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【高校受験】過去問ボロボロでも諦めない!原因と対策、残り期間で逆転する方法を解説

  公開日:2025/07/15

こんにちは!四谷学院個別指導の古川です。

高校受験が迫る中、「過去問を解いたけれどボロボロだった」と落ち込むことはないでしょうか。点数が取れないと不安になり、「このままではダメかもしれない」と諦めたくなる気持ちも出てきます。

しかし、過去問で点が取れない原因を正しく理解し、残りの期間で適切な対策をすれば、逆転合格は十分可能です。

本記事では、高校受験の過去問がボロボロの状況に悩む生徒や保護者のために、よくある原因と具体的な対策、メンタル面の立て直し方まで丁寧に解説します。

なぜ過去問の点数が「ボロボロ」になるのか?考えられる主な原因

過去問の点数が振るわないと、「やっぱり自分には無理かも」と思いがちですが、点数が伸びない理由はさまざまです。実力不足と決めつける前に、まずはどこに原因があるのかを冷静に分析することが大切です。

ここでは、過去問で点数が取れない主な理由を整理してご紹介します。

基礎学力の不足・定着度の甘さ

過去問には応用問題も含まれるため、まずは教科書レベルの知識や基礎学力がしっかり定着しているかを確認する必要があります。

英単語、漢字、公式、重要語句など、基本があいまいなままでは得点に結びつきません。また、苦手な単元が残っていると、それが失点の原因になることもあります。

問題形式への不慣れ・時間配分のミス

志望校の出題形式や傾向に慣れていないと、設問の意図が読み取れず、得点に結びつきません。また、試験時間の感覚がつかめていないと、途中で時間切れになることもあります。初見の問題に焦ってしまうのもよくあることです。

普段の学習では得点できている内容でも、形式に不慣れなままでは実力を発揮しきれないのです。

応用力・思考力の不足

基本的な内容は理解できていても、それを応用して複雑な問題を解く力が不足していると、過去問では苦戦します。高校受験の問題は単なる暗記だけではなく、複数の知識を組み合わせたり、論理的に考えたりする力も求められます。

基礎はできているのに点が取れないという場合は、応用力や思考力の養成が必要です。

ケアレスミスの多発

計算ミスや記号の間違い、漢字のとめ・はね、問題文の読み飛ばしといったケアレスミスが積み重なると、実力があっても得点にはつながりません。

この場合、本人は「できていたはず」と思い込んでいることも多く、気付きにくいのが厄介です。

見直しの習慣をつけることと、丁寧に解答する意識を持つことが重要になります。

精神的なプレッシャー・集中力の低下

「本番に近い演習だから点を取りたい」という思いが強すぎると、精神的にプレッシャーがかかり、思考が鈍ったり、焦ってミスをしたりすることがあります。

また、集中力が途中で切れてしまうと失点もしやすくなります。

緊張感をコントロールし、安定したコンディションで取り組めるようにする工夫も必要です。

「過去問ボロボロ」でも大丈夫!今すぐやるべき具体的な対策

過去問で点が取れなかったからといって、合格の可能性がなくなったわけではありません。原因が見えたときこそ、次にどう動くかを考えることが重要です。

焦って無理な勉強を重ねるのではなく、現状をしっかり見つめ直し、適切な対策を一つひとつ実践していくことが逆転合格への一番の近道になります。

分析と弱点の洗い出し

過去問を解いた後は、点数だけを見て終わりにするのではなく、「なぜその問題を間違えたのか」を具体的に分析しましょう。

知識不足、時間不足、読み間違い、ケアレスミスなど、原因を明確にすることが対策への第一歩です。

苦手な単元や出題形式をリストアップし、正解できた問題の中にも「時間がかかったもの」や「自信がなかったもの」があれば、それも見直しの対象にしましょう。

できなかった部分の基礎固めへ

過去問を通して見えてきた自分の弱点は、基礎から見直すことで克服できます。教科書や基礎問題集に戻り、苦手分野を重点的に復習しましょう。

焦って応用問題に手を出すより、まずは土台をしっかり固めることが大切です。

基本的な公式、語句、文法の理解と定着が結果的に応用力にもつながり、安定した得点力を生み出します。

解き直しと解説文の確認

間違えた問題は解説を読んで終わりではなく、理解したうえで自力で正解できるまで繰り返し解き直すことが重要です。ただ答えを覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明できるようになることが理想です。

さらに、似た問題形式や同じ単元の問題に取り組むことで理解が深まり、本番でも確実に対応できる力がつきます。

時間配分を意識した過去問演習

過去問演習では、ただ解くだけでなく「時間配分」を意識して取り組むことが重要です。本番と同じ制限時間を設け、各設問にかけるべき時間をあらかじめ決めておきましょう。

最初のうちは時間内に終わらないこともありますが、何度も繰り返すうちに適切なペース配分や解く順番をつかめるようになります

問題を解くスピードだけでなく、焦らず解き切る力も本番では大きな武器になります。

ケアレスミス対策

過去問での失点原因がケアレスミスであれば、その対策は非常に重要です。まずは自分がどのようなミスを繰り返しているのかを分析し、「ミスノート」に記録して可視化しましょう。

頻出するミスを自覚するだけでも、注意力は高まります。

また、解き終わった後は必ず時間を確保して見直しを行いましょう。途中式を丁寧に書く、指差し確認するなどの工夫もミス防止につながります。

過去問がボロボロでも、精神的に落ち込まないための心構え

過去問で思うような点数が取れなかったからといって、必要以上に自分を責めたり落ち込んだりする必要はありません。過去問は「本番前に弱点を発見するための練習ツール」です。

本番でなく今のうちに課題が見つかったことは、前向きにとらえるべきです。点数は他人と比較するのではなく、過去の自分から成長したポイントを見る指標にしましょう。

「昨日より集中できた」「苦手な問題が少し解けた」など、小さな成功体験を積み重ねていくことが、自信と前進につながります。

まとめ

高校受験において、過去問がうまく解けないことは誰にでも起こりうることです。その結果に一喜一憂せず、原因を冷静に分析して適切な対策を講じることが大切です。基礎の見直しや時間配分、ケアレスミスの対策など、一つひとつ課題をクリアしていけば実力は伸びていきます。

また、精神的に落ち込まないためにも、小さな目標を積み重ねながら自信を取り戻していくことが大切です。過去問の結果はゴールではなく、あくまで通過点ととらえ、焦らず着実に前へ進んでいきましょう。

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