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中学受験における算数対策のコツと出題傾向について解説

  公開日:2023/08/30


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

中学受験を控える受験生にとって、算数は重要な科目です。しかし、苦手意識を持っている受験生も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、中学受験の算数の特徴や頻出単元、対策などをご紹介します。

中学受験の算数の特徴

ここでは、中学受験の算数の特徴を詳しく解説します。

小学校で習わない範囲も出題される

中学受験の算数は小学校で学ぶ算数とは異なり、論理的に考えながら解く問題が出されます。

計算力や多様な解法パターンが求められるため、小学校の授業の知識だけでは対応が難しいでしょう。

配点が高い

中学受験の算数は配点が高く、受験の合否を左右する科目です。

答えだけでなく途中式や考え方の記載も採点対象になるため、十分な対策が必要になります。

誤った学習方法で頑張っても点数を取ることは難しいため、正しい学習方法で進めましょう。

中学受験の算数で特に対策が大事になる単元

中学受験の算数において、特に対策が大事な単元は、図形・割合・比・特殊算の4つです。

これらは出題頻度が高く、多くの生徒が苦手意識を持つ傾向にあります。

ここでは、それぞれの単元の特徴と効果的な対策を解説します。

図形の問題

中学受験の算数の重要な単元として、図形(平面図形と立体図形)があります。

平面図形では、内角や面積などの基本的な問題だけでなく、相似や面積比を求める問題もよく出されます。

立体図形は、苦手意識を持つ生徒が少なくありません。

立体のイメージや切断による断面を理解するためには、実際に図形を作成して自分の目で確かめるのが効果的です。

なお、問題集で演習をする際に、ノートに図形を描き写しながら解くと、図形の特徴を理解しやすくなります。

割合の問題

割合は、比とも関連する重要な単元です。分数が理解できていない場合は割合の理解も難しいため、まずは分数の問題に取り組みましょう。

割合の問題は「もとにする量」と「比べる量」を、明確に整理したうえで解くことがポイントです。

比の問題

中学受験の比の問題は、割合を理解していないと解くのが難しいでしょう。苦手意識のある生徒は、まず分数や割合の基礎を固めることが大切です。

比の問題は、線分図や面積図を描くようにすると、理解が深まります。

問題の難度が上がると、図を描かずに解答を導き出すことが難しい場合があるため、線分図や面積図を素早く描けるようにしておきましょう。

特殊算の問題

中学受験の算数では、つるかめ算や旅人算、濃度算などの特殊算が出題されることが多い傾向にあります。特殊算を解くためには、さまざまな解法を学んでおくことが重要です。

なお、入試問題では特殊算の名前は明記されません。そのため、問題文を正確に読み取り、どの解法を用いるべきかを判断する力が必要です。

旅人算や仕事算など、比例や割合の理解が必要な問題もあるため、自分が理解できていない部分をしっかりと把握したうえで対策を進めましょう。

算数が苦手な子どもが中学受験までに対策をするには

算数で高得点を狙うには、効率的な勉強が必要です。受験勉強をやみくもに始めると、試験範囲の対策が間に合わず、結果につながらない可能性があります。

ここでは、算数が苦手な受験生に向けて、算数で点数を取るための対策を4つご紹介します。

復習をして基礎を固める

中学受験の算数対策では、新しいことを学ぶよりも、すでに学んだ内容の基礎を押さえることが大切です。よって復習をしっかりすると効果的です。

学校や塾で習った内容を忘れないように、その日のうちに1回は復習し、その後も繰り返して復習すると記憶が定着しやすくなります。

特に苦手な範囲は、基礎を理解できるまで取り組み、苦手意識をなくせるようにしていきましょう。

さまざまなパターンの問題を繰り返し解く

さまざまなパターンの問題を繰り返し解くことで、解法のパターンを増やせます。

特に計算力を身に付けるには、量をこなして体で覚えることが大切です。一朝一夕では身に付かないため、毎日コツコツと行う必要があります。

わからないところは積極的に聞く

わからない部分は、学校や塾の先生に積極的に質問しましょう。

家庭学習で保護者が常に勉強を見ることは難しい場合があり、さらに学年が上がるごとに学習内容も難しくなります。

理解を深められるように「わからない問題が出てきたら、すぐに先生に質問する」という姿勢を身に付けましょう。

過去問は3年分解くのがおすすめ

算数の出題傾向は学校ごとに異なりますが、過去問を3年分解くと学校の傾向を把握しやすくなります。

過去問を解く際は、実際の入試と同じ時間と科目順で解くことで、どの問題にどれぐらいの時間をかけられるか、時間配分をつかめるようになります。

小学生が算数対策のために塾に通うのはいつからがいい?

中学受験対策の塾は、小学3年生の2月からカリキュラムがスタートするのが一般的です。

そのため、算数の対策もその時期が目安となりますが、苦手意識をなくしたい場合は、できるだけ早いタイミングで通い始めるのがよいでしょう。

また、公立中高一貫校を志望する場合は、小学校5年生頃から塾に通い始める生徒が多い傾向にあります。
具体的な目的を定めてから塾に通い始める時期を検討しましょう。

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