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中学受験に向けた塾通いはいつから始めるべき?小3スタートがいいとされる理由

最終更新日:2023/05/24


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは!四谷学院個別指導教室の古川です。

中学受験のための塾通いは、一般的に小学校3年生の後半からスタートするのが良いとされています。
将来のためとはいえ、まだ10歳にも満たないお子さんを塾に通わせることに抵抗を感じる保護者の方もいることでしょう。

しかし、「小3スタートがおすすめ」とされるには理由があります。それは塾などの都合ではなく、お子さんのためです。

今回は、中学受験に向けた塾通いを小3からスタートすべき理由を中心に、保護者の方が知っておくべきことや、入塾から中学受験までのスケジュールなどを解説します。

中学受験は小3スタートがいいとされる理由

中学受験のための塾では、4年生になる直前の冬である、3年生の2月頃から6年生の1月までの約3年間で受験への準備が終わるカリキュラムを組んでいるのが一般的です。

もっとも、入塾してすぐに本格的な受験勉強が始まるわけではありません。
小学3年生のうちは、塾の授業や宿題の量など、塾に慣れるための土台作りが中心です。

土台ができあがれば、進級して4年生になるタイミングで勉強のスイッチが入りやすくなり、受験勉強へのモチベーションも高まってくるでしょう。

また、予習・復習や宿題をこなすことも習慣として身に付いているため、それほどストレスを感じずに受験勉強に取り組めるようになります。

つまり「中学受験は小3スタートがいい」とされるのは、4年生からの本格的な受験勉強を始める際の負担が少なくなるためです。

特に、受験勉強に対して負担を感じているお子さんは、小3から通塾するとその後の受験勉強がスムーズに進めやすくなるでしょう。

小4・小5からはもう遅い?

小学校4年生や5年生で、中学受験に向けた通塾を始めるのは遅いのでしょうか。

結論からいうと、けっして遅くはありませんが、スタートが遅くなると受験までの期間が短くなります。
そのうえ、ほかの子がすでに習っている内容を家庭学習で補わなければなりません。

また、学年が上がるに従って勉強量は増えるため、小学3年生から学習リズムができている子と小学4年生や5年生から勉強を始める子では、差が大きく開きます。

お子さんの負担を考えると、中学受験に向けた塾通いは小学校3年生の冬から始めるのがおすすめです。

中学受験はどのような問題が出されるのか

中学受験を成功させるために、どのような問題が出されるかも知っておきましょう。

多くの中学受験では、4科目(国語・算数・理科・社会)の入試が採用されています。
試験では、小学校で学ぶ基礎的な内容のほか、教科書の範囲を超えた問題が出されることもあります。
学校によって出題傾向が異なるため、塾などを利用して志望校対策をすることがとても重要です。

なお、最近は教科の枠を超えた「適性検査型入試」や「総合型入試」などの新しい方式の入試を課す学校が増えています。

その他、思考の過程や意見・考えを問う「思考力入試」、プレゼン型の「自己アピール入試」、得意科目を選択できる入試や推薦入試などを導入している学校もあります。

とはいえ、新タイプの入試を狙って、早い時期から科目を絞るのはおすすめできません。選択する受験校の幅を広げるためにも、国語・算数・理科・社会の4科目を中心に受験勉強を進めていきましょう。

子供が中学受験をする間に親が知っておくべきこと

「子どもに中学受験をさせたい」と考えるなら、お子さんと二人三脚で中学受験に備えなければなりません。

まず、お子さんの気持ちを無視して、通塾や中学受験を強要するのは避けましょう。
学園祭に参加させたり過去問を解かせたりするなどして、少しずつ中学受験に興味を持たせることが大切です。
そして、中学受験について話し合う機会を設け、お子さんが興味を示さない場合は、気持ちが変わるまで待つくらいの心構えでいてください。

また、中学受験には膨大な時間と努力が必要であることも知っておきましょう。
志望校合格を叶える知識や解答力を身に付けるには、勉強時間を確保して、適切な学習計画のもとで継続的に勉強に取り組まなくてはなりません。
また、志望校に合わせて受験科目を選択し、学習を進めていくことも必要でしょう。

これらには、親のサポートが欠かせません。適切な目標設定やスケジュール管理、勉強に集中できる環境の用意などは、すべて親の役割といえます。

中学受験に関する情報収集も大切なため、学校説明会やオープンスクールには積極的に参加しましょう。
適切な学習計画を立てるには、志望校の出題傾向なども知っておかなければなりません。志望校の特徴や自宅から学校までの経路、受験のスケジュールなどを把握しておくことも大切です。

最終的に受験するかどうかを決めるのはお子さん自身ですが、志望校に関する基本的な情報は保護者の方が収集してサポートしてあげてください。

そして、お子さんの心の健康を保つことも大切です。
勉強だけでなく、運動や趣味の時間も適度にとりながら、心のバランスを保つようにしてあげましょう。
受験に向けてがんばっている子どもをしっかりと褒め、ストレスや不安を感じている様子がある場合は、気持ちをしっかりと受け止めてあげてください。

なお、中学受験には費用がかかります。可能であれば事前に塾費用や受験費用の見積もりを立て、必要に応じて家計を見直しましょう。

●3年生後半:塾を決め、2月から入塾。塾に少しずつ慣れていく。
●4年生:基礎に重点を置きながら、入試範囲の学習をスタート。
●5年生:中学受験対策が本格的に始まる。学校説明会やオープンスクールは、比較的余裕のあるこの時期に参加しておく。
●6年生夏ごろまで:受験対策問題集を解き始める。第一志望校を決める。
●6年生2学期以降:併願校を選ぶ。願書を提出し、志望校を受験する。

なお、塾によっては入塾テストがあります。
このことを踏まえると、「小学校3年生の秋頃から受験準備は始まっている」といえるかもしれません。

まとめ:中学受験は有意義なもの!四谷学院の個別指導教室は、お子さまの中学受験を全力でサポートします

中学受験は早めのスタートが断然有利です。とはいえ、中学受験を成功させるためには、お子さんも保護者の方も相当な努力が必要になります。

中学受験を決めたら、四谷学院の個別指導教室にぜひお越しください。
入試対策はもちろん、苦手科目対策や学校の授業の補習、英検や漢検などの資格試験対策にも対応します。

志望校選びや長期休暇中の学習計画など、受験に関する悩みはプロの受験コンサルタントが総合的にアドバイスを行ないます。

お子さんの中学受験は、ぜひ四谷学院の個別指導教室におまかせください。


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