制服・私服にかかわらず、全体の清潔感は何より大切です。
【チェックリスト付】高校見学の持ち物一覧
次に持ち物をみていきましょう。
必須アイテム
- A4資料が入るカバン
- 筆記用具・メモ帳・クリアファイル
- 上履き・スリッパ
- 靴を入れる袋
- ハンカチ・ティッシュ
- 参加票
- その他高校から指定されたもの
あると便利なアイテム
- スマートフォン(校内での使用ルールを厳守)
- モバイルバッテリー
- 飲み物
- 羽織るもの(体温調節用)
- 折りたたみ傘
これらを事前にそろえておくと、安心して高校見学に参加できます。
親の服装はどうすればいい?

高校見学では、子どもだけでなく保護者の服装も大切です。スーツほどかしこまる必要はなく、カジュアルすぎる格好も控えましょう。「きれいめカジュアル」「ビジネスカジュアル」を基本に、清潔感と落ち着きに気を配ると安心です。
父親の服装
高校見学での父親の服装は、清潔感と程よいフォーマル感を意識しましょう。
父親の服装例:襟付きシャツ、チノパン、ジャケット(夏場は不要)
Tシャツにジーンズといったラフすぎる装い、あるいはビジネススーツのようにフォーマルすぎる格好は、場にそぐわない場合があります。落ち着いた色合いでまとめ、靴やベルトも黒・茶などで統一すると好印象です。
母親の服装
高校見学での母親の服装は、清潔感と上品さを意識しましょう。主役は子どもであることを忘れず、控えめで品のあるコーディネートが理想です。
母親の服装例:ブラウス、きれいめのカットソー、膝丈のスカートやシンプルなパンツスタイル
色やデザインは落ち着いたものを選び、露出の多い服や華美すぎる装いは避けましょう。歩きやすいフラットシューズや低めのヒールを選ぶと、校内移動も安心です。
まとめ
高校見学の服装は、学校側への敬意と清潔感を意識することが大切です。制服・私服の指定がある場合や「服装は自由」と案内された場合も、TPOをわきまえた装いを心がけましょう。服装だけでなく、髪形や靴の状態など全体の身だしなみが印象を左右します。主役である子どもを引き立てつつ、保護者もきれいめで控えめな服装を選び、悪目立ちしないことが大切です。
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